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エピローグ、そして伝説へなんて都合は良くないのよ

 結局、あの後、妙に装飾の派手な鏡をスクーラッハ寺院の神官さんに調べてもらったんだけど。

 なんと、人の魂を捕獲して魔力に変換する恐ろしい魔法具マジックアイテムだったのにちょっと引いたわ。

 ジョスファンって言う昔貴族は、自らの意思を保ったままワイトに転生する為の燃料として、一族郎党の魂をこの鏡に封じ込めて利用してたらしいわね。

 なんと言うか、そんな愛され方はゴメン被りたいわ。


 でも、鏡で捕らえておける期間ってせいぜい五百年らしくて、長い年月そんな歪な囚われ方していると魂も劣化するんですって。要するに、新しい命に転生するだけの力が失われて、どうやっても悪霊になっちゃうんだとか。

 鏡の中の悪霊の数が尋常じゃなかったから、厳重に結界を施された輸送馬車カバードワゴンで護衛付きで王都まで運ばれていったわ。護衛には、今回、活躍した狼の牙(ウルブズファング)が引き続いてついてくことになってたわね。他にも、腕利きのパーティが二つ。

 踊る妖精(フェアリィダンス)は、レベルが足りないって断られてた。


 私?


 私はパス。


 幽霊が怖いわけじゃないけど、長旅でしょ?


 お父さんと離れ離れになっちゃうじゃない。


 怖いわけじゃないわよ。


 怖くなんてないってば! 幽霊なんて!

 だいたい、幽霊なんているわけないじゃない。

 そんなの護衛するなんて、無駄よ。無駄。


 怖いんじゃないてば!!


 でも、あれからコラキアに帰ってから何故だかお父さんが妙に気遣ってくれて、初クエスト帰還のお祝いにちょっとお高いレストランでステーキ奢ってもらっちゃった。

 この世界って酪農盛んじゃないから、獣肉って貴重な筈なんだけどね。ちなみに美味しかったわ。

 あー!

 けれどもねー。

 一体、いつになったら私に勇者転職イベント発生するのかしら。

 まぁ、そうは言っても、冒険者としては駆け出しなんだけどね。所詮は。あはは。


 あ、それから、どう言う経緯いきさつか分からないけど、クエストから帰って翌日には王都からの通達が届いていたわ。なんでも、王国から正式な冒険者ギルドとして認められたみたい。王国が発行する、比較的に大きなクエストが、これからは受注出来るようになるんだって。

 宮廷魔法使いの一人が、ギルドに監督員として常駐するらしいけど。

 でも、コレって勇者誕生イベントの布石よね!

 そうよね!

 やっと私の時代が到来するんだわ!


 期待するがいいわ愚民ども!


 うふふ、あはは。


 ・・・はぁ・・・。


 どうでもいいけど、廃墟で目覚めたあの生人形リビングドールがついて来ちゃって、お父さんの背後に、文字通り背後霊の如く付き従っているのはどうなのよ。

 周りから変な目で見られるし。特に女子を近付けないガードっぷりが邪魔で邪魔でしょうがない。

 おまけに、人形のくせにフラニー並に美人で程よいビーナススタイルって、腹立って仕方ないんだけど。

 ますます、お父さんから女性として見てもらえなくなるじゃない!!

 早くなんとかしないとだわ。

 でも、今回は流石に疲れたから。




 明日から頑張る!






こんばんは。しばらくぶりの更新です。


今回は、ヒロインのレナをメインに書いてみたのですが、レナの方は明るいイメージにしたかったのでいつもより表現は柔らかめにしていました。


最後の方は、ちょっと急いだ感じになってしまいましたが。

最近忙しすぎて、このままでは終わりまで書く自信がなかったので、突っ走ってしまいました。


次回からは、また主役はセージになります。

まだ、話の妄想は降りて来てないのですが、今まで通りの微エロあり、暴力ありな物語にする予定です。


ここまでお話を読んでいただき、大変嬉しく思います。


これからも、転生隠者と転移勇者を、どうぞよろしくお願いいたします。

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