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勇者に弱点は、当たり前の事だった。

魔王は、悩んでいる。

魔王は悩んでいた。


自分の代に成って数百年、人間界に悪い事はしていないし、配下の魔物にも注意をしている。だが、勇者が攻めて来て困る。その度に撃退するが、年々召喚される勇者が強くなっている。

「前回の勇者には辛うじて勝てたが、次の奴に勝てるだろうか?

頼みの四天王も、三人が倒され 一人は未だに療養中だ。倒された三人の補充も儘ならない。」

「どうしたものか。」

悩む魔王に、凶報が舞い込んだ。


「魔王さま!人間どもが 新たな勇者の召喚を計画しています!」

「どうすれば良いのだ。皆のもの、何か良い案は無いか?」


しばらくの沈黙の後、配下のスライムから提案が有った。

「魔王さま 我々も負けじと召喚したらどうでしょうか。」

「確かに良い案だが、誰を召喚したら良いのだ。この案に良い知恵は無いか?」

ゴブリンから、「オラ。知恵が無いが、勇者より強い奴を呼んだらどうだ。」

「勇者より強い奴か、シャドウよ。勇者を召喚しても、すぐには攻めて来ない 弱点を調べよ。」

「了解しました。」


しばらくの時が経ちました。

「魔王さま!弱点が見つかりました。早速の召喚を!」


時が立ち、勇者が攻めて来た。魔王は、躊躇無く、召喚者にお願いした。

「奥様!旦那を宜しくお願い致します。」

勇者が年々強くなるが、弱点は必ず有るのです。

次回は、10時を目標しています。


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