表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/75

森へ

そこに存在していたはずの王国は跡形もなく消えていた。

ナタネ)「進むしかねぇのはわかってる。だが…ここまで足が竦んじまうんだな」

ルギ)「救えなかったのはわしの実力不足もある」

ルギ:(あの時、わしは魔力を全神経から出して挑んだ。だがあの指一本で抑えられてしまった。実力差でわかる。あの余裕の笑み。とても人間業だとは思えなかった。…わしは、まだ……弱いということか)

相手イルドは人間でしたよ。それもどこか迷っていたように見えました。」

ペルロ)「それはどこで感じたんだ」

「言うならば、指を添えるときに。一瞬だけ。本当に一瞬です。体がよろけていました」

その言葉にナタネたちは驚きを見せる。

「…イルドさん……相当無理をしていたのではないでしょうか。階段を降りてくるときも、歩幅が少し短いように感じました」

ナタネ)「……なぜ上から見上げていたアイツが出てこなかった」

「…それは本人に聞かないと。僕でもわかりませんよ。……足を進めましょうか。ここで濁っていては約束を果たせません。……あなたの足が竦んでも、僕たちが代わりに背負っていくこともできますよ」

「…馬鹿言うな。俺が約束したんだ。俺が行くんだよ。足が竦むなら引きずってでも行ってやる。」

「…あなたはやはりそれぐらい粘っこくないと困ります」

ナタネの意志に皆がついていく。

「ならまずは新しい仕事でも探しますか」

「おい、こんなとこあったか?」

ルギが指を指したのは深い森。

ペルロ)「あったんじゃないか?よくは知らんが」

ルギ)「…この森通らないと次のとこ行けないんじゃないか?回り道を見ても、魔法を使ったとしても1か月かかるぞ」

「通る他なさそうですね。魔物は…いないことを願いながら進むしかないようです。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ