残った神話
異世界召喚とラノベ小説では定番となっております。しかし、逆は無いのでしょうか?
現代には【魔法】が無いから、召喚魔法を使う人が居ない?でも、世界史的にも【魔術師】【魔女】等の記述も事欠かないでしょう。
日本でも、【陰陽師】と言う職業も存在が有ります。魔法とは、異なるかも知れませんが、隠れた存在として魔法類が、有ったとしても可笑しくは無いでしょう。
また、反対に【異世界から送還】も考えられなくは無いでしょうか。
異世界から送られた勇者に、押し付けられた神々は困ってしまう。
「彼奴をどうする。」
「どうしょうもないでしょう。返すにも此方には【送還魔法】が無いんだし・・・でも考え様では好都合では無いですか、此方の人間には無い力を彼は持っているのですよ。魔物退治にピッタリですよ。早速に下界の王に伝えましょう。」
そして、異世界人は王と面会する事となる。
王は、彼の【怪力】に驚き、早速に宰相と彼についての処遇が決定された。
彼は【戦闘部隊長】として王に仕えた。
暫くの後に彼に【八つの首を持つ魔物】退治の命が下る。
所謂、ヤマタノオロチである。
彼は知略を持ち、魔物を倒した事は記述として残った。
そして、現代に彼の神話が残っている。