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魔女伝  作者: 倉トリック
魔導兵器編
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兵器

 ジャンヌ達よりも先に南に訪れ、なんなら異端狩りと一戦交えた後、ジュリアは一人、何もない荒廃した街の中で佇んでいた。


 今回の目的は、本当にいつもと違う。騎士団を壊滅寸前にまで追い込んでしまったのは、ランスロットに形代の案山子を渡した、ジュリアの失敗でもある。


 直接手渡したわけではないが、人選ミスだったとしか言いようが無い。本当は、ジャンヌ達の仲間になってもらうつもりだったのに、思いもよらぬ強敵となってしまった。


 今回は、だから、その件へのせめてもの罪滅ぼし。


 七つの魔法を一つだけ回収してあげよう、という事である。


 しかし、ジャンヌ達との直接的な接触は一切禁じられている(余計な戦闘になる可能性があるという、ペリーヌの判断である)。


 つまり、ジャンヌ達がここに辿り着く前に魔法を回収して、バレる事なく彼女達に届けなくてはならない。


「疲れるなぁ、力仕事は苦手なんだけど」


 普段なら絶対にこんな事しない。しかし、他ならぬペリーヌの頼みとなれば、断る理由などどこにも無くなる。


 それほどまでに、ジュリアにとって、ペリーヌとは絶対的で圧倒的な存在なのだ。


 彼女がいなければ、今頃、いや、もっと昔に、自分は死んでいたのだから。


「だとしても、疲れるものは疲れるよ、ひとり言も多くなるし…はぁ、年取ったなぁボクも」


 やれやれと、軽く肩を揉んでから、作業を再開する。


 ここにある魔法は、かなり特殊なものである。


 どういうものか、実物を見た事は無いが、なんでも対魔女用に作られた、兵器だとか。


「それを動かすのにだって魔法を使っていたらしいけど…矛盾してるねぇ…ああ、いや、矛盾してるのは…そもそもそれを作った彼女の方か」


 かつてこの地には、一人の魔女が住んでいたそうだ。


 彼女は、魔女の身でありながら、酷く魔女を憎み、恨んでいたのだという。

 そんな彼女の憎悪に応えるかのように、彼女が持っていた特異魔法は、魔女にとって脅威的な能力だったのだが、彼女はそれだけでは満足していなかったようだ。


 魔女をこの世から完全に抹消する為に、兵器を作り出したのだ。


 何人か人間を拉致し、その製造を手伝わせたという話も聞く。


「彼女にそんな知性があったとはねぇ…」


 ジュリアは次から次へと廃墟を探索しながら、彼女の事を思い出す。


 かつて『最後の魔女狩り』に参加し、敵も味方も関係無く無差別に暴れまくり、混乱に陥れた最悪にして災厄のイレギュラー。


 魔女殺しの特異魔法『魔獣化』を持った異常な魔女。


『皮剥の魔女』マリ・ド・サンス。


 ここは彼女の故郷なのだ。


「ここが過疎った分かりやすい理由だね、そりゃ危険だよ、あんなもんが側に居たらおちおち昼寝もできやしない」


 見た目こそ五、六歳の幼い少女だが、その身の丈程ある巨大な鉤爪がまず出会った者を戦慄させる。そして、一切表情を変えず、その二つ名の通り、彼女は襲った相手の皮を剥ぐ。


 生きたまま、果物の皮でも剥くように。


 彼女が生きていたら、ジュリアだってこんな所に一人では来なかっただろう。酷い話かもしれないが、死んでくれていて本当に良かったと思っている。


「流石のボクもタダじゃ済まなかったんだろうな、もしかしたら死んでたかも…」


 そんなマリが、生前残した兵器。それが、今もなお動いているとの事だ。


「魔女は死んだのに、魔女が作った…魔具? なのかな? だけが動いている…七つの魔法臭がプンプンするよね」


 まぁ、実際にあるのだが。


 しかし、その痕跡がまるで無い。


「どこで作ってたのさ…ほんと、足疲れる」


 ジャンヌ達が来る前にさっさと片付けたい、なのにその兵器とやらが何処にも無い。


 対魔女用に作られた兵器ならば、魔女である自分に反応して襲いかかってくると思っていたのだが、甘かったようだ。


 こうなってくると、地道に歩いて探すしか無い。厄介な事に、それっぽい廃墟がいくつもあるから困る。


 最強魔女の一角であるジュリアだが、体力や筋力は一般的な少女に比べてかなり劣っている。何でもかんでも魔法に頼り、自分で動くなんて事をほとんどしないという怠惰な生活が、今ここで祟っている。


「というか、その兵器とやらがどんな見た目してるかすら知らないのに…もし無冠城みたいに、建物系だったら、見落としてる可能性とか大なんだけど」


 流石のジュリアも少し焦ってきたようだ。


 もう一人ぐらい手伝いが欲しい。それこそ、そもそも七つの魔法なんていうものをばら撒いた張本人ではあるが、ケリドウェンが居たらかなり作業も楽になっていただろう。


 なんせ状況に応じて、その都度特異魔法を変えれるのだから、探し物を見つける事ぐらいお茶の子さいさいだっただろう。


「もー、ケリドウェンの奴ぅ…何死んでるのさぁ…先輩にこんな迷惑かけて…ほんと世話のかかる可愛い奴だなぁ…」


 思えば彼女との付き合いも長かったな、とジュリアは思う。


 あの日、大勢の人間達(くずども)に囲まれたケリドウェンを助けた時の事を、ジュリアは今も鮮明に覚えている。


 あの目、絶望しきって、呼吸すら忘れ、灰色に濁った死んだ目。


 自分も、こんな風に見えていたのか、と、まるで鏡を見ているような気持ちになったのを、今も思い出す事が出来る。


 あの日彼女を『反乱の魔女』に引き入れたのは、正解だったのか、間違いだったのか。

 いや、勿論、それを最終的に決めたのはケリドウェン本人なので、気にすることでも無いし、そもそもジュリアは気にしていないのだが、なくすには惜しい人材だったと、感傷に浸る日がなくは無い。


 特にこんな日、一人で淡々と作業をこなす日には、ふとそういう思考になる事がある。


 何だかんだで、自分はさみしがり屋なのだろう。


 除け者にされ続けて、それに慣れたから、自分から関わろうとはしないくせに、仲良くなったらずっと関わっていたい。


 随分面倒くさい女になってしまったものだ。


(面倒くさい女になった…ねぇ)


 まるで最初は違うかったみたいな言い方だ。


 ボクはボクだというのに、成長しないはずの魔女が、変わったとでもいうのか。


 何か影響を受けたとしたら、間違いなくペリーヌだろう。


 やはり彼女は偉大だ。少なくともボクの中では、彼女を超える魔女はいない。


「…っていうか本当に見つかんないっ!」


 もう中心部にまで来たはずだ、だというのに、なんの進展も無い。人の気配が無いのは勿論の事だが、ネズミ一匹も居ない、特別な魔力を感じるわけでもなければ、結界に足を踏み入れてしまったような感覚も無い。


 ここにはもう何も無いとでもいうのだろうか。


「あー、もおー…間に合わないかもなぁ、コレ」


 ジュリアは、丁度良い所にベンチがあるのを見つけ、そこに腰を下ろして考える。


 さて、どうしたものか。


「考えられる可能性は…そうだな、そもそも情報が間違えてたとか?」


 この国が過疎化しているのは、もっと別の原因があって、マリ・ド・サンスは関係無い、とか。


「もしくは、もう既に誰かが回収したか」


 これは正直、あまり有り得そうに無い可能性だ。どんぐりじゃないんだから、そう簡単にホイホイ取れるものでは無い。


「後は…やっぱりボクの探索不足?」


 見落としてしまった、もしくは、まだ見つけていない。


 かなり困った、のんびりしている暇は無いというのに、半日ほど探して収穫ゼロというのは、かなりペースが遅い。


 中央支部からここまで、どれぐらいかかるだろう。早ければ、もうジャンヌ達は出発しているはずだ。


「いっそ向こうから来てくれれば楽なのになぁ…」


 というか、動いている魔女兵器なんだから、向こうから襲ってくるのが自然な形じゃないのか。


「…?」


 一瞬だったが、妙な感覚がジュリアの頬を撫でた様な気がした。


 魔力では無い、もっとありふれた、冷たい風の様な。


「まぁ…風ぐらい吹くだろうけど…」


 季節ももうすぐ雪が降る頃だ、冷たい風ぐらい、何も不思議では無い。


 しかし、それでも、違和感が拭えない。


 明らかに何か変な感じがした。


「なんだろ、気持ち悪いな…」


 辺りを見回しても、特に妙なものがあるわけでも無い。

 ただ廃墟が広がっているだけだ。


「…? あ、まただ」


 ふわりと、頬を撫でられた。確かに感じた、気のせいでは無い。風が吹いている。


 髪だって揺らいだのだ、ゆらりと、持ち上げられる様に。


「…どこから吹いてるんだろう…今の風…」


 ジュリアは、ふと、自分の頬に触れる。


「…下から上?」


 冷たい風は、横にではなく、下から上へ頬を撫でて髪を揺らした。


「下?」


 足元に広がる石畳の地面を見つめる。


 何もおかしな所は無いように見えた、しかし、よく見ると、ブロック状に並べられた石と石の間に、わずかな隙間があった。


 そこから、空気が漏れている。


 ありえない、下がただの地面なら、そんな事は有り得ない。


 ジュリアは自然と笑顔が漏れる。


「進展あったっぽいな」


 完全に破壊する前で良かった。


 ジュリアは、さっき奪った筒の魔具を取り出して、地面に向かって蓋を開ける。


 凄まじい吸引力で、石畳がめくられていく。


 その下に、暗闇が現れた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 広い空間だった。


 しかし、ただの洞窟というわけでは無さそうだった。


「壁、床、そして…このガラクタの山」


 確実に、人の手が加わっている、用意された空間。


 なるほど、製造施設は地下にあったという事か。


「とにかく、もっと明かりが欲しいな」


 まだ昼間だというのに真っ暗で先が全く見えない。唯一光があるのが、ジュリアが侵入のために空けた穴から差し込んでくる日差しだけである。


 まるでスポットライトを当てられた様になりながら、ジュリアはどうしたものかと考える。


「松明なんて持ってないし、ボクにはパリカーみたいに、少しの明かりを拡大して全体を照らすような、便利な魔法は使えない…さてさてどうしたものか」


 仕方ない、ペリーヌに連絡して相談するか。そう思って、ジュリアは予備の手鏡を取り出して、ペリーヌの鏡へと繋ぐ。


 いるかなぁ、と、待つ。


 しかし、現実はジュリアを親切に待ってくれたりはしない。


 お望み通り、向こうからやってきてくれた。暗闇の向こうから、歩いて来てくれた。


 現れたその姿に、ジュリアは思わず目を丸くして驚いた。


 千年近く生きているが、こんなものを見たのは初めてだったからだ。


 一言で表すなら、石像だろうか。


 人の形をして歩く石像。一瞬人形のようにも見えたが、光沢のないゴツゴツとした体は、何か鉱物で出来ているようだった。


 意味があるのかどうかは謎だが、ちゃんと人の顔が彫られている。しかし、そこに表情は無い。


「どっちかって言うと…ゴーレムってやつだ、よく物語とかに出てくるやつ…小さいけど」


 ゴツンゴツンと重たい足音を立てながら、ゴーレムは確実にジュリアに近付いてくる。


 どういう仕組みなのか、ジュリアには分からないが、石で出来ているはずの足をちゃんと曲げて、ゆっくりだが、本当に人間のように歩いている。


 そして、人間のように腕を振り上げて。


「…おー…おわぁっ⁉︎」


 人間のように振り下ろした。


 つまり、殴りかかって来た。


「は、ははは! 君が兵器って奴か! すごいね…彼女はゴーレムを作っていたのか!」


 間一髪のところで攻撃を避けたジュリアは、焦りを隠すように石像相手に喋り出す。


 危なかった、動きが遅過ぎるからと油断していた。


 振り下ろした腕を元の位置に戻し、再びゴーレムはジュリアに向かっていく。


 その目は、赤く光っていた。


「なるほどね、なるほどなるほど…でも、まぁ、アレだ、ボクの魔法の敵じゃない」


『無許可ノ立チ入リハ固ク禁止シテオリマス』


「おっほお?」


 突如、ゴツゴツとしたゴーレムからは似合わない、女性の声がした。


 まるで台本を読んでいるだけのような、無感情で抑揚の無い声色だったが、正直この見た目なので恐怖を煽る分には十分だった。


「なんだい、君喋れるのかい? もしかして、中に人がいるとか?」


『無許可ノ立チ入リハ固ク禁止シテオリマス』


「…えっと…いや、ごめんね、禁止されてるって知らなくて」


『警告、直チニ退出シテ下サイ。指示ニ従ッテイタダケナイ場合ハ、強行手段ヲ取ラセテイタダキマス』


「いや、君警告する前に殴りにかかって来たじゃん」


『警告、直チニ退出シテ下サイ。指示ニ従ッテ』


「あーもう分かった分かった、話が通じない子だなぁ…出て行けば良いんでしょ、分かったよもう」


 ジュリアは、入ってきた穴を見上げる。


「…ねぇ、ボクあの穴から落ちてきたんだけど、届かないんだよね、持ち上げてくれない?」


『破損個所ヲ確認、修復作業ニ移リマス』


 ジュリアが穴を指差すと、ゴーレムはそのままガラクタの山からいくつか石材を持って、そのまま修理を始めてしまった。


「いやいやいや、お話が通じない子だな! ボクに帰れって言っておきながら、帰り道を塞がないでよ」


『警告、直チニ退出』


「だーかーらー! 帰れないんだってば、そこ塞がれたら」


 普段はあまり感情を表に出さないジュリアが、久しぶりに声を荒げた。


 ゴーレムはしばらく考えるように沈黙してから、何やら目を赤く点滅させ始めた。


 すると、しばらくして、別のゴーレムがジュリアの背後から姿を現した。


「一体じゃなかったのか…と言うことは、この子達は直接七つの魔法で動いているわけじゃ無いって事なのかな?」


『迷子ヲ発見、出口ヘトゴ案内シマス』


 現れたゴーレムは、相変わらず似合わない女性の声でそう言って、ジュリアの手を引きゴツゴツと歩き出す。


「怖い、普通に怖い、自分で歩けるから手を離してくれないかい? このまま一緒にいると握り潰されそうで怖いんだけど」


『出口マデゴ案内シマス』


「はいはい、怪しい動きが出来ないようにって事だね」


 ゴーレムに引かれるまま、ジュリアは歩く。


 話しかけても同じ事しか言わないので、ジュリアは黙って思考する事にした。


 彼らはどういう仕組みで動いているんだろう。本当に、人の形に掘った石像にしか見えないのだが。勿論魔法で動いているという事は分かるのだが、いくら魔法でも、動かないはずの関節部をこんなに滑らかに動かす事など相当の魔力が無いと出来ないはずだ。


 動かせる場合、それはこのゴーレム達を作った張本人が物凄く近くにいて、物凄い魔力を注いでいたら可能だろうが、魔女の気配などしないし、そもそも魔力すら感じない。


「…痛っ! いっった! なんか蹴った!」


 暗闇で足元が見えないので、回避する事も出来ない。無抵抗のまま足をぶつけてしまったので、必要以上の痛みを感じているのだろう。めっちゃ痛い。


「ちょっとー…せめて明かり欲しいなぁ」


『危険物ヲ感知、点灯シマス』


 まるでジュリアの声に反応したかのように、ゴーレムがそう言って、直後、全体に一気に明かりが灯った。


「わ、すごい…電灯ってやつかな…すごいねぇ、時代は進むんだねぇ…って…何…これ」


 明るくなって、視界がはっきりした瞬間。ジュリアは自分がいる空間が、予想以上に狂った場所である事が発覚し、理解した。


 なるほど、マリ・ド・サンスは、恐らく科学者並みの、凄まじい知能があったのだろう。


 だがしかし、そこに理性や品性というものはこれっぽっちも無かったようだ。


 こんな事、発想にあっても実行しようとは思わない。


 目の前にいるゴーレムが、酷く不気味に見えた。


 まるで屠殺された家畜がぶら下げられているように、そこには、大量の人間がぶら下げられていた。


 腐ってハエがたかっているものもあれば、衣服だけがぶら下がって、その下に、白骨化した死体がバラバラに砕けているものもある。


 しかし、それらはまだ自然だと思えた。


 問題は、そこに、目新しい死体もぶら下げられていた事だろう。


 別の場所を見ると、人間の死体を、何か型のような物に詰めていた。そこへドロドロした灰色の液体を流し込み、二体のゴーレムがソレを運び、巨大な竃の中へ入れている。


 更に別の場所では、焼き上がったであろう型をゴーレム達が取り出していた。その中から、自分達と同じ様に石像化した元死体を取り出し、自分達と同じ様な無表情な顔を彫り込んでいる。


「…この場所は…まだ機能してるって事か…」


 どうやらとんでもない場所に来てしまったようだ。


 早くペリーヌに報告しなくては。


 そう思って、ジュリアは片手で手鏡を取り出して、中断してしまったペリーヌへの連絡をするために、魔力を込めた。


 その瞬間だった。


 ジュリアを掴んでいた手が、振り払う様に離され、出口へと案内してくれていたゴーレムが突如腕振り上げて、殴りかかってきた。


「ちょおっ⁉︎」


 ギリギリで避けたジュリアは、ゴーレム達の異変に、冷や汗を垂らした。


『魔力ヲ感知シマシタ、排除シマス』


 そう言った途端、石像とは思えない動きを、案内ゴーレムは見せた。


 大きく足を上げ、鋭く突くよくな蹴りをジュリアの顔面に向かって放った。


「あっぶなぁ!」


 しゃがんで避けるが、直後、そのまま足を振り下ろされ、かかと落としで潰されそうになる。


 体を捻らせてコレも避けたが、服を踏まれたせいでビリビリに破れてしまった。


 ソレもショックだったが、しかし、今のジュリアにその事を嘆いている暇は無かった。


『魔力ヲ感知』


『魔力ヲ感知シマシタ』


『排除シマス』


『魔女ヲ排除シマス』


 作業をしていたゴーレム達が、全て手を止めて、ジュリアに敵意を向けてきたのだ。


「…こんな事ってあるぅ?」


 石像とは思えない機敏な動きで、その場にいた全てのゴーレム、計十五体が一斉に襲いかかってきた。

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