表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/27

食べ物求めて降り立った星(冷蔵庫)で、食べ物になるかも知れない二人は、光源を失いにっちもさっちもいかない子猫。

「とりあえず出口さがそうよ」

「そうね」

とは言えいつ襲われるかわからない不安と、恐怖は体力を余計に奪う。それに腹ペコちゃん。

食べ物求めて降り立った星(冷蔵庫)で、食べ物になるかも知れない二人は、光源を失いにっちもさっちもいかない子猫。

「とりあえず出口さがそうよ」

「そうね」

とは言えいつ襲われるかわからない不安と、恐怖は体力を余計に奪う。それに腹ペコちゃん。


「もうダメー! 歩けない!」

「情けないなあ、ぼくだって力使えないんだよ?」

「私は女の子なのよ!」

ルージュはダウンした。立て! 立つんだぞぅ!

「じゃあ先行ってるね」

「待ちなさいよ!」

「まだ元気あるじゃん」


キラッ。


「あ、光だ!」

「本当だわ! 行きましょ!」

遂に出口を見つけた二人は疲労の披露もなく走って行く。

「あぶない!」

バスターが止まる! 十秒程遅れてルージュ。馬連1ー2。

「なによ!?」

「穴が空いていてこれ以上進めないよ……」

「そんなあ……」

すると光の方向から声が。

「オメェたづ、何してるだ!?」

「私達はスクイズさんに言われてここを通らせてもらっているの! 食材だってもらえる約束なんだから! あなたこそどこの誰よ!?」

まだ相手の姿が見えないが、子供だということは声からわかる。

「おらか?おらは【スライダー・スオトルト】イフリートとの契約者だぞら!」

どこかで聞いた名前だ。

「ライダーくん?ん?スクイズさんの名前って、バスタオルくん【スオトルト】だっけ?」

「どうだっけ?」

「ん?今、スクイズさ言っただか?スクイズは兄貴だぞら!」

「やっぱり!」

なんと、スクイズの弟に出会った。イフリートの力により光を作り出していたのだろう、なんたって恒星は炎で明るく照らしている。ならば、炎の力で光も作れるわけだ。多分。

「私達、貴方に会いに来たのよ!」

「んだか?」

「弱いからしゅぎょーに連れていく約束をスクイズさんとしたんだよ」

「おら、弱くねぇだ!」

ここで、ルージュがかまをかける。

「あら、そうかしら?じゃあ、怪物の一匹や二匹やっつけられるかしら?」

「むむむ、おらを甘く見てるだな?よーし待っとれ! 冷蔵庫で一番上手い怪物の肉で焼き肉おごってやるだら!」

そう言ってスライダーは飛んで行った。

「これで食べ物が向こうからやって来るわ」

「えっ?なんで?」

ルージュは説明した。自分の頭がいいと自慢したかったからだ。

「むむむ、おらを甘く見てるだな?よーし待っとれ! 冷蔵庫で一番上手い怪物の肉で焼き肉おごってやるだら!」

そう言ってスライダーは飛んで行った。

「これで食べ物が向こうからやって来るわ」

「えっ?なんで?」

ルージュは説明した。自分の頭がいいと自慢したかったからだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ