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セナンクールの言葉。(病状進行を肯定する言葉)

いろいろと心のダムが決壊した……

・人生をあきらめる名言


『生を棄てて逃げ去るのは罪悪だと人は言う。

 しかし、僕に死を禁ずるその同じ詭弁家(きべんか)が時には僕を死の前にさらしたり、死に(おもむ)かせたりするのだ。

 彼等の考え出すいろいろな革新は僕の周囲に死の機会を増やし、彼等の説くところは僕を死に導き、または彼等の定める法律は僕に死を与えるのだ。』

[エティエンヌ・ピヴェール・ド・セナンクール]

(フランスの作家・モラリスト、1770~1846)


 これ……今の私には実感であり、諦めの局地を肯定して、『やりたいなら、それを成していいよ。』って言ってくれてるように響く。


 だってそうじゃないか……。


 例えば、チェルノブイリの原発事故で、人権が希薄と言われていたソビエトでは年間被曝5ミリシーベルト以上で強制移住なのに、日本では4倍の値である年間20ミリシーベルトでようやっと、避難の選択肢を持ちかける。

 以前、秘書の面接で会話を交わした、桜田義孝オリンピック担当大臣は、

『東北で今後発生するだろう、放射能被曝によるガンの対策に大学病院などを建てないのか?』という私の質問に、

『福島・東北で(ガンなどの発生は)20年は先でしょ?』……と、言ったように、国は問題を先送りで――目の前のオリンピック・万博というお祭りに没頭せよ。

 その様にのたまって、先を考えない。


 または、資源エネルギー庁の官僚・中野とか言う言論人気取りは

『日本人は冷酷で、身勝手で、利己的で、現状の分析もちゃんと出来ない民族。さらに東日本大震災では偽善が加わった』

出典:YouTube【日本人がいかにダメかを真正面から見据えよ!】

 ――この様に国家指導者たちのことを事を言っている。


 しかし、資源エネルギー庁の官僚として、原発について言えば『原発を地震が襲うのは確率が低いんだから動かしていい』……と、立場変われば公益に見えて、己の仕事の肯定に傾く。

 ……なるほど、マグニチュード8レベルの地震が襲って壊れない。……更に、対策を打っている。そう言えるならば、原発稼働。ありだろう。

 だが、地震が襲う確率が低いというので対策を打たずに動かすなら、それは責任の放棄だ。

 そして、地震対策など原発は大してしていない。大凡マグニチュード6後半を超える……7以上の地震が直撃すれば、持たないと経産省・電力会社は認めている。

 まさしく、自分の関わった仕事、省庁の利益だけで、彼自身が言っているように『冷酷で、身勝手で、利己的で、現状の分析もちゃんと出来ない』……その程度で判断している。

 ……おそらく、事が起きて、その地域が閉鎖されても『運が悪かった』とでも言って逃げることだろう。クズにすぎない。


 原発だけではない。最近では、水道民営化もそうだ。

 前のことで言えば『最低限これだけの職能・機能を持たないと会社は事業を行ってはダメだ。』と定めていた規制を破壊した構造改革。極めつけがTPP。増税。

 他人をとやかくいいながら……人の懐に手を突っ込みながら、『民間の力』などと言って、民を投げ捨てて来ているのが、この30年……少なくとも小泉内閣以降で続いた流れだ。


 何のことはない。時折スローガンで『自殺の撲滅』などと詭弁いいながら、政治家・官僚・マスメディア。彼らは庶民を殺しに来ている。そのくせ自分自身は大事だと守っていやがる。


『彼等の考え出すいろいろな革新は僕の周囲に死の機会を増やし、彼等の説くところは僕を死に導き、または彼等の定める法律は僕に死を与える……』


 この言葉の通りじゃないか。……生を棄てて逃げる。それのどこが悪い?

 ニュースだのを見るたびに目にする、したり顔、ドヤ顔、得意顔を浮かべながら自説を唱え、一方では安住の中で世の中を憂いているような、偽善者には反吐が出る。

もう、国は、世の中はダメだ。私自身も……ダメかもしれない。

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