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【7】少女と、ある夏の日の

「魔法はまぁさっき見てもらった通りの感じで、言っちゃえば事象を操る方法です。事象の数は基本となる『火』と『水』と『風』そして『土』の4つですね」


 ーーこれらを総じて概念と言いますが。


「頭の悪い悠夜さんにも分かりやすいように属性としておきましょう」

「お前どっかで人間を(けな)さんと死ぬんか?」

「いえ、死にませんね」

「なら頭ん中が重症だな」


 どう言う訳か一言(とげ)を忍ばせたいレモンの言葉。


 それは人間を見下す天使様だから言うのか、はたまた元来の性根なのか。後者ならば救いようのない奴だが、今ここでとやかく言うのも仕方ないと、悠夜は少し鼻で息を吐いてから「…続けて」と再開を(うなが)す。


 そうした悠夜の言動にちょっとばかし目元を曇らせるレモンであったが、直ぐに教鞭(きょうべん)を握り直した。


「…今回扱って貰うのは水魔法です。これが一番癖がなくて扱い易い低コスト魔法です」


 レモンはそう言いながら空中に拳大の水の玉を浮かべた。プルプルと、不定形で透明な玉。

 悠夜がさっき見た氷塊同様、本当に唐突に、そして存在感を誇示して顕現(けんげん)している。

 悠夜はその水に指を通し、ひんやりとした感覚に小さな唸り声を上げる。


 そんな折。


「…ぉ、おい。レモンちゃん何これ」

「凍らせました、指突っ込まれたので」

「いやえぐいて」


 不定形な水の玉だなんて思っていると瞬間的に内部の温度が減少し、目に見えて分かるほどに固まり、凍った水の玉。指が氷漬けにされた上に腕を引っ張ってみるが全然抜けない。


 氷が定位置で留まったままだった。


「指、千切れますよ。無理矢理はダメです」

「いやじゃあ戻してくれよ! めっちゃ冷たいしもうなんか感覚がなくなってきてんだよ! てか痛い!」

「いやぁ上手に焼けましたね」

「ただの霜焼けだから中が生だけどな!?」


 そうやって抗議をするとレモンは渋々と「分かりましたので、ちょっとそのままにしててくださいね」と言い、その後直ぐ氷の玉は常温の水玉へと変化した。


 そして、少しずつその水玉の温度は上昇し、程よいぬるま湯位の温度になって悠夜の指を温めていた。


「……変幻自在だな」

「まぁ魔法は想像力ですからね。それに、魔法の基礎はさっき言った四つですが、派生先が沢山ありますので基本の限りじゃないんです。この水魔法もただ水の温度を調整しただけですけど、性質に基づく分類としては氷魔法、熱水魔法の二つに別れてます。これと類似する変化が他の魔法にもあります」

「なるほどねぇ」


 それからレモンは悠夜の腕を掴んで言った。


「それで魔法を使う手順についてなんですが、これは私が補助をしながら行います」

「…おっけー」

「はい。じゃ、先ずですね、魔法を使う為には魔血(まけつ)と言うエネルギーを使う必要があるんです。さっき何かが身体を回っていた感覚があったと思うのですがあれですね、あの回ってたやつが魔血(まけつ)です」


 悠夜はそうした説明を受けて頷き、続く言葉にも耳を傾ける。


「あんな感じで回す事によってエネルギーを消費出来る訳です、はい。ですので今から自力で魔血(まけつ)を回す訓練をします」


 すると、悠夜の身体の中に粘度の高い流動体を注入さ始め、それによってさっきと似た何かーー魔血(まけつ)が動いている様な感触があった。


「今魔血を動かす補助をしてます。悠夜さんはこの感覚を覚えて自分で動かせる様になってください」

「いや力技かい」

「コツなんて無いので」


 教えるにしても見て覚えると言う効率の悪い職人芸。

 コツなんて無いとは言うが物事には多少なりとも上達する足掛かりになる様なものがある。

 しかしそう言う事すら無いと言うのは教鞭を握る者としては少し怠慢のように悠夜には思えた。


 まぁもしかしたらレモンにとっては指を動かす様な感覚だからコツなどないと言った話なのかもしれないが、悠夜に掛ける親切身には欠けた配慮だった。


 だがここで文句を言っても何とかなる気がしなく、悠夜は身体を回る魔血に意識を向ける。


「……」


 今流れているものはさっきやられたこの世の全ての不快感が煮詰まった様な気持ちの悪い物ではなく、どちらかといえば多少心地の良い物。

 だがそれが勝手に回ってるだけと言う感触が先走り、悠夜は中々にその感覚を掴めずにいた。


 けれど時間は経つもので、時間の浪費感は否めなかった。


 そうして生まれた静かな空気感の中でもずっと回る魔血。それによってか、時間が経過するごとに身体が暖かさを纏い始め、悠夜の額や背中にじんわりと汗が滲み出始めた。


 未だ感覚は掴めず、それはずっと回っている。


 そんな上手くいかない感じが小一時間続き、悠夜の身体は十二分に温まってサウナ上がりの様な状態になっていた。ポタポタと身体中から玉の汗が溢れ落ちていく。


「………?」


 その時だった。


 魔血の流れをがっつり掴めないにしてもそれとなく感覚が鮮明になってきて、悠夜は一周すると体から抜けて行くものと、一周してもまた体の中を循環して行くものの違いに気づき始めた。


「…なぁレモン、ちゃん、このさ、回って抜けてくのとずっと…回ってるのって……何が違うの」

「あぁそれはですね、単純な話抜けているのが私の魔力、その魔力に押されて回っているものが悠夜さんの魔力です。抜けるのは私が悠夜さんの魔力性質に寄せていないからですね」


 そう言ってレモンは悠夜に流す魔力にタンッタタンなどと言ったリズムを付けて中に流し「でしょ?」と悠夜の顔を見ながら言った。


「はぁ……はぁ、ほんまや…」

「エセ関西弁ですか?」

「お前が居るのは日本のどこや?」


 それから数分して、次は心臓と同じような場所から温かいものが広がって行く感覚に気がついた。

 ただそれは心臓と似通っているものなのだろうけれど、何か別の存在のような、そんな変な感覚があった。


 そうして、身体を回る魔血の感覚からちょっとずつではあるが何がどうなっているのかが明らかになっていく。


 そしてある時。


(ぁっ……)


 そうした感覚が臨界点に達したように研ぎ澄まされて、溢れ出し始めた。


(こうか…)


 手指を動かす様な感覚に近いが程遠い感覚。

 意図的に血液を回すという気味の悪い感触だが、意識通りに動き始めた魔血の速度がほんの少しずつではあるが上がり始め、その行為に慣れ始めると始め程首を傾げる感覚は無くなっていた。


「……一回、補助外しますね」

「………」


 しかし集中し過ぎてかそんなレモンの言葉に返事を返す事なく、悠夜はただ自身の魔血をグルグルと回す事に努めていた。


(力み過ぎないで押し出す感じ…)


 出発点である心臓辺りに気を配りながら、心臓の鼓動の様にリズム良く動かすと更に効率よく動いてくれている感触があった。


 それを何度も何度も悠夜は繰り返し、しかし時折タイミングが合わずか失敗し、そうして試行錯誤して行く中で時々途切れてしまうが上手いこと循環させ続ける事に成功した。


「はぁ……はぁ…出来た」

「……ぁ、そうですね。そんな感じです、大分良いですよ」


 レモンはそう及第点の声を上げた。


「これなら次に進めますね」

「はぁ……ふぅ…やっとか…」


 悠夜の中では悠久の時を経て漸く身に付けた手段の様な感覚があり、止めどなく溢れる汗と溜まり始めた疲労感もそうした感覚を助長させていた。


 それから直ぐレモンは説明を始めた。


「はい、次はですね、その魔力を体外に放出すると言う事をします。これによって魔法を行使するという段階に触れていきます…」


 レモンがその小さな掌を悠夜の背に掌を置く。


 すると急に悠夜はビリビリとした痛みを伴う痺れを感じ、瞬間的に身体を(よじ)ってレモンの方へと目を向けた。


「…なぁ、もしかしてまたなんか苦しい奴か?」


 察しがいいのか悪いのか。


 魔法を扱う為とはいえ、さっきのと同じ苦しみを味わうのは勘弁と、悠夜は酷いトラウマを覚えており、けれど回避しようがないかもしれないそうした問題に対し、弱々しい眼光で抗議の姿勢を示した。


 レモンはそんな悠夜の目を見て少し唸った後、直ぐに首を横に振り。


「ちょっと痛いだけですよ」


 そう言った。


「と言うのもですね、放出するには魔神経と言う可変神経を、魔血を流している魔血管と、外に放出する為に体表面に向かって接続させる必要があるんです。まぁ慣れれば全く痛くないんですけど…初めてだと多少痛いのは仕方ないですよ」

「…はぁ……」

「…はい、良いですかー、ちょっとだけなんで我慢してください。さっきみたいな無理は強いませんから」


 実はその言葉が一番信用ならないとは……あまり言えたものじゃなかった。ただ悠夜は諦めて深い息を吐いていた。


「魔神経は脊髄付近を根元に、普通の神経同様身体全体に張り巡らされています。ただ普通の神経と違う所が意識的に操作出来ると言う点です」


 ――なので。


「今回は魔神経を意識的に操り、さっき言った魔血管と体表面に魔神経を接続してもいます。これさえ出来れば魔力の放出も完了し魔法が使える様になります」

「…んーレモンちゃん、これにもコツはある?」


 悠夜はそうレモンに声を掛けるが「いやないですね」と首を横に振って言う。


「結局のところ魔血を回すのと一緒で慣れです」

「慣れか……」


 悠夜は少し残念そうな顔をすると共に、多少の焦りの感情を抱いた。


 そんな悠夜の半ばあからさまな機微に気づいたレモンは。


「あの、悠夜さん……もしかしなくても、急いでます?」

「え? なにが」

「魔法の習得ですよ」


 すると悠夜は少し言いにくげだったのだけれど言った。


「…あ、ああー……。まぁ。うん。そう。母さんに魔法を見せて本当に見えてるかどうかを知りたくて」

「え、まだ疑ってるんですか…」


 悠夜の疑り深さに辟易(へきえき)とした表情と声色を浮かべるレモン。そしてレモンは「まぁいいですけど…」と言って話の風向きを変えた。


「じゃ、この際痛いの我慢して下さいね、強引に教えてあげます」


 レモンは悠夜の手をペタッと置く。

 しかしさっきよりも密着させる様にぐっと、服の下から手を差し入れ貼り付けた。


 そして次の瞬間――


「ぃ"っ、いっでぇ…っ"ぁいやちょ痛いって!! な、なになになにっ"…ちょ、ちょめ、めっち"ゃ痛い! ビリ"ビリ"する"!」


 悠夜は短い間隔で痙攣(けいれん)を起こしながら悲鳴を上げる。


「早く習得したいんですよねぇー? じゃあちょっと位我慢して下さい」

「い"ゃっ、これがちょ"っ…ちょっ"との訳ない!」

「あーもー動かないで、かなり高度な事してるんで私」


 イバラの様な何かが悠夜の身体の中を(うごめ)きながらそれに絡み付く。(つる)のような締め付けの強さと動き、その動作の瞬間瞬間に生じる激痛。


 鋭利な痛み。


 そうした苦痛に苛まれながらも、異常な痛みを通じて明瞭(めいりょう)になってきたとても細い、けれど芯のある糸の様な存在。

 これが所謂魔神経と言うものなのだろうか。


 悠夜の思考はそれを必死に理解しようと、より一層身体の感度が上昇した。

 感じる痛みがより鮮明になるのと引き換えに、身体の中の感覚が(とが)り始めた。


「…っ"……」


 纏わりつく対象はその全身に張り巡らされた細い糸、魔神経。それに絡みついては突起部分や繋がっている部分を無理矢理引き伸ばしているから余計に痛みを感じていることに悠夜は気がついた。


「っ"……ぃ"っ…」


 悠夜は下まで声が響かないように精一杯痛みに喘ぐ声を(こら)えているのだけれど、止む(きざ)しは見込めない。 


「この魔神経に意識を向けて動かして下さい。少しでも動かせたり神経を伸ばせられたり出来ましたら報告しますので」

「ぃ"っいやそんな――」

「――早くお母様に見せたいのでしょ? じゃあさっさとして下さい」


 そう言うレモンの語調はちょっとばかし強く、それでいて淡白な物言いだった。だから悠夜には怒っている様に見えた訳で、実際多少の苛立ちがあるのだろうと推察していた。


 だがもう言ってしまった発言は取り消せない。

 それに致し方ない見解だった為悠夜はレモンの一言に歯を食いしばり、とにかく早く魔神経を動かす技能の習得に(はげ)みを見せる。


「……っ…」


 はっきりとした全身に掛かる痛み。

 痛みによって(あら)わになる魔神経の存在。

 それを動かしたり伸ばしたりする。

 意識して何とかやってみる。

 頑張ってみる。


 そうしてまた時間が経過していく。


 でも、魔血を回す時よりも分かりやすく、それはかなり感覚的で。


「あ、ちょっと動きましたね。じゃあ後はそれを伸ばしたりしましょうか」

「っう、うっし」


 確実性が圧倒的に欠けるものの、(たま)(たま)にで悠夜自身動かせられている感覚があり、レモンのそうした報告も合わさって喜びの声を上げていた。


 そしてそんな感覚を基に、幾重にも枝分かれしているそれを同時に幾分の数だけ動かそうと意識を向けて汗を垂らす。


「はぁっ…ぃ"っ……はぁ…はぁ」


 それから数分、加速度的に身につき始めた感覚に拳を握り、もっと上手く扱える様に集中する。


 そうして。


「ぃ"ぃいったぁ"!?」

「あ、魔血管に接続できましたね」


 悲鳴と共にそれは(ようやく)く結びを見せた。


「じゃあそのまま魔神経を体表にも刺して下さい。これで肌の外に魔力が伝播(でんぱ)し、放出されます」


 しかし、そう言えばまだ終わりじゃ無かったことに絶望感を抱きつつ、やる事は一緒の為悠夜は休憩の声や弱音を吐く事はせずに魔神経を伸ばそうと画策する。


 けれど魔血管とは違いかなり距離があるのか中々上手くいかず途中で止まったり、逆に縮んだりしてしまう。


 加えて魔血管の時よりも更に肉を縫っていく感覚が強く、悠夜は半泣きになりながら動かしていた。


 そんな姿を見てられなかったのだろうか。


 レモンは少し息を吐くと、より力強く体表面に魔神経を持っていくのを手伝い始めた。


「はい、後少しですよー」


 痛みは倍増するものの、継続的な痛みに終止符が打てそうな動き。


 魔血管とは違い、数倍近く力を込める必要がある事を理解した悠夜は徐々に動かす為に込める力を増加させて、上へと伸ばす速度を上げる。


 そうして。


「っはぁっ…っはぁ……っ"…はぁ」

「はいオッケーです」


 魔神経は魔血管と体表の側に連結した。


 痛みはまだある、何なら持続的な痛みには拍車が掛かっている。しかし成功と共に外されたレモンの補助がなくなった為、痛みは大分と緩和されていた。


 それからレモンは再び説明を始めた。


「これで魔法が使える様になりましたのでさっさと使っていきましょう。始めにも言いましたが魔法は想像力です。魔法を普通に扱う時は自身の想像次第で威力、形状、その他色々が変わってきます。先ずは水魔法を行使して欲しいので悠夜さんの目の前に水の塊を想い浮かべて下さい」


 悠夜はそんな言葉を聞きながら時計に目をやる。


 時計は7時45分の表示だった。

 花奈は8時00分には家を出る為、タイムリミットは。


(後15分もないか…)


「ふぅ……」


 悠夜は顔中にかいている汗を服で一斉に拭き取って、頭の中に水の塊を思い浮かべる。


 不定形で、透き通った水の色。

 気泡もなく、ただただ空を行く水の玉。

 レモンがさっき見せた水の塊を基に、悠夜は更に想像を固める。


 その際目の前で何か自身の意思と繋がっているような感覚があった。加えて薄いモヤモヤとした何かも感覚的に感じた。


(多分…これか…?)


 悠夜はけれどその感覚を信じ、念じる力をもっと増幅させる。円形に近い形状を。

 球体、その形を正確に。

 水の透明な色を鮮明に。

 出来るだけ大きく。


 そうすると、モヤモヤとした感覚のある場所の中央部から小さな水滴が現れたかと思うと、噴水の如く勢いで水が吹き出し、それは回転しながら想像していた円みのある形へと姿を変えた。


「ぉお…っで、できたっ」


 目の前で広がるファンタジックな光景。


 非現実の様な現実に悠夜は口角を吊り上げていく。


 高まる高揚感(こうようかん)

 形容し難いこの(たかぶ)り。

 信じられなくても信じたくなる様な魅力。


「今はもうそれが限界みたいですね」


 レモンのその言葉通り、思い描いていた水玉の大きさよりも大分と小さな掌大(てのひらだい)の大きさで肥大化は止まっていた。


 しかし可愛げにそれはぷるぷると揺蕩(たゆた)っていた。それでも悠夜にとってはかなり満足だった。


「良い出来です。因みにですが魔法は大体30秒程するとそれに込められた魔力が加速度的に激減し、その後特定の物質と完全に結合して無になります。無理矢理魔力を送って濃度を保つのも出来なくも無いですが、魔力の消費は経過と共にとても大きくなります」


 ――ので。


「扱うなら速い判断の元、計画的に使って下さい」

「おっ…はぁ…おう……はぁ」


 そうしてレモンから魔法原理を教えられていると、急にドアが声を上げた。


「悠夜ー、入っていいー?」


 花奈の声だった。


 その言葉に悠夜は一瞬ピクッと反応してレモンに目をやったが、昨日の時点で見えてなかった事を思い出して「い、いいよ…」と返事をした。


 するとそれを合図にガチャリと開いた扉。


「…もー、一時間もごは……ん…」


 花奈はそうした言葉の途中で、息が詰まるような表情を作り上げた。目の前で浮遊している超常現象を前にしているからだろう、水玉に焦点があっている事からも悠夜はそう推察し。


 ならこの力は本物であると。


「…魔法……」

「そう、魔法」


 そしてその花奈の先行した一言を聞いて、悠夜は安堵した。

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