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魔女伝  作者: 倉トリック
紅の月編
71/136

廃村に潜む獰猛な脅威

 桃月郷付近にまで辿り着いた一行だったが、その先に馬車が通れるほどの道は無く、後は歩いて進むしか無くなった。


 道は分かると言うクロヴィスを先頭に、エルヴィラを抱えたジャンヌ、その背後をウルが足元に注意しながら付いていく。


「とても村があったとは思えねぇな」


 周りを見回しながら、エルヴィラが気だるそうに呟く。


 まだ昼間だと言うのに、鬱蒼とした木々のせいで薄暗く、視界は悪い、苔むした地面は足場を悪くしている。雨風で削れた空間に、蔦状の植物が伸びて穴を隠し、まるで落とし穴のようになった場所もいくつかあった。


 人はおろか、動物すらこの先に辿り着くことは至難の技であろう。ありとあらゆる罠を回避しながら、四人は進んでいく。


「本当にこの道…この場所であってるんでしょうね、クロヴィスさん。ここまで来て『記憶違いだった』なんて言ったら、冗談抜きで斬りますからね」


「こんな場所、ここぐらいしかねぇよ。間違いようがねぇ…ってか、文句言う割にはお前元気そうじゃねぇか」


 辺りを警戒して、ウルはあちこち小刻みに移動しながら頬を膨らませている。よくもまぁぬかるんだ地面の上で飛んだら跳ねたり出来るものだと、クロヴィスは感心した。


 しかし、ウルが心配しているのは自分の事ではなかった。


「それならいいですが…それよりも魔女さん、貴女まだ動けないんですか? 貴女と言う重しのせいで、ジャンヌ様がバランスを崩してお怪我をなされないか、僕は不安でたまらないのですが」


 言われたエルヴィラは、鬱陶しそうにウルを睨み付けると、首を傾げて傷口を見せつけるようにして言う。


「動けるかどうか、そこの吸血鬼にお前も血を吸われてみたらどうだ。私だってやりたくてこんな事やってるわけじゃねぇんだよ、文句があるならテメェが忘れ形見の負担を軽減する良い方法考えろ」


「コラ、二人ともこんなところで喧嘩しないの。ウル、私は大丈夫だよ、エルヴィラは軽いし、このぐらいなら全然余裕だよ。普段の訓練の方がキツイぐらい」


 ニコリと笑って答えるジャンヌに便乗するように、エルヴィラはドヤ顔を浮かべる。


「流石だなぁ忘れ形見、もうちょいで回復するだろうから待ってろな、そう言う事だから、そこの白髪も一々急かすんじゃねぇ、女心が分かってねぇな、女子に対してそんな事してたらモテねぇぞ」


「貴女に女心とか分かるんですか…⁉︎」


「私魔女なんだが? 魔『女』なんだが?」


「でも女子力は低いどころか皆無じゃないですか」


「私のどこが女子力低いってんだ! 見ろこの可愛いリボンにふわっふわのスカート! 超女子だろうが!」


「もう既に地に落ちてるようなものなんですが…? 性別が女性ってだけですね、ほんと。ちなみにその服は、自分で選ばれたんですか?」


「ああ? ペリーヌに決まってんだろ、服なんかどれも同じに見えるわ」


「流石、七百歳児は伊達じゃない」


「誰が七百歳児だオイ!」


 自分で言ったんだろ。

 全員の心が一つになった瞬間だった。


 エルヴィラとウルのいつも通りの喧嘩。いつも通りの、何気ない風景。しかし、そのいつも通りは、弱っていたジャンヌのメンタルを少しだけ癒した。


 情け無いところを見せてしまったけれど、それでも、まだこんな自分の味方でいてくれる。


 一人じゃない、そう思うだけで、救われた気分になる。


(切り替えなきゃ、私一人のせいで、みんなに迷惑はかけられない)


 ジャンヌの歩みが強くなる。それを感じたエルヴィラは、ほんの少しだけ笑った。それと同時に、ウルも安心したようにため息を一つ吐く。


「愛されてるな、お前」


 不意に顔だけ振り向いて、クロヴィスがジャンヌに言う。


「感謝しかないよ」


 照れ臭そうにジャンヌは言った。


「さて、雑談はそこまでにしとけ、着いたぞ」


 自然に出来たであろう木のトンネル。そこを抜けると、一気に広い場所に出た。


 朽ち果ててはいるが、家屋のようなものがいくつもあり、雑草だらけになった畑らしき痕跡もある。


 先ほどまでの鬱蒼とした森から一転して現れた、人の手が加わった生活感の残る空間。それはまるで、一瞬で別世界に連れてこられたような奇妙な感覚を覚えた。


 奇妙な感覚、と言ったが、そこに不快感は無い。むしろその景色の変化に、感動さえ覚えたほどである。


「ここが…?」


「そう、ここが桃月郷だ。こんな荒れた廃村なのに、不思議と不気味さとか、恐ろしいって雰囲気は無いだろ? 特に目を引くものは無い、この場所で見る赤い月以外はな、それでも、この場所に人は惹きつけられるというか…言葉に出来ない魅力があるんだよ!」


 まるで子供のように目を輝かせながら、クロヴィスの言葉に熱がこもっていく。よほどここで見た月が忘れられないのだろう、その時の思い出を再び語り出した。


 クロヴィスの言う事は分かる。初めて来たはずなのに、すごく懐かしいような気分になって、ずっとここに居たいと思ってしまうような、居心地の良さ。


 あまり感情を顔に出さないウルですら、少し気を緩めているのが分かる。


 皆が、自然とリラックスし始めていた。


 ただ一人、エルヴィラを除いて。


「お前らマジか…こんな気色悪い場所でよくもまぁくつろいでられるよな…私は今すぐ帰りたいぐらいだ」


 ジャンヌの背中の上で、小刻みに震えながらエルヴィラは言う。


「どうしたのエルヴィラ? あ、もしかして、怖くて震えてるの?」


「んなわけねぇだろ、…ただ、なんか知らんが…すっげー寒くなってきたんだよ」


「寒い?」


 言われて、ジャンヌは意識を集中させてみたが、別に寒いという事はない。いや、鎧という重厚な厚着をしているからかも知れないと、ウルやクロヴィスに視線を移してみるが、二人とも、特に寒そうな素振りは見せていない。


 確かに肌寒いかもしれないが、服をちゃんと着ていれば震えるほどでは決して無い。エルヴィラは極力素肌を見せないような服装をしているので、尚更寒さを感じる事は無いだろう。


 それでも、平気な顔をしてはいるが、エルヴィラの震えは止まらない。


 こうなると、別の可能性が浮かんでくる。


「ねぇクロヴィス…申し訳ないんだけど、何か心当たり無い?」


 当然、まず疑うべきは彼だろう。クロヴィスの襲撃から、エルヴィラの体調はずっと優れない。


 回復の兆しが全く見えない。


「吸血以外に思いつかないな…というか、俺が言うのもなんなんだが、無理もないんじゃ無いか? 元々貧血気味なんだろ、お前、肉食べないらしいし…体から血が急に、しかも大量に抜かれたんだから、体温も低くなるし、動きも鈍くなるだろう」


 全部俺のせいだがな、とクロヴィスはバツの悪そうに付け足す。だが、その件に関しては、ズタズタに仕返してやったという事で、エルヴィラは気にしていないのだが、問題はそこじゃ無い。


 大量の血を抜かれれば、あらゆる身体機能に支障をきたす事など分かりきった事だ。


 しかし、それは対象が普通の人間なら、という話であり、魔女であるエルヴィラには、ほぼ当てはまらないはずだ。


 魔女は不死身であるが故に、個人差はあるが、傷の治りは人間とは比べものにならないほど早い。それは、手足が捥げようとも、しばらく経てば、元どおりにくっついてしまうほどである。


 失ったものが血液であっても、それは例外じゃ無い。事実、エルヴィラは、『最後の魔女狩り』にて、大鉈で刺され、大量の血液を失い、内臓を損傷もしたが、治癒魔法一つで動けるレベルにまで回復している。


 それなのに、今回は血を失っただけなのに、待てど暮らせど回復しない。むしろ、徐々に衰弱しつつある。


「もしかして…怪我がないって言うのが問題なのかな…血だけ失っても、回復の対象にならないって事? 出血するだけの、体に損傷がないとダメ、みたいな」


「どうだろうな…生きたまま体を狼に貪れた事はあるが、血だけを吸われるなんて経験初めてだからな、正直私自身、何が起こってるのか分からん…このまま死んだら後はよろしくな」


 冗談交じりに言ったエルヴィラだが、ジャンヌは少々気を悪くしたようで、拗ねたように口を尖らせる。


「嫌な事言わないでよ、というか、この間約束したでしょ? 七つ全部集め終わるまで、私達は誰も死なないようにするって、まだ三つ目だよ?」


「三年かけて一つも回収出来なかった私が、お前らと手を組んだ瞬間二つも回収出来たんだ…上出来だろ」


「死ななかったらもっと上出来、とりあえずさ、治癒魔法かけてみたら? エルヴィラ、一回も試して無いでしょ?」


 ジャンヌが提案すると、エルヴィラはキョトンとしたとぼけた表情を浮かべる。どうやら、完全に忘れていたらしい。


 やはり傷が無いと、ダメージだという認識が薄くなるのだろうか。


「いや、アレだぞ? 忘れてたわけじゃないぞ…? ただ、その…自然治癒するかなって思ったんだ、無駄な魔力を消費したくは無いだろ?」


「いやごめん、同意を求められても力になれない…私魔女じゃないから魔力の消費とか分からないし…」


 まぁいいやと、エルヴィラは首筋の傷に触れて、魔力を込める。


 いや、込めようとした。治癒の魔力を、傷口に流そうとしたのだ。


 しかし、異変は起きる。しかも同時に。


「おい…おいおいおい…なんだこいつら!」


 いつの間にか、四人は無数の赤い視線に囲まれていた。


 犬歯と敵意を剥き出しにし、唸りながら、赤い瞳でこちらを睨みつける狼の群れ。


 無論、普通の狼なわけがない。


「嘘…魔狼…⁉︎」


「ジャンヌ様、どうやら魔狼だけでは無いようですよ…かなり厄介で強力な魔物が紛れています」


 剣を抜き、戦闘態勢を取ったウルが指差す先には、三メートルはあるであろう、巨大な熊がゆっくりとこちらに迫っていた。その目も、血のように赤く光っている。


「な、なんなんだこいつら!」


 クロヴィスはあちこちに視線を移しながら、叫ぶように言う。


 警戒しているというより、ただ単に、混乱しているようだ。


「許容量を超える魔力が体に溜まり、暴走した姿が魔獣、その一歩手前の段階にあたる、魔物って呼ばれる凶暴で獰猛な獣…気を付けて、簡単なものだけど、魔物の中には魔法を使う個体がいるから…」


 ジャンヌも剣を抜こうとするが、エルヴィラを背負ったままでは戦えない。一度降りてもらおうと、エルヴィラに視線を向ける。


 エルヴィラは、冷や汗を垂らしながら、苦笑いを浮かべていた。


 魔物に怯えているわけでは無い、この状況と同じ、いや、それ以上に厄介な問題が起こっていたのだ。


「どうしたの…エルヴィラ?」


 心配そうに声をかけるジャンヌを、エルヴィラは、弱々しく見つめて、少し声を震わせながら言う。


「はは…やべぇよ、忘れ形見」


 エルヴィラはとうとう、苦笑いすら消して、困惑しきった表情で続けた。




「魔法が…使えねぇ」




「…え?」


 直後、魔狼が次々と吠え出し、こちらに向かって一気に走り出した。


「っ!」


 エルヴィラと共に混乱していたジャンヌは、一匹の魔狼が飛びかかってきた事に気付かず、反応が遅れる。


 大きく開かれた口がジャンヌの首を食い千切ろうとした瞬間、ウルの鋭い斬撃が、逆に魔狼の首を斬り落とした。


「…忘れ形見、とりあえず私を下ろせ…この状況をなんとかしねぇと、考え事もロクに出来ねぇ」


「う…うん」


 ジャンヌはエルヴィラをその場に下ろし、やっと剣を抜いた。しかし、エルヴィラの告白が頭から離れず、いまいち集中しきれない。


 エルヴィラが魔法を使えなくなった?


 それはつまり、彼女は自分の体を治す事が出来ないと言うことで、致命傷は、致命傷のままで、エルヴィラは、そのまま、死ぬかもしれない、ということ?


 魔狼の鋭い爪が、ジャンヌに迫る。


 寸前で剣を振り、魔狼の攻撃を斬り払う。


 だがその直後、襲いかかってきた魔狼の影から、別の黒い魔狼が飛び出した。


「影から⁉︎ 魔法持ちっ!」


 咄嗟に体当たりする事で、不意打ちを防ぐ事は出来た。しかし、影の魔狼は再びその身を沈め、姿を隠す。


「…ああもう…ちょっと今色々いっぱいいっぱいなんだから…邪魔しないでよ!」


 ジャンヌは鋭く魔狼を睨みつけると、素早くウルに指示を出す。


「ウル、とりあえず私の背後お願い! エルヴィラとクロヴィスを守る事を優先して!」


「了解です、では二人とも、僕達の間に…って、何をしてるんですか」


 ウルの目の前で、クロヴィスはとんでもない奇行に出ていた。


 ウルが首を斬り落とした魔狼、その体の方を持ち上げて、なんと断面にかぶりつき、その血をゴクゴクと飲み始めたのだ。


 血が補給されたクロヴィスの目は、一気に真紅に染まり、その姿を吸血鬼へと変えていった。


「騎士団長、心遣いに感謝はするが、自分の身は自分で守れる。力があるうちは、たっぷり有効活用させてもらわないとなぁ…しかし、獣臭い…やはり人間の血が一番いいな…おえっ」


「ちょっと気分悪くなってるじゃん…でも正直助かるよ…あんまり気は進まないけど、戦えるなら手を貸して、だけど…無理しないでね」


 エルヴィラを背中で囲うようにして、三人はそれぞれの戦闘態勢を取る。


 たった三人だが、剣の達人二人、そして吸血鬼の攻撃は凄まじく、全方位からの攻撃を全てカバーしていた。


 既に周りには大量の魔狼の亡骸が散らばっており、残っているのは、魔法を持った個体だけとなった。


 その中の二匹に、クロヴィスは予想以上の苦戦を強いられていた。


「ぐう…! 硬い!」


 拳を叩き込むものの、逆に皮膚が破れて血が噴き出してしまうほど、魔狼の体が硬質化しているのだ。


 それだけでも厄介だというのに、その個体とは別に、積極的に攻撃してくる魔狼がいた。硬質化の魔狼は、その主戦の魔狼の防御に徹しているようだった。


 主戦となっている魔狼、その動きは、まるで瞬間移動でもしているのかと思うほど速いのである。


 攻撃自体はさほど強いものじゃない、しかし、スピードが加わればまるで違うものになる。


「こいつら…知能があるのか…! ただの獣かと思ってたが…マズイな…!」


 まるで突風のように襲いかかってくる俊足の魔狼、やっとの思いでその魔狼の攻撃をクロヴィスは受け止める。


 下から首をガッチリと掴んで、そのまま握りつぶさんと力を込めていく。


 しかしその直後、強い衝撃に襲われクロヴィスは仰向けに倒れてしまう。そしてその体を強く押さえつけられ、一切の動きを封じられてしまった。


 硬質化の魔狼が、突進してきたのである。


 守ろうとした、違う、全てが作戦だったのだ。


(受け止めさせたのはわざとか…! マズイ! このままだと!)


 クロヴィスは、のしかかる硬質化の魔狼を何度も殴りつけるが、ビクともしない。


 その周りをぐるぐると、俊足の魔狼が回っている。


 攻撃のタイミングをうかがっているのだろう。


 もうダメか、そう思った時、急に俊足の魔狼が姿を消した。見ると、苦しそうに唸りながら、自分達よりも遥か後方で倒れている。


 その直後、のしかかっていた硬質化の魔狼も、悲鳴のような甲高い鳴き声を上げると、慌てて俊足の方へ駆け寄っていく。


 見ると、片目が潰されていた。


「…眼球は硬質化出来ないようですね…ほら、ただの獣とナメてたら死にますよ? 奴ら、魔獣の幼体みたいなものなんですから」


 立てますか、と、血塗れのウルがクロヴィスに手を伸ばす。


「あ、ああ、お前…大丈夫なのか、その血」


「返り血です、お気になさらず」


「クロヴィス、大丈夫⁉︎」


 続いて、同じく血塗れのジャンヌが駆け寄り、三人が並んだ。


「ありがとう…助かった…あ、でも他の魔狼は!」


「倒しましたよ、後は貴方が相手していた二匹と…ジャンヌ様の所にいた、影の中を移動する魔狼だけです」


「マジかよ…」


 騎士二人の戦闘能力に驚きつつ、クロヴィスは態勢を立て直す。


 三人に対峙する三匹の魔狼。


 その背後で、巨大な熊の魔物がジッとこちらを見つめていた。


「不気味だね…あの熊…戦いに参加しようともしないけど…こっちから絶対視線を外そうともしない…何か…見てるのかな…?」


 低く唸る魔狼達、こちらを睨みつけたまま動こうとしない熊の魔物。


 膠着状態が続くかと思われたが、意外にも、すぐに動きはあった。


 影の魔狼が、熊の影から飛び出したのだ。


 何かを咥えて。


「…魔狼の…死体?」


 熊はおもむろに、影の魔狼から死体を取り上げると、肉を引きちぎり、骨を砕く、聞くに耐えないおぞましい音を立てながら、跡形も無く食べてしまった。


 食べきった、その直後。


 まるでその空間全体が震えたかと思うほどの咆哮をあげて、ムクリと立ち上がった。


「嫌な予感しかしないな…!」


 その予感は的中し、熊の体はおぞましい魔力に包まれていく。


 体がもう一回り巨大になり、腕が異形のものへと変異していく。


 例えるなら、鉄槌だろうか。爪のついた、巨大な二つの鉄槌。


 爆発音の様な咆哮をあげ、熊は魔獣へと変異した。


 魔狼三匹、魔獣一体。


 廃村に潜んでいた獰猛な脅威が、容赦無く襲いかかった。

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