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眠れぬ夜が、果てしなく続く事を願う

日々勇者は、戦いに明け暮れていた。


朝夕に魔王の繰り出す魔物。夜営も交代で眠るが魔物の急襲の対応に心が鎮まる事が無い毎日。


城に戻れば、国王・宰相・貴族たちからのパーティーと質問責め。

町に戻れば、ギルドからの呼び出し。


喧騒が彼らの心を知らぬまに、徐々に侵食していく。

しかし、彼らは選ばれし勇者であった。

魔物を蹴散らし、魔王との激しい戦いを制した勇者だった。

結果、魔王は倒れ、世界は平和となった。


魔王の束縛から逃れた魔物の攻撃は減り、熱狂的な王国民も時間と共に鎮静化し、王国からの儀礼も減少傾向にあった。


勇者達に平穏が訪れてきた頃にやっと気が付いた。

「静か過ぎて、眠れない!」

読んで下さりまして、ありがとうございます。

長い夜、眠れぬ時にでも☆と感想をよろしくお願いいたします。


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