表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サイエンスVSマジカル  作者: 船五郎
7/8

エピソード 7

 フリースとマリウス博士は、暫くラウンジで待たされていた。

 

 やがて実の妹を食したドルーチェが姿を現した。


 ドルーチェは「私は妹を、リリカを胃袋に収めた事により新たな人格、サキが誕生した!ガイウス王国の者共よ、そなた達の願いを叶えてしんぜよう、今からサーナ王国に向かって液体プラズマを供給してやる」

 

 「あ、ありがとうございます」

 フリースとマリウス博士は礼を言った。


 液体プラズマを運搬する為、大型宇宙船が用意された。

 フリースとマリウス博士もその宇宙船に乗り込み、サキと共に地球内部のサーナ王国へと向かった。


 サーナ王国に着くと、早速円盤型戦闘機に液体プラズマが補充された。

 エネルギーを宿した円盤は、パイロットが乗り込むと、水を得た魚の様に超高速で飛び立っていった。


 その頃グラニフ帝国は、正にガイウス王国に攻め込む準備をしていた。

 ところがサーナ王国の円盤群がグラニフ帝国軍を撃破していき、次々と後退していった。


 グラニフ帝国は精鋭な魔力部隊を持っていたが、サーナ王国の科学技術には到底叶わなかった。


 これにはガイウス国王も満足し、フリースとマリウス博士を呼び出し、2人を褒め称えた。

 「2人ともよく頑張ってくれたの!余は大変満足じゃ!」


 グラニフ帝国軍はどんどん後退していき、ガイウス・サーナ連合軍は逆にグラニフ帝国内に侵入し、グラニフ帝国の首都、ランドを目指す勢いだった。


 ところがその直前、全身真っ黒の大男が立ち塞がった。

 その大男はサーナ王国円盤型連隊を口から発する気功派で次々と撃ち落としていった。


 その大男の映像がガイウス国王の下に送られてきた。

 ガイウス国王、フリース、マリウス博士の3人はそのモニターに映る大男をまじまじと見た。

 「こ、これは魔王じゃ、グラニフ皇帝は魔界から大魔王を召還したのじゃ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ