表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

乞食としてのエレーザの日々

他国へ逃げたエレーザ。ついてきたのは召使いであり、剣士でもあるエデン一人だ。


追手がいるかも知れず、2人はボロ切れを身にまとい、場末の宿屋に身を寄せた。


持ち金が尽きると乞食のように道に座った。


しかし、不思議なことにエレーザが座ると周りの体調が悪そうだった乞食たちが元気になっていくのだった。


次第に薄暗かった町は明るい声が響き、人が走り回った。

精霊たちはエレーザを好いていた。エレーザについてきたのだ。

エレーザは何も知らずにいた。

「エデン、この国は最初荒れていたけれど明るさが出てきたわね」

「黒王女、そうですね」

「ふ、もう王女ではないわ。殺されかけて追い出された身。ここでなにか商売でも始めようかしら」

「それなら、アレストラで人気の剣をつくられては」

「それもそうね」

そう微笑んだ。


エレーザの心の奥には愛する国をおわれた悲しみがあったが、ここから生きていくしかないと思っていた。


そんなころ、エレーザなきアレストラでは異変が起きていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ