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幼馴染みが可愛すぎる件について。

読んでくださる方に感謝を。

俺には可愛らしく美しすぎる幼馴染み達がいる。

三人兄弟だが、はっきりいって三姉妹にしか見えない。


真ん中が男でアオイというんだけど、姉と妹とは違った系統の美少女にしか見えない美少年だ。

姉妹が綺麗系ならアオイは可愛い系だ。

動物の赤ちゃん系の可愛さっていうのかな、老若男女ノックアウトする系。


だが、あいつも腐っても男。

ムキムキマッチョに憧れる同志だ。

日々マッチョを目指し、トレーニングをしているんだが全くあいつは筋肉がつきにくい。

もりっとならない。

この前、

「アオイ、なに読んでるんだ?」

って聞いたら、効率ある筋肉の付け方という本だっだ。

トレーニングだけでなくそんなところまで気を回し学ぶアオイの貪欲さと、悲しい現実に俺は涙した。

絶対にムキムキにしてやると固く誓ったが周囲には不評だ。

何故!


俺はムキムキマッチョになりかった。

ただのマッチョじゃなく、強く誰かを護れるくらいに。

そう幼いときに決めたのだ。


ゼノンおじさん…アオイ達の父さんは国というか世界レベルで最強な魔術師だ。

そして凄い美形。俺の父さんは人外美形って言ってたな。

見馴れたから別に気にならないけど、たいていの奴は見とれる程。実力もあり美形、それでいてオブラートに包まない物言いするから敵もできやすい。

嫉妬や実力を恐れ狙われることもしばしばある人なのだ。

そんな人だからミチルおばさんやアオイ達も狙われた。みせしめに、あるいは言うことを聞かせようとして。

おじさんおばさんどちらも気をつけていたけど、ある日アオイとその姉ユリ、俺の三人で誘拐された。

女二人に男一人の兄弟としか知らなかった誘拐犯は俺をアオイと間違えたらしい。

その時、ユリが守ってくれた。

泣きそうになる俺達を慰めてくれた。

でも俺は知っていた。

その手が震えていたことを。

程なくして助け出されたけど、その時から強くなろうと決めた。

ユリも、アオイもスミレも護れるくらいに強くなろうと。


だからこそ、俺は今日もトレーニングする。

強くなるために。

だからこそ、アオイも強くなりたいと思うのを応援する。

男として気持ちがわかるから。


しかし可愛らしいのも大変だ。

今日も今日とて男に追い回され、告白され、貢物を無理矢理受け取らされる。

大半の貢物には、盗聴や盗撮の魔具やら髪の毛やらなにやら口で言いたくないモノが入っていたりする。


俺の幼馴染みは可愛すぎる。

故に、少しずつ黒く毒舌になっている。


体調がよければ早めに更新したい…

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