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呼ばれていない お客様

「勇者召還。」 多くの神官による召還魔法によって、一人の男が召還された。

男は、周りの変化に戸惑いを隠せない。

「ここは、どこだ?俺は酔っ払っているのか・・・。アイツらは何処に隠れているんだ。俺は騙されないぞ、次は俺の番なんだから。・・・

早く出てきてくれよ。」

どうも、仲間たちと酒を飲みながらケームをしている途中で召還されたらしい。


恰幅の良い大神官が、声をかけた。

「勇者殿。落ち着いて下さい。此処には貴方一人しかおりません。貴方は我々の魔法により、異世界に召還されたのです。」

「異世界?ラノベの読みすぎで無いのか。異世界なんてあり得ない。ウソだ?嘘だと言ってくれ・・・。」


「大神官さま。勇者殿は疲れておいでの様です。別の部屋で休まれては如何でしょうか。」

「その様だな。別の部屋で休まれるが良かろう。丁重にな。 あ、そうそうスリープ魔法でぐっすりと眠られるが良かろう。」


勇者は、魔法により眠らされて別室に運ばれた。

残った神官達は、後片付けの後に召還の間から離れた。

ただ一人の神官が首を傾げて呟いた。

「はて?勇者殿は一人なのに何故かもう一人居る気配がするが?」

神官は辺りを見渡すが、誰もいない。

「気のせいか。」

立ち去った後の部屋に、一人呟きが聞こえる。

「お金は必要なのねん。」


どうやら、○鉄を仲間でやっている途中で召還された為に一緒に召還された模様。

王国や魔王に合掌。


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