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紅葉日記  作者: 朝岡瑞月
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忘却の書

楓が行方不明になってから約2ヶ月が経過した。世間から楓のことは忘れ去られていた。そして、あろうことか仲のよかった人々や、警察、家族から忘れ去られていた。唯一人、楓の母親を除いて......。

さらに、アルバムや名簿、さらには戸籍からも楓の記録は消えていた。


楓が行方不明になってから丁度一年が経ったある日の朝。楓の母のもとに1通の手紙が届く。彼女は、楓に気配をそれに感じたため慌てて読み進める。


読み終わる頃には、母は涙を流す。その雫が手紙に触れた瞬間、

楓のすべてが地上から消え去った。そこには、何故泣いているのかすら分からなくなった一人の女がのこされていた。


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