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召喚 3

2回の神スキルの勇者により、王国は疲弊していた。尤も、魔王も貧乏神スキルの勇者の大活躍で、大混乱している為 驚異は無くなっていた。その面では、願いが叶ったとも言えよう。

(しかし、王国にとっては魔王は、目の上のたんこぶ 驚異を取り除いて貰いたい。)


王国は、力を振り絞り 神に再々度の願いを送った。

「神よ!全てを覆い尽くす程の 神スキルの勇者をお送り願いたい。」


神は呆れながらも、願いを叶えてくれた。


再々度、勇者が召喚された。


勇者の表情は冷たく、王に向かい 神の言葉を代弁した。

「汝らの願いを永遠に、叶えよう!」

王の目の前に、黒い光が通りすぎ その瞬間に世界は、終わった。


「我がスキルは、死神。」勇者の一言だが、聞く人は誰もいなかった。


願いは、程々で止めるべきなのか?

それでも、召喚は。


次回は10時を目標に投稿します。

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