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静かに世界は生きている  作者: 南悠


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異世界の酒

ひとりの男が召喚された。

異世界の冒険に乗り気の男は、国王のお願いを承諾した。


冒険は順調に進むに連れて、王国から渡された武器・防具が男の能力に合わずに、剣は折れて、防具は傷だらけの状態になっていた。


男は、宰相から【ドワーフ】を紹介され、一路 鍛冶を依頼するために、ドワーフ国に向かった。


数ヶ月後、男は疲労困憊で王国に戻り、「二度と行くもんか」と吐き捨てる様に呟き、逃げる様に旅立った。

宰相は不思議に思い、付き添いの従者に尋ねると従者は同情を込めて答える。


「ドワーフ内では、何十年前に召喚された勇者が訪れた時に、異世界の酒を語り聞かせた事から、異世界の酒に対する思いがつのりすぎて、今回の男に暇さえあれば、【異世界の酒の事】を聞きたがる。当初は、知っている事を話すが、本人は下戸の為、差ほど酒には興味がなく、直ぐにネタが切れるが、ドワーフには関係ない。聞きたい事は聞くんだとの姿勢は変わらず、酔うと暴力が出る始末。

男は、滞在中は隠れる様に暮らしていたが、必ず会わなければならない時が有り、その度にボコボコにされて来た」との事。


召喚を希望される方は、【異世界の酒】の知識を持った方が・・・良いかな?



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