未来と相手
「戻りました」
ダールの声が城に響く。数秒後、天井から3本のナイフが降ってきたのは罠だったのかもしれない。
ダールはミョムを抱き上げて素早く後ろへ身を退いた。
「ダメじゃ~ん!勝手に抜け出しちゃったら!」
ダール)「ウォナ様…」
ミョムはダールの腕から跳んで、その地に立った。ウォナはミョムの前に立つ。
「…本当に飽きないよね、そんなに嫌なら、なんで連れ戻すのかな」
「そうだねぇ、未来が見えるなんて、そんな都合がいいこと俺達にはできないから?」
「あっそ、神様は振り分けが下手糞だよ、この能力は良いことばかりじゃないんだ」
「そうなんだ~、俺には羨ましいくらいなんだけど」
バチバチといがみ合っていれば、聞いたことのある声が耳に届く。
イルド)「これは、また随分と目つきが悪くなったね」
エルド)「いたいた!探してたぞ、どこに行ってたんだ?」
ミョム)「お前たちの興味のないところだね」
グリズ)「……次の戦争は…いつだ」
この国の未来。それを見れるのはミョムにしかできない。
ミョム)「…何日かは不明だ。だが次の戦争は必ず命を落とす」
ダール)「そ、それはどういうことですか…?」
ミョム)「どうもこうもない、そのままだ、これはただの見えてる未来だ。変えることができるのはお前たちの武力にかかっている」
イルド)「相手は知っておいた方がいいね」
ミョム)「知らない4人組だよ」




