魔法感覚についての詳細レポート
魔法感覚とは一般的に個人の使える魔法の属性を指し、多い程様々な魔法を行使することが出来るが、その多さは当人の魔力には関係なく、魔法感覚が多いが魔力が低い人物もいる。
生まれつき得られる魔法感覚は一般的に1つか2つ。
天才と呼ばれる者は4つや5つ持ち生まれてくる事がある。
後天的に魔法感覚を得ることも可能だが1つ得るのに数年かかるうえ、元々持っていた魔法感覚に悪影響を及ぼすこともあるためあまりやる者はいない。
元々魔法感覚は属性のみを指す言葉ではなく、使用できる魔法の形質なども含む言葉だったが、時代と共に属性のみを指す言葉へと変わっていった。
ここでは本来の意味を含む様々な魔法感覚について説明する。
・属性
魔法使いの使える属性のこと。
広く魔法感覚と言われるとこれの事を指すことが多い。
名前に属性を表す文字が入っていたり、生まれた地域の自然環境に左右される傾向がある。
その他特徴は上記参照。
・形質
使用する魔法の形状のこと。
属性と違い生まれた時は所持しておらず、成長と共に身につけるもの。
覚えるのは比較的簡単で、作りたい形状の物を理解出来ればよい。
その形状について深く知れば知るほど魔法の完成度も上がる。
・異質
上記の2つに当てはまらない特異な魔法感覚。
得られる条件も特殊でいづれも簡単なものではないが、その効果は強力なものが多い。
[神性]
代表的な異質。
その名の通り神の力を行使する事が出来る。
神性を持った者の魔法は神力が宿り、普通の魔法では完全に防ぐ事は出来ない。
神性を得る条件は以下の通り。()の中は得られる神性の強さ。
・名前に神の名前が入っている。(極弱。正し歴史ある名前なら強力な場合もある)
・特定の神を信仰しており、偉い立場にいる。(中)
・神の存在を確認した。又は交信した。(中)
・神と契約する(大)
その他にも星や龍の力など様々なモノが存在するがいずれも詳細不明である。
上記が現在判明している魔法感覚の全容である。
新事実が明らかになり次第、追って記述するものとする。
魔王国幹部統括 マーレ




