むっつりなアイツ
「まさか2つも剣を奪われるとはな」
ナタネ)「奪ったというか寄こした?もらった?」
ルギ)「かけ事の勝利でもらったんじゃ。」
「しっかしこんなちんけな奴らに剣を渡したマロはただのいい人じゃな」
ペルロ)「いい人の意味もっかい調べて来いよ」
「ですがあれはもう助けようがないくらい自分に酔ってますね」
ナタネ)「もうこのまま出ちまうか。水の音辿れば抜けれんだろ」
「こっからは一本道でよいぞ」
ペルロ)「一本道?」
「あぁ。ほら」
マロは茂みを指さす。そこには白く歪に引かれた白いセンターラインが引かれている。
「そこにスタートライン引いてあるじゃろ」
ナタネ)「なんでスタートライン?しかもあれ誰引いたんだよ。線曲がってんじゃねェか」
「線引けばなんでもラインになるじゃろ」
ナタネ)「いや、正しいけどなんか違う。お前がいうとますます別の意味に聞こえる」
「もしかして赤が良かったか?」
ナタネ)「色じゃなくてもっと引き締まる線にしろって言ってんだよ」
「なんじゃ引き締まる線って。無理じゃよ。平行感覚ない」
ナタネ)「なら感覚あるやつ連れてこい」
ルギが足で線を消していく。
「ああ!何してんだお主は!」
「あ?ラインなんてこれで十分だろ」
「見えなくもないですね」
マロ)「ふざけんなお前ら!」
「ちょっと濃い土で見分けはつくだろ」
マロ)「雨降ったら終わりじゃねぇか!」
ナタネ)「ならオメェの短剣でもさしとけ」
マロ)「いや、重い話背負ってる短剣にそれやったら終わりなんですけど」
ナタネ)「オメェの手にあったら短剣もっと泣くぞ」
「なんで?!なんでマロが持ってると泣くの?!」
「重いのと重いの合わせたら鬱になるだろ」
ペルロ)「いやどういう原理?!」
「ならその余ってる剣一本さしとけ。そしたら分かんだろ」
マロ)「剣は大事に…」
ルギ)「えい」
ルギは4種の剣の一つを地面にさした。マロは剣を引き抜こうと体を逸らせる。
マロ)「ああああああああああ!!さした!この子さした!」…しかも抜けねぇぇぇぇぇ!!」
「折ればよいか?」
「折る理由ねぇだろ!何してくれてんだこの同キャラ!」
「お前と一緒にするな」
「なんだと?!」
ナタネ)「あ、これ詫びであげる。俺もう読んだから」
ナタネが胸元から出したのはキレイな胸のでかいお姉さんの雑誌。
「人ってここまで胸が大きくなるんですね」
ペルロ)「シャルもエロ本に興味が」
「残念ながらありません(食い気味)」
マロは本を見た瞬間、雑誌を握りしめる。
「…まぁ…マロの趣味だから……」
ナタネ)「意外とむっつりだったのか」
「勘違いするんじゃないぞ!仕方なくもらってやってるんだ!」
4人)「ちょろい」




