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フィクション インタビュー  作者: RUM


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T(遺伝子工学博士)

R : 本日は、ご自身の研究結果が本当なのか大変話題の

    遺伝子工学博士Tさんに来ていただきました。

    お話伺っていきたいと思います。

    こんにちは。よろしくお願いします。


T : よろしくお願いします。


R : Tさんは、以前は研究所にお勤めでしたが、現在はご自宅で研究をされている?

T : そうです。

    研究所だと、いろんな制約があって自分のしたい研究が進まなかったもので。

    自分で研究の施設を建てました。


R : そうですか。

    すると、研究に必要なお金なんかはどうされてるんですか?


T : 研究内容を支持してくれる方たちから寄付という形で頂いています。

    あとは、研究内容の特許で。


R : なるほど。

    研究内容について伺っていきましょう。

    Tさんの研究は、遺伝子工学ということで、なんだか難しそうという感じなんですが、

    ご説明いただけます?


T : まぁ、遺伝子組み換えなんかのことですよね。

    農業・漁業・畜産分野で品種改良に使われたり、

    医療分野ではインスリンやワクチンなどの生産や、

    がんなどの遺伝子治療も行われるようになっています。


R : すでに使われている技術ということですね。

   Tさんの場合、それをご自身に使われたということで話題になっていらっしゃる、と。


T : ですね。便利になるかと思って。


R : え~と、具体的にどういった事をされたんです?そして便利になりました? 


T : なったと思います。

   私がしたのは、細胞に葉緑体を組み込むことです。

   食事が面倒だったので、

   食事をする回数を3日に1回程度に減らせたことが最大のメリットです。


R : ・・・・ほーーーぅ。そうですか。

    私は食べるのが楽しみなんで、ちょっとびっくりなんですが。

    ま、Tさんにとっては良かったってことで。

    それで、特に悪いことはないです?


T : そうですね、食べなくても水は必要ということと、

    葉緑体を入れすぎると体が緑になって人に会った時に驚かれる事が、

    デメリットですね。


R : なるほど。

    今日はそこまで緑じゃありませんね?


T : 今日はRさんをあんまり驚かせるといけないと思って、

    緑が薄まってる頃を見計らってきました。


R : そうですか。

    調整できるんですね。


T : 遺伝子導入してすぐの時は緑が濃いんですけど、

   1か月くらいして細胞が入れ替わってしまうと薄くなりますね。


R : あ、効果はずっと続くわけじゃないんですね。


T : 残念ながら。

   持続性については、今後の課題です。


R : 今までTさん以外に、葉緑体を組み込んでみた人はいらっしゃらない?


T : 私の研究所で組み込んだ人間は、私だけですね。

   動物実験レベルでは、よそでもいろんな動物で成功例があるようですが。


R : そうですか。

T : Rさんは、どうです?やってみません?


R : 私はちょっと、遠慮させていただきます。

    食べるの好きなんで。

    今日は、話題のT博士にお話しを伺いました。

    ありがとうございました。


T : ありがとうございました。

    良かったら研究費の寄付、お願いします。

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