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名前と言葉遣いは難しい

もくもくと炊き上がる煙。赤い炎に照らされたナタネとルギの顔はどこか引きつっていた。どこか重い沈黙の中、パチパチと木々は焼かれていく。その時口を開いたのはナタネだった。

「…いや、あの、商品は商品でも、ま、まだ会計もされてない商品だとは知らず…その…値札が張られていた…のは、知りませんでした…」

「お、同じくです……いや、でも、投げたのはコイツなのでわしは関係ないというか!」

その時ナタネはルギと組み合戦が始まった。

「あぁ?!ふざけんじゃねェぞテメェ!協定がなんとやらッて言ったんだから共犯だろうが!」

「共犯だと?!大体果物はお前に降りかかってきたんじゃろ!その時点で拾ったのも投げつけたのもお前なんだからわしには関係ないじゃろ!」

「ふざけんな!何抜かしてんだテメェ!テメェがあそこにトまらなければ、こんなコトなかったんだ!ほぼ十割オメェがわりぃだろうが!」

「なんじゃと?!貴様がわしの杖を引っ張ったからわしがこんなに疲れたんじゃ!わしは0割じゃ!引っ張っていなかったらトまることもなかったというのに…!」

「あの…」

「大体なんだそのキャラ、一人称決まったと思ったら今度は性別問題か?!」

「今キャラ関係ないじゃろ?!大体お前もなんだ、パーカーって!主人公ならもっとかっこいい奴がよかったわ!」

「あの」

「あぁ?!大体これはテメェがクリーニングしたヤツだろ!なんでクリーニングしたもの着なきゃいけねぇんだ!オメェはどっちなんだ?!男なのか!女なのか!」

「どっちでもええじゃろ!夢を持たせろ!これでガックリされたらファンが減る」

「聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

真っ暗な空に響いたツッコミは星になって消えていった。

「聞こえてます?!俺の声!」

ナタネとルギはさっきのことがなかったかのようにコソコソと話し始める。

「え、何コイツ、俺っていたよ。まじかよ、妥協してくれよ…こっちだって俺キャラなのに…」

「そうじゃな、せめて名前呼びとか…しかもまだ出てきて2話目なのに何?コノ持っていかれた感。ムカつくんですけど。何目立ちゃって、恥ずかしいわ…」

「あの聞こえてるんですけど」

「しかもこうなったらどうするよ、誰話してるかわかんなくなっちゃうよ?俺と商人被っちゃうヨ。タダでさえ、状況書くの嫌いな作者なのに。」

「ホントだよね、もうちょっと妥協してほしいよね」

「あの、だから聞こえてるんですけど」

ナタネはペドロの方を向く。

「あ、いやごめんね、別に君をどうーこー言ってるわけじゃないんだよ」

「言ってますよね、完全に俺のこと言ってるよね?」

「あ、なら、ナタネ)ペルロ)でいいんじゃない?それなら全然大丈夫じゃない?」

ペルロ)「何キャラの相談してるんですかってええええ!?もうついてる?!ついちゃってるゥゥゥ?!」

ナタネ)「これでキャラがかぶっても大丈夫だろ」

ペルロ)「こんなんグダグダやってたら話進まねーわ!」

ルギ)「あ、でも名前長くなったらどうするんじゃ」

ナタネ)「そこはもう、略して書く。たとえば、ペ)とか」

ペ)「結局俺なんでもいいじゃねーか!!」


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