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森とドラゴンと仲間たち  作者: Mr.村人A
3/18

第1話 森の中での遭遇

此処は、とある世界の広大すぎる森


色んな生命やドラゴンが住まい

互いに仲良くなる者も居れば

相容れずに敵対する者も居る


そんな中で1種のドラゴンが

出逢いと別れを乗り越え成長していく物語…


【森とドラゴンと仲間たち】


第1話 森の中での遭遇


鳥のさえずりの聞こえる

水辺にそのドラゴンは居た


見た目は草を纏いあたかも

自身の存在を隠し生きてるかの

ようだ…


しかし今日は別のドラゴンが

ゆっくり歩みつつその姿を捉えて

しまったのであった。


(?????)

「お前そこで何をしている?」


(草ドラゴン)

「私は ただ森の動物たちが

怖がるので姿を隠しながら

生きてるの…」


草ドラゴンは

どことなく哀しみに震えた

声で応えた…。


(?????)

「そうなのか…辛かったろうに」


「実はな?此処を通り掛けたのは

私にも訳があって1龍旅をしてるのだ

理由は私の属性が仲良くしようとも

相手を殺めてしまうからなのだ…。」


?????は落ち着いた物言いで

自身の成り行きを語ってる最中に

草ドラゴンは相手の姿を見て察して

しまったらしい。


(草ドラゴン)

「ま…まさか…あなたの属性って…!!」


(???)

「そう…そのまさかだ。

毒属性のドラゴンなのだ」


(草ドラゴン)

「そんな…!!それでは…似た境遇なのに

私達は相容れないと?」


(毒ドラゴン)

「そう私は1龍で居るしか無いのだ

毒で相手を傷付け下手すりゃ

倒しかねない…それではな…」


毒ドラゴンは、そう言って立ち去ろうとした

その瞬間に草ドラゴンが言葉を掛けた。


(草ドラゴン)

「お互いに境遇が似た者同士なのです!

薬草を使った料理さえあれば…もしかしたら…

もしかしたら私達は仲良く成れるのでは

無いでしょうか…」


草ドラゴンは似た境遇の毒ドラゴンと

会話をした事で互いに友情を深めてみたいと

心で願ってしまったのであった。


しかしこの時の草ドラゴンは薬草料理が毒ドラゴンには

多大なるダメージを与えるという事も知らずに。


それを知りつつも毒ドラゴンは言った。


(毒ドラゴン)

「そうは言ってもだな…この広大な森で

簡単に薬草が手に入るとは思えないのだが…

まぁ…1龍旅の次いでだ探しに行ってみるか!」


(草ドラゴン)

「わ!私も連れて行って下さい!」


(毒ドラゴン)

「先も言ったであろう?

毒で傷付け倒す恐れが在ると?」


(草ドラゴン)

「確かに近ければそうかも知れません…

ですが少し距離を取りつつ付いていけば

大丈夫だと思いますので!

どうか私も連れて行って下さい!!」


(毒ドラゴン)

「そこまで願うのであれば致し方がない。

では行くとしようか!」


草ドラゴンと毒ドラゴンは

この後に待ち受ける難関を

今は知る由も無かった。


果たして行き先に待ち受ける難関とは…


第2話へ続く。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 一話、知る「良し」になってます おそらくは「由」なんじゃないかと思われます… もし理由があったらごめんなさい
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