表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
静かに世界は生きている  作者: 南悠


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

299/334

神々の気まぐれ 31「新スキル」

「よーし。新しいスキルを造り出したぞ。歩くだけでポイントが溜まり、目標数に達するとスキルと交換出来る。・・・うーん!画期的だ。誰に与えようかな。」

少し風変わりな人は何処にでもいる。それが神だと、少しのトラブルの元となっている。

その神は、魔法とか剣術とか定番のスキルよりも、より画期的で便利な物を造り出すのに、熱くなりすぎている。まあ、それは其なりに役に立つスキルだから結果オーライなのだが、問題は此処では無い。


年に一度行われる、10歳の子供にスキルが与えられる。天使達がこの日の為に作り続けた【スキルボール】をデータに元好き与えられる。

その子の一生を決める大事な日だ。

天使達は真剣に仕事をこなしていく。


神は何気の無い表情で、造り出した【新スキルボール】を紛れこませた。


子供達は一人ひとり、神に祈りスキルを与えられ、神父が【鑑定】で子供達に伝える・・が、何故か解釈不能のスキルが与えられた、残念な子供が出てしまう。

今回は【散歩】と言うスキル?

何?これ?・・神父は、迷うが伝えなければならない。

伝えられた子供と父兄は、困惑してしてしまい、ここに残念な子供が生まれてしまった。


そう!この神の残念な事は、【ネーミング】の才能が無いため、どんなに素晴らしいスキルでも、伝わら無いことだった。


神と子供。どちらが不幸なのだろうか?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ