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静かに世界は生きている  作者: 南悠


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何気ない話?

【別次元から見ると、こんな事でも楽しいのかも知れない】


異世界に召喚された勇者・オッサン・ボッチ等々が無双する物語は、其なりに受けて楽しまれている。

そんな世界から、1人の底辺投稿者が召喚された。

女神様からは、そこそこな扱いを受けて王前に立つ。鑑定結果は衆人の落胆を呼び起こした。

彼は、直ちに僅かな金貨を持たされて放逐される運命を辿る。


放逐され呆然な彼は、セオリー通りにギルドで生活の基盤を立てるが、底辺とは言え投稿者。書かずには居られない。

当初は、従来の勇者物もしくは冒険物を書いたが、生死が必然の世界に取り入れられる物では無いだろう。

ただ、運命は彼を見捨てなかった。

何気に書いた【平和な日本の事】【安全で便利な社会】等々をモチーフにした読み物は、叶えられない治安と悪政と不便に苦しむ庶民の的を射貫いた様です。

そして、彼は念願の作家となった・・・?


遥かな異世界の話です。




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