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魔女伝  作者: 倉トリック
第1章 魔女狩り
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狂者は嗤う

 デカイ口を叩いた割には大したことないな、とエルヴィラは思った。

 他の誰でもない、自分自身に対して。


 魔力全開でケリドウェンに襲いかかった瞬間、為すすべもなく吹き飛ばされたのだ。

 そのまま壁に激突し、頭の中に火花が散るのを感じながら、ぐったりと膝をつく。


 何をされたか分からない。ただ、ものすごい魔力を感じたのは覚えている。


 ヨロヨロと顔を上げ、霞む視界に映ったのは、ジャンヌが首を掴まれて、地面に叩きつけられる瞬間だった。

 石造なのか、土なのか、分からない混沌とした地面にクレーターが出来る。

 人の頭が地面に叩きつけられて出来る窪みを、エルヴィラは初めて見た。


 しかし、それよりも、エルヴィラは信じられないものを見た。


(『幽閉の魔女』…! なんでお前こんな閉鎖空間なのにダメージを受けてんのさ!)


 ジョーンの『転嫁人』は閉鎖空間であれば無敵のカウンター効果を発揮する特異魔法、聞いた話によれば、ベファーナという魔女の攻撃を跳ね返し、倒したと聞いていた。だが、今ジョーンは、ケリドウェンに首を掴まれて、苦しそうにもがいている。バタバタと暴れる足が、虚しく空を蹴っていた。


「苦しい? 痛い? 怖い? 辛い? 逃げたい? 助かりたい? 逆にいっそ死んでしまいたい? 自慢の魔法が効かなくてぇ…これ以上に無い絶望感を味わってる? ダメねぇ…それはぁ、貴女が依存してきたから…自分の才能にぃ…溺れすぎな証拠よぉ?」


 ケリドウェンの細く白い指が、ジョーンの首にどんどんくい込んでいく。暴れていた足が、次第に動かなくなっていく。

 振りほどこうとケリドウェンの腕を掴んだり引っ掻いたりしていた腕が、だらりと力無く垂れた。


「…ぐぅ…がっ」


 小さな嗚咽だけが聞こえるばかりで、ジョーンにはもう、抵抗する体力も魔力も残っていない。

 そのままゴミでも投げ捨てるかのように、ジョーンは窓から外に投げ飛ばされてしまった。


 一人で十分、その言葉は嘘では無かった。


 笑えるほど、歯が立たない。


「んーんーんー…こうもあっさりだとぉ、やり甲斐ないわねぇ…ねぇ? エルヴィラさん?」


 ケリドウェンはエルヴィラの髪の毛を掴み、無理矢理顔を上げさせる。乱暴な行動とは裏腹に、ケリドウェンの顔はとても優しそうに笑っていた。


「触んな」


 エルヴィラは瞬時に転移魔法で大量のナイフを出現させ、ケリドウェンに向けて飛ばす。

 少し驚いなような素振りを見せたが、特に問題無く、ケリドウェンはその全てのナイフを、魔法で作った防御壁で弾いた。


 彼女の体に届かなかったナイフが床に落ち、虚しい金属の音を立てる。


「ちっ…その鬱陶しい顔をズタズタにしてやろうと思ったのに…」


 エルヴィラが睨むと、ケリドウェンは更にくすくすと楽しそうに笑う。

 何がそんなに楽しいのか分からないが、ケリドウェンは常に笑みを絶やさない。


「圧倒的な力の差…それは認めるけどさぁ…そんなに笑うほど楽しいか? 勝てるって分かりきってる殺し合いが」


 言ってて自分でも情けないとは思う。しかし、認めざるを得ない状況にあるのだから仕方ない。

 魔力をぶつけ合う事も、知恵を絞って罠にはめる事も、油断させ隙を作る事も出来ないまま、地面に伏し、投げ捨てられ、満身創痍になるまで追い詰められている。


 圧倒的な力の差。しかし、こんな状況を見るのは初めてじゃない。

 自分を狩ろうとやってくる無謀な連中に、何度も味あわせてやった絶望感、敗北感、無力感。


 ただし、それはあくまで自分が追い詰める側として見てきた光景であり、こんな絶体絶命の状況に自分が陥るというのは、実は初めてかもしれなかった。


 ただ、どちらにせよ、こんな風に笑みがこぼれるなんて経験はした事が無い。

 勝って当たり前の相手にワクワクなんてしないし、負けるかもしれない強者を相手にすると不安でいっぱいになる。


 戦い、殺し合いの中で、笑うなんて事が出来る奴は、例外なく異常者であろう。


 エルヴィラは、自分がした質問がとてもバカらしく思えた。


(楽しいもつまらないも無い、こいつの笑みに意味なんて無い…ただ笑っているだけなんだろうな)


 異常なんだから、常識の枠で考えて理解できるはずがない。そんな風に思っていた。

 しかし、ケリドウェンからは意外にも、思ったよりまともな返答が返ってきた。


 あくまでも、()()()()()、だが。


「いえいえ〜、私は別にぃ、戦いが好きってわけじゃないのよぉ? ただねぇ? ふふふ、貴女が面白いのよぉ、エルヴィラさん?」


「あん?」


 意味不明な答えに、エルヴィラは眉をひそめる。

 戦いながらでも笑えるような、センスのある上手いジョークを言ったつもりは無いのだが。


「ほんとぉ…何もかも作り変えられてるのねぇ…貴女の口調もぉ、魔法の使い方もぉ…あの人そのものだものねぇ」


「何の話かわかんない」


 首を傾げるエルヴィラ。しかし、その心にはほんの少しだけ、靄がかかり始めていた。

 魔法の使い方があの人そのもの、という言葉を聞いた途端、わけのわからない不安感が湧き上がって来たのだ。


(なんだ、なんだこれ、何に対しての焦りだ? 私は…私は何か…()()()()()()()?)


 エルヴィラのそんな思考を読んだかのように、ケリドウェンは「そうよぉ」と呟いた。そのまま大量のナイフを空中に出現させ、全てをエルヴィラに向ける。


 彼女の魔法の再現のつもりなのだろう。


「貴女はぁ、大事な事を忘れてる…ううん、忘れさせられているのよぉ、うふふ…そうとは知らずにぃ、まるで自分のものみたいに魔法を使う貴女がおかしくって…うふふふあはははは」


 彼女の笑い声が合図になったかのように、大量のナイフが全てエルヴィラに向かって飛んでいく。

 魔獣マリにも同じような事をされたが、今回はあの時みたいに素直に刺さってやるわけにはいかない。


 どうするか、考えるよりも先に、エルヴィラは行動に移っていた。

 過去の自分を引っ張り出し、盾にして攻撃から身を守る。


「ちっ…! やっべ! 勿体ない使い方した!」


 崩れ落ちていく自分を見て、我に返ったエルヴィラはそう叫ぶ。


「ほらほらそういうところよぉ、あの人と一緒、今すべき事を果たすためなら手段は選ばないってところぉ…」


「だから何の話かわからねぇっつーの!」


 思わずエルヴィラは声を荒げる。

 また、あの不安感が襲ってきたから。


 喉の奥まで出かかってる、頭の片隅で蠢いている気持ちの悪い感覚。

 忘れてしまった記憶の正体。


「『大虐殺』で命を落とした『反乱の魔女』の旧メンバー四人」


 ケリドウェンが呟く。


「『無限の魔女』リンネ、『瞬きの魔女』スターリン、『時の魔女』ラミア」


 一人一人、ケリドウェンは指折り数えながら名前を言う。

 エルヴィラは、一人名前を聞くたびに、ズキリと謎の頭痛を感じていた。


 そして、最後の一人の名前を聞いた時、エルヴィラの中で何かが破れた。


「『暗闇の魔女』クリフ…知ってるわよねぇ? 忘れるわけないわよねぇ? だってこの人は」


「うるせぇえええええええええええええ!」


 絶叫して、エルヴィラは大量の自分を過去から呼び出す。

 過去から武器として呼び出した彼女達は、エルヴィラが指示を出さなければ、敵味方を区別せず無差別に攻撃する。


 しかしこの時だけは違った、エルヴィラの出した敵意と殺意が、語らずして敵が誰であるかを過去の自分達に認識させた。


「あっはぁ! ウソつき! ウソつきウソつきウソつきぃ! 貴女本当は知ってるくせにぃ! 愛してたんでしょう? 知ってるくせにぃ! あははははははははははははは!」


 次々と襲いかかってくるエルヴィラ達を、ケリドウェンは顔色一つ変えずに始末していく。

 頭を掴めば破裂して、喉なぞれば血が噴き出し、腹を殴れば風穴が空いて、足に触れれば下半身が千切れた。


 阿鼻叫喚、地獄絵図、血で血を洗うとはまさにこの事。

 鮮血と細かい肉片を浴び、こぼれ落ちた内臓を踏みつけながら、ケリドウェンは狂ったように笑い続ける。


「探し続けた私達の仲間の特異魔法! その所有者の一人がこんな狂人だったなんてぇ! 誰よりも正義の為に戦った魔女の特異魔法を受け継いだ魔女がぁ! 自分すら失ってるただの抜け殻! ただの入れ物! こんな無駄死にあるかしらぁ⁉︎ ほんとにもう笑わずにはいられないわよぉ!」


「だぁぁまぁぁれぇぇぇえ!」


 ついにエルヴィラ本体が、ナイフを持って走った。

 しかし、呆気なく捕らえられ、そのまま地面に叩きつけられる。


「貴女が何をしたって無駄よぉ? 私の特異魔法『アブノーマル・タレント』は特異魔法を作り変える魔法、どんな特異魔法にだって瞬時に作り変えることが出来るのぉ…ちなみこれぇ、まともに使えるようになるまでぇ…五百年ぐらいかかっちゃったから…本当は『才能の魔女』って名乗るのってぇ、かなり恥ずかしいのよねぇ」


 何人も何人も魔女を殺し、その特異魔法を奪っては新特異魔法開発の練習に使ってきたケリドウェン。

 大量の特異魔法を所持できる時点で既に異常なまでの才能なのだが、本人曰く努力次第で誰でも出来る事だそうだ。


「って、そんな事はどうでもいっかぁ」


 ケリドウェンはエルヴィラの頭を持ち上げ、無理矢理視線を合わせる。


「思い出したかしらぁ? 貴女の師匠が『反乱の魔女』の元メンバーだった事…『大虐殺』で致命傷を負ってしまった事…そして貴女に特異魔法を渡した…」


 そして、その記憶を死ぬ間際に書き換えた。

 エルヴィラがエルヴィラで無くなるように、記憶の改ざんを図った。


「…はっ…師匠…が? 私の…記憶を? 何の…意味があるんだよ…そんな事して…」


「そんなの簡単よぉ」


 ケリドウェンはズイッと顔を近づけて言う。


「貴女を乗っ取ろうとしたんじゃないかしらぁ?」


「…あぐぅっ!」


 言葉の意味を理解出来ず、否、理解を脳が拒んだからか、エルヴィラはそんな力の抜けたような声を出してしまう。

 だって理解してしまえば、恐ろしい事になる気がする。自分の欠落した記憶に、説明が付いてしまう。


「言ったでしょ? 笑える無駄死にだってぇ、貴女の体を乗っ取って、きっとまだ戦おうとしたのよぉ…でもぉ、記憶の改ざんは失敗、ただの記憶障害だけを残して本人は死んでしまったぁ…こんな報われない話あるぅ? 受け継いだ魔法を使ってかつての仲間を殺そうとしてるのよぉ? 弟子がぁ、あんまりよねぇ?」


 体を乗っ取る。実は不可能で無いことをエルヴィラは知っている。

 継承の儀を行う際、受け継ぐ側は相手の記憶も魔法と共に引き継いでしまう。


 場合によっては、その所為で精神が壊れてしまう事だってあるのだ。


 それを意図的に行えば、つまりは何らかの魔法を使って記憶をすり替える勢いで引き継がせてしまえば、相手の体に自らの記憶と精神を移す事が可能なのである。


 他の誰でも無い、エルヴィラが師匠であるクリフから聞いた話。


 だからこそ、信じたくなかった。


 薄々可能性を感じていたから、まさかとは思っていたから。


「貴女は師匠を愛していたのねぇ…きっと母親のように慕っていた…それなのにぃ、当の本人は貴女の事をただの入れ物としか見てなかったのよぉ…結局貴女はその程度、ただの着せ替え人形、貴女の体を使ってくれる師匠もいなくなって、貴女に何か生きる意味があるのかしらぁ?」


 エルヴィラの頭の中を、様々な記憶が巡る。

 忘れていた、忘れさせられていた、遠い過去の記憶が、たちまち思考を支配する。


「だからねぇ? その魔法も私にくれないかしらぁ? もしかしたら…欲しい魔法の材料になるかもしれないしぃ…どうせ貴女、いらない子でしょ?」


 そう言ってケリドウェンは、何度も何度もエルヴィラの顔面を地面に叩きつける。

 魔法を使わず、わざとギリギリで生かしている。


 言わせたいのだろう、殺してくれ、と。


 しかし、頭の中がぐちゃぐちゃで、視界は真っ白なエルヴィラに、何か言葉を出す余裕など無かった。


(師匠…貴女にとって…私は…)


 ただの器。替え玉。なぜか全て辻褄が合う気がする。


 だって師匠がこの魔法を私に渡したのは、この日の為なんじゃないだろうか?

 この日、こんな風に記憶を取り戻して、より強力な個体であるケリドウェンの体を乗っ取ろうとしたのでは?


 直接は気付かれるかもしれないから、一旦エルヴィラの体を使ってから。


(……あれ、でも)


 エルヴィラの記憶が、更新されていく。


 魔女化して、親から酷い暴力と罵倒を浴びせられ、村から追い出され、泥水をすすって、夜と人に怯えながら木陰で眠り、野生の動物に追われた挙句肉を食い千切られ、それでも死ぬ事も出来ず、生きる事も出来ず、ただ腐っていくだけだった自分の過去。


 そんな自分を拾ってくれた魔女。それが師匠だった。


 汚れた体を拭いてくれた、暖かい服を着せてくれた、美味しいご飯を食べさせてくれた、優しい言葉をかけてくれた。

 魔法の使い方を教えてくれた、覚えが悪い自分を見捨てず、出来るまで何年も何十年も何百年も。

 言葉と文字も教えてくれた、ありがとうと書いた手紙を師匠に渡した時、跳び上るぐらい喜んでくれた。


「…あれ?」


 何ではっきり、師匠が喜んでたって分かるんだ?

 それだって、ケリドウェンの言う事が正しければ、演技のはずだ。


 師匠が血塗れで帰ってきたあの日。駆け寄って、強く握ったその手は冷たく、でも温かい魔力は流れ込んできて、エルヴィラはまるで自分が命を吸い取っているようで怖かったのを思い出した。

 あの時感じた恐怖、あれは、乗っ取られるかもっていう恐怖だったか?


(いや…違うだろ…常識的に考えろよ)


 あんなのは、もう、単純に。


(寂しかったんじゃん、私は)


 もう師匠に会えなくなる事が。


 笑って、怒って、悲しんで、驚いて、疲れて、焦って、羨ましがって、楽しんで、自分の成長を何よりも喜んでくれる師匠がいなくなる事が、耐えきれなかった。


「思い出した」


 エルヴィラはケリドウェンの手を強引に掴み、力任せに自分から引き剥がして、素早く距離を取る。


「まだそんな力が…って…それは」


 エルヴィラの口から、何かのカケラが溢れた。

 焼き菓子のような、茶色くて小さなカケラ。


 ペリーヌが持たせてくれた、ピンチの時に食べるように言われていたクッキーである。


 それは、いわゆるドーピングというものだろうか。一時的に魔力と体力を限界値以上に引き上げる、魔法のお菓子。


「思い出したよ…私の記憶がおかしくなってた理由」


 エルヴィラは自分の愚かさを鼻で笑った。


 なんで知らない奴の言葉を間に受けたのか、我ながら理解出来ない。


「人のせいにしてんじゃねぇよバカが」


 辛くて苦しくて、何もかもが嫌になって、いっそ全てを忘れようとしたのは。

 魔力と記憶の引き継ぎを利用して、改ざんを図ったのは。


「他ならぬ私自身だよ」


 エルヴィラの記憶をいじったのは、彼女自身。流れ込んでくる師匠の記憶を無理矢理挿げ替えて、彼女は自分を殺そうとした。


「それを師匠は止めたんだ、壊れていく私を、死ぬ寸前まで守ってくれた」


 結果記憶障害は起きたけど、自殺する理由ごと忘れたエルヴィラは、なんとなくでも生きていけた。

 師匠が、生かしてくれた。


 師匠が魔法を引き継がせたのは、戦う為にじゃない。


「外に出て、沢山の人と触れ合いな。大丈夫、アンタなら大丈夫、外には楽しい事が沢山ある」


 エルヴィラは、浮かんできた言葉をそのまま声に出して呟く。

 自分自身への確認、師匠は、どんな人だった?


「アンタは頑張り屋さんだから、この魔法を使って沢山の人の役に立てるはず…そうやって魔女のイメージを変えて…そうだね…出来るなら…いつかこんな無意味な戦いを…魔女狩りを終わらせて欲しいなぁ」


 無茶言うよな、師匠。

 いつもそうだった、不可能を可能にするのが魔女なんだって、そうやって誰かの役に立っていけたらいいんだって、ありきたりな事ばかり言って無茶振りしてくるような、ちょっと迷惑だけど、そんな風に頑張れる人。


 そんな師匠が大好きだった。


 エルヴィラは、魔法を再発動させる。


「この魔法を寄越せって? バカも休み休み言えよ『才能の魔女』」


 何一つ守らずに、破りまくってきた約束。

 今こそ果たす時だと、思った。


「私の中のあの人を侮辱した罪はデカイぞ『才能の魔女』…いや、ケリドウェン、私はお前を倒して、この魔女狩りを終わらせる!」


 エルヴィラの魔力が変化する。

 彼女の特異魔法が変異する。


 ケリドウェンは笑う。

 怒りと憎しみを込めて、笑う。

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― 新着の感想 ―
[良い点] エルヴィラさんの過去が明らかになりましたねー超納得しました! まさに主人公って言う展開で胸熱でございます
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