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あそび

作者: 如月 命

お久しぶりです。命です。

久しぶりに書くとこう、上手く描写出来ませんね...

これからはちょくちょく書いていきたいです。

かーくれんぼ、かくれんぼ

木の根っこにかくれんぼ

隣のモミの木、山椒の木

みーんな弾けてきえちゃった


少女は歌う

空を見上げて、いつもより大きく息を吸う

星が綺麗

少女は歌う


かーくれんぼ、かくれんぼ

夏の河原でかくれんぼ

足下どろんこ、蓮の花

みーんなどこかへきえちゃった


少女は歌う

涙をのんで、冷たい暗い河原で水を蹴り上げる

月明かりに照らされた銀色達が弓矢の様に翻る

ぱしゃりと水が水面に輪を作っていく

少女は歌う


かーくれんぼ、かくれんぼ

かーくれんぼ、、、、かくれんぼ、、、、

かくれんぼ、、、


込み上げる心の扉を必至に閉じる

声を殺して唇を噛む

幼い心がゆっくりと冷たくなってゆく


もう少女は歌わない

浅い河の真ん中までぱしゃりぱしゃりと静かに歩く

月が波紋に滲む

ゆっくり歩いて、止まる

俯いて、脚の間を流れる銀色と星を交互に見た後、空を見上げる

星が綺麗

少女はもう一度そう思った

その中から気に入った一つの星に手を伸ばして手繰り寄せ、心にしまう

「綺麗な星」

少女は最後にこう言った

そしてそのまま冷たくゆっくり対岸まで歩いた



もう少女は歌わない

いかがでしたでしょうか。

少女はあの後どうなったのか。

私にもわかりません。

彼女はなぜ河にいたのでしょうか。

フィクションですが、私の中では実在している少女、という感じです。

さぁてまた新作出していきます。

よろしくお願いします。

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