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宇宙へ

なんと! レタス星人が来ている。

「流石にここは見つからないでしょ(笑)。発信器でもない限りね(笑)」

「……」

なんと! レタス星人が来ている。

「流石にここは見つからないでしょ(笑)。発信器でもない限りね(笑)」

「……」

「なに?バスタオル君?」

「あのさあ」

バスターは不思議そうに指差す。

「その頭の帽子は何なの?」

「帽子?帽子なんて被ってな、あ!」

これは?

「は、発信器だ……。いつの間に……」

「へるめっととった時にびよよーんて伸びたよ」

事前に仕込まれていた。そうとも知らずにルージュはパーティーの帽子みたいなデカイ強力な発信器をつけて歩いていた。ルージュは髪の毛が数本抜けるのを気にせず無理やり取って踏みつけた。

「なんでもっと早く言ってくれなかったのよ!」

「地球人のファッションかなって」

確かにバスターは耳が地球人とは違うし、服も素材が分からない。バスターから見たら地球人が頭になんかつけていてもおかしくないと思ったわけだ。

「あ、でもこっちにはバスタオル君がいるから気にしないでいいか! それじゃ……って私達何を目的にこの星を歩いていたんだっけ?」

「君のお家を直す為でしょ?」

「あ! そうそう」

「でもその前に、僕の服をてにいれたいな」


バスターの服はある動物の皮だ。しかし、バスターは無駄な殺生はしない。その動物の死体から剥ぎ取る。

「できたっと!」

「器用なものね」

「へへー、そうだ! 地球に行きたいんだよね?」

「そう……だけど?」

「行こう!」

「へ?」

バスターはコックピットに乗り込むとスイッチを入れた。「目標、地球!」と言うと「ラジャー」とどこからか返答が有った。そして、丘は隆起し、陸から離れ土が落ち、宇宙船が現れた!

「やっぱり!」

その宇宙船はエイのような形をしておりコックピットがむけだしだ。レタス星人はそれに気付き重力をかけ宇宙船を引き戻そうとするが、宇宙船はふっきってあっという間に宇宙まで出た。

「暗いね」

バスターが言う。

「宇宙よ」

ルージュが答える。

「あれ?何で呼吸できているのかしら?」

戸惑いルージュ。

「水で膜を作ってあるよ、なんせ家だもん!」

自慢気バスター。

「これ家じゃないわ、宇宙船よ! 動力は何かしら?」

「知らない」

ルージュが気付かない程の薄い水の膜、それが二人の命を繋いでいた。しかし、動力は不明。地球に着く前にどこかの星で水の【補給】をした方がいいだろう。二人は海が星の表面ま七割を占める星を見つけて降り立つ。

ルージュが気付かない程の薄い水の膜、それが二人の命を繋いでいた。しかし、動力は不明。地球に着く前にどこかの星で水の【補給】をした方がいいだろう。二人は海が星の表面ま七割を占める星を見つけて降り立つ。

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