共闘
惑星冷蔵庫にレタス星人が! しかもかなりの数来ている。狙いはやはり、ルージュか?
惑星冷蔵庫にレタス星人が! しかもかなりの数来ている。狙いはやはり、ルージュか?
「戦いの邪魔だ! 失せやがれ!」
「(ぼくを追って来た?違う。多分ルージュだね。そしたら、もうルージュは捕まったかも?いや、捕まってないからぼく達に来てるんだ!)」
「アイツハドコダ?」
レタス星人の代表か、一人がバスターに聞いてきた。
「(やっぱり!)、お前達なんか消えちゃえ! ウンディーネプロトコルナリタリコン!」
……。
「あれ?」
どうやらバスターは力をスクイズとの戦いで使いきったらしい。頼みの綱は当然……。
「ねぇ! 君! さっきやったみたいに火で蒸発させちゃってよ!」
「あ?ああ、アレか、アレは一度やるとしばらくできねぇ」
「そんなぁ」
頼みの綱もどうやら力が弱まっているらしい。
「アレはできねぇ。アレはできねぇが、お前、爆発に巻き込まれて死なないか?」
「え?」
どうやらスクイズにはまだ手があるらしい。爆発とか。
「イフリートプロトコル……」
「サッキカラナニヲ!」
レタス星人が怒り始めた。
「……ナ・ンデ・ヤネン!(水素よ集まり弾けろ!)」
バババ、ボワー!
辺り一面が吹き飛んだ! スクイズはやはり水素を使って大爆発を起こした! 少しの炎ならまだ使えたみたいだ!
「すごい……。ぼくなんかよりレベルが違う……」
「へっ! どんなもんだ!」
「ウゴクナ!!」
「あ?」
レタス星人の生き残りが首を絞めているのは、ルージュだ!
「バスタオルくん、助けて!」
「あちゃー」
「誰だあの女?けっ、結構可愛いじゃねぇかよ、おい!」
苦悩するバスターに、余裕のスクイズ、後がないレタス星人、人質のルージュ。これでは手出しはできない。いや、待てよ?
「ば、バスタオルくん、私に構わずやって。レタス星人は、じ、人類を滅ぼすつもりだから、わ、私はどうせ殺される」
「ヨケイナコトヲイウナ!」
ググ!
「うっ!」
ルージュの首をギュッと強く絞めた。
「どうしよう……」
「なあに、簡単だろ?イフリートプロトコルナンデヤネン!」
「コ、コレハ?」
レタス星人は95%が水分だ。スクイズはレタス星人の水素を抜き取っている。萎んでいくレタス星人。遂にルージュの首から手が外れた。
「げほっ! もう! バスタオルくん何してるのよ! それとこの【全裸男】誰よ!?」
そう。スクイズは全裸だ地球人と違ってちんちんはないが、骨格からして男なのは一目でわかる。
「げほっ! もう! バスタオルくん何してるのよ! それとこの【全裸男】誰よ!?」
そう。スクイズは全裸だ地球人と違ってちんちんはないが、骨格からして男なのは一目でわかる。