表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/75

名前と対して中身が合わない

ナタネとルギはギルドに居座っていた。

「これからどうするんじゃ」

「何が」

「何がって、依頼がなければ通貨さえもらえぬぞ」

「…今探してんだろ、お」

「エロ本を読むな」

その時、ギルドの主人に話しかけられる。

「おい兄ちゃん、ちょっと頼みごとがあるんだが、まかせてもいいか?通貨は魔法で振り込んでおくからよ」

「……長くなりそうだからパス」

「おい、チャンスじゃぞ、これもしかしたら就職ってことに…」

ナギの言葉にナタネは主人の手を握る。

「いやぁ、おとうさんよろしくお願いします!」

「変わりすぎじゃろ」

「そうかそうかよかったよ、引き受けてくれて。実はコイツなんだが、ちょっとうちの方で追っていてな」

主人の手から渡された紙は手配書。写真に乗っている人物に息をのむ。

「おいコレ昨日のヤツだ」

「あぁほんとだ」

「兄ちゃんまさか知り合いかい?」

ナタネは手配書をぐしゃぐしゃと丸める。

「お、おい何するんだ!」

「コイツの依頼は既に受けてる」

「え」

ナタネはそういって椅子から立ち上がる。

「で、コイツがどうしたんだ」

「あぁ、実は金の流れがこいつらの方に流れてるっていうことがわかってな、闇金って類らしくてな……ポリ公にも目をつけられてるが足取りが不明っつーことになってて、ちょうどよく就職活動しようと来ていた小僧から兄ちゃんのこと聞いてよ」

「あのガキ…まぁいい、こっちで片すから」

「ほんとか?!」

「金は手配書の5倍で」

ナタネとルギはギルドを出た。

「あーあ、どこにいるかもわからんやつを探すのか。あのケーキ屋にでも行くか?」

ルギが提案すればナタネはだるそうに空を見上げる。

「いや、必要ねェよ、もうポリ公に話が回ってるってことはそこも潰れてんだろ、やっとこの町から出られるんだ、冒険はこれからだァ!」

「打ち切りの最終回って感じを出すな。誤解されるじゃろ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ