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静かに世界は生きている  作者: 南悠


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勇者の微かな未練

俺は、魔王との長い戦いの末、魔王を倒して王都に帰還した。

王都は、割れんばかりの歓声で俺達を迎えてくれ、王城では、王様自らの出迎えで、授爵式が行われて、俺は王女との結婚と共に【公爵】を賜った。

あれから、平和な時代が続き、子宝に恵まれて、そして、立派に成長して、俺には静かで幸せな老後を迎えている。


心残りは、故郷のこと。

何時までも忘れる事の出来ない故郷。

せめてものワガママなのかも知れないが、俺の領地内の町や村の名前は、俺自らが命名している。

例えるなら、公都は【とうきょう都】とね。


俺の故郷の懐かしい名前だけでも残したくて・・・。





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