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神々の気まぐれ 15 「評価と冬のボーナス」

勇者として召喚された彼らは、異世界に多くの物を残してくれた。

娯楽品・料理・年中行事 等々。

庶民から貴族・王族まで生活に切り離せない程に浸透している。

しかし、最も影響を受け過ぎているのは、何時も暇を持て余している。

神々に他ならない。


何処から聞いたのか、

「今は12月です。皆さんには平等にボーナスを支給しましょう。天使さん。ご用意を。」

「は~い。」

天使が用意したのは、皆の描画表とサイコロ?

「さてさて。帝国さんは、フムフム。評価は [ B ] です。サイコロをコロコロ。1ですね。帝国は運が無いですね。来年は少し飢饉気味に決定。

次は、王国ですか。評価は [ B ] です。サイコロをコロコロ。ありゃまぁ。6ですね。運が良いはね。来年は、豊作に決定。

さて、次の国は・・・。

国の評価は、以上で終わり。続いては、勇者の査定です。フムフム。なかなか頑張っていますね。しかし、未達成項目も有りますので、サイコロをコロコロ。ありゃ 2ですね。スキルを1個与えましょう。

魔王は、ふむふむ。少し努力が必要ですね。サイコロをコロコロ 1ですね。どうしましょうか。スキルを1個没収ですかね。

以上で今年のボーナスは終了です。」


仕事を終えた女神は、神界テレビに釘付け。


遠くから、女神を見つめる方が、一言。

「女神の評価は、[ D ] サイコロをコロコロ。1でしたね。ウフフ。

他の異世界に左遷が決まりました。御愁傷様です。」


 






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