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暗闇の黄金チャーハン


小説に夢中のぽんちゃん、

いつの間にか深夜になってしまいました。

明日は休みだし、気兼ねなく夜更かしできます。


ゴソゴソ

ゴソゴソ


お腹が空いて、台所へ向かいます。

廊下は暗く、みな寝静まっています。


夜食になんかないかな?

台所に電気式のランタンをチロリンと灯します。


ノドが乾いたので、冷やしておいた水道の水をぐびぐび飲みます。この辺りは山のふもとで水が豊富でとても美味しいです。だけど殺菌のためどうしてもカルキのニオイがあります。なので1リットルの瓶に水道水と冷凍レモンの薄切りを入れて冷蔵庫に常備してあります。こうするとクエン酸がカルキの成分を分解するそうです。



ご飯の残りと卵とネギがある。

冷蔵庫には焼肉のタレとソーセージ。


くんくん

くんくん


イメージが湧いてきます。

鼻がひくひくしてきました。


味が濃いめの、あつあつチャーハンを作ろう!



最初につけ合わせのラーメンスープを作ります。

小鍋に材料を入れて弱火にかけます。

- [ ] 水 コップ1

- [ ] 鶏ガラスープの素 小さじ2

- [ ] 醤油小さじ1

- [ ] 白ゴマ

- [ ] こしょう


スープはこのまま出来てしまうので、その間にチャーハンを一気に作ります。


材料を準備!

- [ ] とき卵1個

- [ ] ご飯 おわん1

- [ ] ネギ5センチみじん切り(あとでスープにも少し入れる)

- [ ] ソーセージ1本 輪切りにする

- [ ] 焼肉のタレ 適当


最初にフライパンを火にかけて、あつあつにして白い煙がふわっと出てくるまで待ちます。

油を少し入れて、フライパン全体にまんべんなく回します。なじんだらティッシュで拭き取り、コーティングします。こびりつかずきれいにできます。


テフロンのフライパンは良くない。

少しづつ剥がれてくるし、身体にとても悪い何かが蓄積される感じがする。


もう一度、油を大さじ1入れて、とき卵をしゅわーっと入れます。

すぐにご飯、ソーセージ、ネギを入れてしゃっしゃっと炒めます。


いい感じになったら焼肉のタレを回し入れて、さらにしゅわっと炒めます。


塩と胡椒をパッパと入れて。

こんなもんかな。

お皿に移します。


スープが丁度できてるのでネギの残りをちょいちょい入れてマグカップに注ぎます。

なんか夜食ではお椀よりこっちを使います。



さあできたできた。

お腹がぐうと鳴ってきます。


いただきます(小声)



大きなスプーンでほおばって食べます。

はむはむ

はむはむ


うまいうまい。


マグカップのスープを飲みながら、

あっという間にたらいあげてしまいました。

最後に冷やした水道水をぐびぐび。

うまい!



さあ、小説の続きを読もう!

トトトトト

ぽんちゃんは台所をほったらかしで部屋に戻ってしまいました。


流しの上には、出しっぱなしの

焼肉のタレ黄金の味。



夜更かしはほどほどにね。




おしまい


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