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光あれ

作者:碧石 五月
校舎の屋上で柵から身を乗り出して見つめた

野球部の掛け声が何とはなしに耳に滑り込む

それが希望に満ちていて余りにも楽しそうなもんだから

邪魔をするのは気が引けて風が強いなと独りごちた

ああ、きっとあれが光なのだ。 光あれ。


やる気と意欲が無くなって部屋の床に転がってる

積み重なった週刊誌の山が不意に絞首台に見えたんだ

それから目を離せずに起きる体を止められる筈もなく

ケータイの着信音で僕は目を覚ませた気がしたんだ

ああ、きっとこれが光なのだ。 僕らは繋がっている。


みんなが自分に嫉妬してあの頃は良かったと皮肉を囀る

答えのでない感情からみんなが抜け出せずにいる

自分の事が好きな自分を嫌いになる日なんて来て欲しく無いんだよ

それが苦しくて とても苦しくて だから踠いて 踠いて

みんながみんなビルの上から身を投げたくなる

ああ、そんな僕らにこそ光を。光あれ。


沈んでは昇る朝日が照らしたのは燻った衝動と酷い顔

それと白い息と共に微笑んだ彼女の姿が眩しくて

もっと近くで見たくて駆け寄った 抱き着いた キスをした

愛しいと思った

ああ、光あれ。 光あれ。


他人は僕を裏切るけど神様だって僕らを裏切るよ

信じれば救われるとは言うけどそれなら死にたくもなるね

光が必要なんだよ 神様以外の誰かの光が

強くなるため擦り減らした心を埋めてくれる人、光。

光あれ。

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