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可哀想な召喚者

僕は、可笑しな夢を見た。


大理石に刻まれた奇妙な図形の中心に立つ僕。


部屋を囲む様に立ち尽くす屈強な甲冑姿の男達。

一段高い位置に座る豪華な衣装の太った男と彼を守るかの様に立ち尽くす、白銀の鎧姿の人。


彼らは何かを話している様だが、声が聞こえない。

やがて、目に映る景色がボヤけてカスれて・・・いく。

夢は、そこで終わった。


「女神様。しっかりして下さい。」

天使に促されて「ハァ!」と気が付いた私。

「幾らなんでも、勇者様には幼い過ぎます。咄嗟に気が付き術式を解除しましたから、未遂で済みましたが、大丈夫ですか?冷たいお水を飲みますか?」

天使に差し出されたコップの水をカラカラの喉に流し込む。

「ハァ・・・。二日酔いでの召喚魔法はツラいわ。」ため息混じりの言い訳わをする女神様。


「ハァ⤵️。二日酔いで呼ばれる召喚者さまが、可哀想。」

コップを下げながら、天使のため息が洩れた。





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