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第93話 『ドリル』って言っとけば良いと思うなよ

「一部屋にこんだけ人がおると、流石に暑いわ」


 ヘルトルードが、ドレスの胸元を引っ張りながら、逆の手でパタパタとその中に風を送りこむ。


 胸元に口を開ける魅惑の(ほら)

 ついついそこへと吸い寄せられていく視線に気づくと、ムッとした表情でマリーはキスクの膝小僧を蹴り上げた。


「痛ってぇ! 何しやがんだ、てめぇ!」


「旦那様、そんなに鼻の下を伸ばして、象に何か憧れでも?」


「象が長いのは鼻の下じゃねえよ」


 というか、そんな象はイヤだ。


 それはともかく、キスクだって健康的な年頃の男子なのだ。

 そんな仕草を見せられれば、何が見えるというわけでも無いのに、ついついそこに目が吸い寄せられるのは極めて、自然なことだ。

 それは言うなれば男の哀しい(さが)


 現に、これはキスクだけに限った事ではない。

 キスクはぐるりと男性陣を見回す。


 ナナシはちらりとヘルトルードの胸元に目をやっては、目を逸らしてを繰り返しているし、ヘイザに至っては真っ赤になって(うつむ)いたままだ。

 特に反応の無い執事は……まあ、枯れてるってことだろう。


 だってしょうがないじゃない。人間だもの。


 キスクが全人類の約半分を代表して(心の中で)声高に叫んだのはストラスブル城に隣接した屋敷。その応接室でのことであった。


 先程まで、ヘルトルード達がヘイザ達と歓談していた応接室とは別の部屋。

 玄関ホールから奥へと入らず、すぐ脇に入ったところにある小さな応接室。

 窓の一つもないその小さな部屋に今、9人もの人間が顔を突き合わせている。


 シュメルヴィの来訪に(こた)えて、ヘルトルードとストラスブル伯の執事クリフトがこの応接室を訪れ、ソファーに腰を落とした途端、再び家政婦がドアの外から来客を告げた。


 そうして、ナナシ、剣姫、キスクがこの部屋に通され、ならば蚊帳(かや)の外というわけには行かないと、マリー、ヘイザ、ハヅキもこの部屋へと案内されたのだ。


「で、青いの。主はんの子供の一人ぐらい出来たんかいな」


「な、いきなり何を!?」


 胸元から手を離すと、腰を浮かせるようにしてヘルトルードは遠慮なく銀嶺の剣姫にとんでもない質問をぶっこみ、剣姫は顔を真っ赤にしてソファーから立ち上がった。


「なにカマトトぶっとんねん。二人っきりの婚前旅行やで? 子供の一人も仕込み終わってて当然ちゃうのん」


「そ、そんなことある訳無いでしょう!」


 ヘルトルードのその物言いを、叫ぶように否定したのはナナシ。

 一瞬、意外そうな顔をしてヘルトルードは、口元を手で隠しながら、剣姫に向かってニヤニヤと顔を寄せる。


「プックックー、なぁなぁ、聞いたか? 青いの。そんなわけないやて。お前なんか眼中に無いんじゃ言われとんで、おい」


「いや、あの、その、そういう意味では…… 」


「主様、大丈夫です。わかっております。取りあえず、この(あか)いのを今すぐもっと真赤(まっか)に染めますので、しばらくお待ちください」


 音も無くゆらりと立ち上がると、銀嶺の剣姫はヘルトルードの顔面を鷲づかみにし、驚愕に目を見開くヘルトルードが顔に押し当てられた指の隙間から、剣姫の表情を伺えば、その双眸(そうぼう)には光がなく、どこまでも深い底の見えない闇を(たた)えていた。


「ちょ!? タンマ、冗談、アタタタタ。冗談やて?! アカン! 主はん、助けて、アタタタタ、コイツ、マジやぁ。出る! 耳から出たアカンもんが出てまううう!」


 少々無茶しても大丈夫だと分かっている分、ヘルトルードに対しては銀嶺の剣姫も容赦がない。

 ナナシもこれはまあ自業自得。と、放置することにした。


 しかし、今まで全く話に入ってこなかったシュメルヴィが苛立(いらだ)ちを隠そうともせずに、じゃれあう(?)剣姫二人を剣呑(けんのん)な視線で見据えてピシャリと言い放つ。


「そういう馬鹿騒ぎは後にしてくれるかしら。今は一刻を争うの」


「「……すいません」」


 あの剣姫二人が一瞬で大人しくなる。

 シュメルヴィの口調には、いつもの間延びする様な甘ったるい感じがこれっぽっちも見られない。それだけに現在、何かしら深刻な状況にあることが、ひしひしと伝わってくるような気がした。


「ふうぅぅ」


 シュメルヴィは気を落ち着かせようとする様にゆっくりと息を吐き出すと、こめかみを指で押しながら、口を開く。


「ミリアちゃんが捕まったわ。アスモダイモスで」


「えっ?!」


 思わずナナシが驚愕の声を洩らし、剣姫達が驚きの表情とともに互いに顔を見合わせる。

 ミリアのことを知らないマリー、ハヅキ、クリフトだけがぽかんとした表情を浮かべている。


 指に力を込め過ぎたのか、こめかみに赤い(あと)を残しながら、シュメルヴィは疲労感の漂う沈痛な面持ちで、肩を落とす。


「おそらく、アスモダイモスにはミリアちゃんはもういない。アスモダイモスの中を一晩中探し回ったけど、探知の魔法にも全く引っかからなかったの。すでにどこかに連れ去られたと見て間違いないと思う……」


 想像以上に深刻な出来事に、誰もが失った言葉を探す。一番最初に自分の言葉を見つけたのはヘルトルード。


「あんのアホ家政婦(メイド)。策士策に溺れるいうのは、(まさ)にこういうこっちゃで」


 まるで呆れかえったとでも言う様な物言いは不謹慎にも聞こえるが、彼女はそう言う言い方しか出来ないのだ。

 彼女の内心の焦りは、頬を伝う一筋の汗が物語っている。


「早く助けに行かないと……」


「どこへだ? 当てもなく走り回っても後手に回るだけだぜ。アスモダイモスから連れ出されたとすれば、この広大な首都の何処(どこ)かって事だぞ。砂漠で一粒の砂金を探すようなもんじゃねえか」


「じゃ、このまま指をくわえてみてろっていうんですか!」


 焦りの余り、言い争う様な口調になるナナシとキスク。

 そんな二人を放置して、マリーがおずおずと手をあげて、シュメルヴィに問いかける。


「あのぅ、ちょっといいですか?」


「なんですか?」


「私はそのミリアという方の事は存じあげませんが、何で(さら)われたってわかったんです? (さら)われるところを見たんですか?」


「いえ、確かにあなたの言うとおり、(さら)われるところは見ていないわ。ただ、ミリアちゃんを護衛していた兵士二人の死体を見つけた事と、実際ミリアちゃんの姿が見当たらないことからの推論ね」


 シュメルヴィがそう言うとマリーは小さく微笑む。


「では、直ぐに殺されてしまうことは無さそうですね。機動城砦から人一人を攫おうとするなら、それは相当な手間です。

 一緒にいた方々が死んでいたというのに、ミリアさんをそこで殺さなかったということは、攫った人は何らかの利用価値を見出しているということですよね」


「ミリアちゃんはアスモダイモスの中で消えたの。誰が(さら)ったかなんて考えるまでもないわ。ただミリアちゃんを何かに利用しようとしているのだとしたら、このタイミングですもの、ミオ様の裁判に関係が無いはずがないわ」


 マリーの言わんとしていることは、シュメルヴィにも分かっている。ただミリアの心配をするのと同時に、ミリアがいなくなることでミオを巡る裁判の行方が一層不安なものになったのだ。


「そう言えば、今のところ、裁判の趨勢は3対4で有罪。あの家政婦(メイド)は、逆転は出来るけど、当日にならんと打たれへん手がある様なことを言うとったわ」


 当日にならないと打てない一手。

 それは既に打ち終わっているのか、それともミリアがいないことで水泡に帰したのか、それさえも分からない。


 一瞬絶望にも似た空気が漂う中、ヘルトルードはハヅキをじっと見つめ何かを思いついたかのように声を上げる。


「せや! なあシュメルヴィはん。そこの赤ん坊領主やけど、治癒魔法でどうにかできへんのかいな。そいつさえまともに戻ったら一票は確保できるで!」


 しかしシュメルヴィは首を振る。


「治癒魔法じゃ、記憶は戻せないわ。時間魔法で巻き戻すとしても同じことね、魔力を全部使ったって、せいぜい3日分巻き戻すのが限界だわ」


 シュメルヴィの答えに、ヘルトルードが大袈裟に肩をおとして項垂(うなだ)れる。


「そうかぁ……。いっそのこと、さっきマリーはんがマリールーいう奴に似てるいうてたみたいに、その赤ん坊領主そっくりな奴でもおればええねんけどな……」


 ヘルトルードが愚痴る様に(こぼ)したその一言にキスクとヘイザが顔を見合わせる。


「キスクさん」


「ああ」


 二人は頷きあうと、ヘイザは背嚢(リュック)の中をがさごそと探りはじめ、キスクは一同に向かって口を開く。


「俺達がサラトガから脱出して、ゲルギオスに戻る時に、あのクソガキ(サラトガ伯)から借りた魔道具があるんだ」


「あった!」


 ヘイザが背嚢(リュック)の奥から取り出したのは、玉虫色にキラキラと光る腕輪。それを見た途端、シュメルヴィは言わんとしたことを理解したのか、口元を緩める。


「それは偽装環(リング・ディスガイス)ね」


「ああ、そうだ、これを付けて最後に触った人間に化けることができる魔道具だ。俺達はサラトガから砂を裂くもの(サンド・スプレッダー)で飛び出した後、逃げるだけ逃げてから、ゲルギオスに投降し、こいつでゲルギオス兵に化けて逃げたんだ」


「つつ、つまり、それでハヅキに、にばば、化けて裁判に出れば……」


 皆の表情に理解の色が広がっていく。


「但し、性別は変えられねえから女だ。この中でこうなる前のハヅキに面識のあるヤツはいるか?」


 キスクがそう問いかけると、おずおずと剣姫が手をあげる。

 何故か照れる様に笑う剣姫の姿を見て、ヘルトルード、ナナシ、シュメルヴィのサラトガ勢は一斉に溜息をついた。


「無理やな」


「無理ですね」


「ありえないわ」


「どうしてですか?! いや、やりたいわけじゃないですけど、その反応は傷つきます!」


 口々に無理を繰り返すナナシ達に剣姫は声を荒げる。


「まあ、ものは試しだ。一度やってみようじゃねえか。アンタ、これ付けてハヅキに触ってみてくれ」


 キスクに偽装環(リング・ディスガイス)を手渡され、装着すると剣姫は立ち上がってハヅキの頭頂部をぺたりと触る、その瞬間、紙芝居の絵がさしかわる様に剣姫の姿が横にズレたかと思うと、そこにハヅキの姿があらわれた。


「す、すごいですね」


「ええ、ミオ様の取っておきですもの。たぶんあなたも一度はこれを使って他の人に化けたミオ様と会話しているはずよ」


「え゛」


 思わず感嘆の声を洩らすナナシに、シュメルヴィがさらりと爆弾を投げ込んだ。

 ミオ様の悪口とか言わなかったよなと、盛大にキョドりながらも、ナナシは剣姫に向き直る。


「じゃ、じゃあ剣姫様、ストラスブル伯様になったつもりで振る舞ってみてください」


 ストラスブル伯に化けた剣姫は首を傾げて、少し考えた末に口を開く。


「こんにちは、ドリルです」


「お嬢様はご自分でドリルなどとは、口が裂けてもおっしゃいません!」


 即座にツッコむクリフト。

どうやらそれは許容できない事だったらしい。


「おっさん、ちょっと怒ってんじゃん」


 キスクがヘイザに耳打ちする。

 しかし、クリフトのツッコみに何故か気を良くした様子の剣姫が更に続ける。


「右ドリル、左ドリル。二つあわせて何ドリルでしょう? はい、主様!」


「2つって言っちゃってますよね。2ドリルでしょ?」


「ドリルの数え方って正しくはどうなんでしょうね?」


「知りませんよ!」


 思わず声を荒げるナナシにシュメルヴィが(ささや)く。


「小型のものなら一丁二丁。大型のものなら一台ね」


「シュメルヴィさん、真面目に応えなくていいですから」


 おもわず肩を落とすナナシに、剣姫が楽しそうに声をかける。


「冗談ですよ、主様。じょ・う・だ・ん」


「剣姫様……なんでそんなにテンション上がっちゃってるんです?」


「主様、何をやっても他の人のせいにできると思うと開放感がすごいんです。これ」


 いや、剣姫様だって皆知ってますけど?


「とにかく、ちゃんとストラスブル伯様のフリをしてみてください」


 剣姫は頷いて(あご)の下に手の甲を付けると、小指をピンと立て、もう片方の手を腰に当てて、甲高く笑い始める。


「おーっほっほっほ、皆さんごきげんよう。あらなぁに(主様以外は)不細工な面そろえて見世物小屋みたいよぉ」


「少し複雑な気分ですが、そんな感じのことは言っても、おかしくない方ではあります」


 ぐぬぬと歯噛みする様な様子で、クリフトは剣姫の演技を認める。

 その言葉に剣姫はさらに調子に乗る。


「さあ、(主様以外の)豚共、ひざまずいて靴をお舐めなさい!」


「うわぁ、ムカつくわぁ、こいつ」


「しかし実に残念ですが、お嬢様ならこれぐらいは、言ってもおかしくありません」


 思わず顔を(しか)めるヘルトルード。認めたくはないが認めざるを得ないと言った様子のクリフト。

 幼児退行しているとはいえ、すぐ隣に当の本人がいるわけだが。


 パンパンと手を叩いて、キスクが一同の注目を集めた上で口を開く。


「不安は残るが、剣姫にはそれで裁判に乗り込んでもらおうか」


 そしてクリフトの方に視線を移す。


「で、おっさん、こいつの付き添いってことで一緒に裁判に出て、フォローしてやってくれねえか?」


「かしこまりました」


 ナナシもうんうんと頷く。

 流石に剣姫だけで裁判に乗り込むと言ったら、法廷が吹っ飛ぶ不幸な未来しか想像出来ないが、クリフトが一緒ならば何とかフォローしてくれることだろう。

 しかし、キスクの物言いは剣姫の気に(さわ)ったらしい。頬を膨らませながらキスクに向かって抗議の声を上げる。


「コイツだなんて、失礼な男ですね。お前もドリルにしてやろうかしら」


「あん? ドリルって言っとけばいいと思うなよ」


「そんなつもりは無いでドリル」


「語尾にドリルとか、安っぽいキャラづけしてんじゃねえ!」


 思わず脊髄反射的にツッコんだ後で、キスクは頭を抱える様にしてナナシへと問いかける。


「なあ、コイツホントに大丈夫か?」


「ははは……はぁ、大丈夫ですよ。たぶん、おそらく、メイビー」


「つまり保証はできないってことだな」


 ナナシがコクリと頷く。


「でも、出来ることがあるなら、今の僕らはやるしかありません。

 もうすぐメルクリウスが到着します。執事様はストラスブル伯様の以前の髪型やお化粧をハヅキさんに施してください。その上で剣姫様はそれに化けて執事様と一緒に裁判の席に乗り込んでください」


 剣姫とクリフトはコクリと頷き、キスクがナナシの肩を叩く。


「俺はアスモダイモスに戻ってみようと思う。家政婦(メイド)の居場所の手がかりが何かつかめるかもしれねえからな。

 俺はアイツには守らせなきゃならねえ約束があるんだ。ヘイザとマリーはハヅキの面倒を頼むぜ」


 ヘイザとマリーはコクリと頷き、その様子を見たハヅキは二人のマネをしてコクコクと頷いた。


「主はんはどうしはんの?」


「僕は、メルクリウスが到着し次第、キサ……ゲルギオス伯がどうなったのか確認するために、ペリクレスの幹部の肩書で、領主へ面談を申込みに行きます」


 ナナシはちらりとヘイザの方を盗み見る。

 ヘイザは特に何の反応もしなかった。どうやらゲルギオス伯がキサラギであることは知らないらしい。


「ウチは途中まで、主はんと一緒に行くわ」


「途中まで?」


「せや、ウチ、家政婦(メイド)から、一個『やっとけ』言われてる事があんねん。意味わからへんねんけどな」


「なんですって?」


 ヘルトルードの言葉に思わず注目が集まる。

 ヘルトルードはあまり深く考えてはいない様だが、今、この状況でミリアが指示したことが重要で無い筈が無い。


「メルクリウスが到着したら、7番と8番の常設橋の間で空に向かって爆裂(イクスプロージオ)の魔法を3発ぶっ放せやて。な、意味わからんやろ」


「それって……」


「何かの合図ですね」


 呆れた様に肩を(すく)めるヘルトルードと対照的に、緊張したような面持ちでナナシと剣姫が顔を見合わせる。

 ヘルトルードは思い至ってない様だが、それが何かの合図であることは間違いない。

 誰に向けた物かは分からないが、このタイミングでの合図となればミリアが言っていたという「当日にならないと打てない手」に係わるものとしか考え様がなかった。


「シュメルヴィさんはどうします?」


「ごめんなさい、私は少し休ませてもらうわ。昨日からずっとミリアちゃんを探すのにかかりきりで、魔力ももうすっからかんなの。しばらく休んだら、今度は街の方にミリアちゃんを探しにいくわ」


「わかりました」


 頷くナナシの耳元に急にシュメルヴィが口を寄せる。


義妹(いもうと)ちゃんの魂を取り出す方法は見つからないけれど、あのゴーレムを義妹(いもうと)ちゃんに乗っ取らせる方法は見つかったわ。何とかして私のところまで連れて来てちょうだい」


 ナナシは驚いて、思わずシュメルヴィの顔を見直すと、シュメルヴィはそっと片目を(つぶ)って微笑んだ。

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新作始めました!舞台はサラトガから数百年後、エスカリス・ミーミルの北、フロインベール。 『落ちこぼれ衛士見習いの少年。(実は)最強最悪の暗殺者。』 も、どうぞ、よろしくお願いいたします!
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