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サンキュ  作者: 廣風直
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第53話

第五十三話:私の記憶 四十七


 これは私が実家に帰省していた時の出来事である。インスタグラムで繋がってる一人の教え子がメッセージをくれた。「試合があるので観に来てくれませんか。」私は近くの神社の御朱印をもらいたかったので、行くことに決めた。

 高校を卒業してから大学でも野球を続け、さらには社会人野球でレギュラーとして活躍している教え子を私は誇らしく思った。試合は接戦の末、サヨナラ勝ちをした。翌日も試合があり、勝つと優勝となり、全国大会への切符が手に入るとのことだったので、私は翌日も野球場へ駆けつけた。

 同点で迎えた最終回、打順が私の教え子に回って来た。一打でサヨナラ勝ちという場面。相手ピッチャーか振りかぶって投げた。バットの快音が響いた。ホームに帰ってくる選手。私の教え子の一打で試合が終わったのであった。観に来て本当に良かった。見事全国大会への切符を手に入れたのであった。感動をありがとう。

 私はサヨナラヒットを打ったこの教え子にはキン肉マンに登場する、ロビンマスクのフィギュアをプレゼントした。ワクワクとドキドキを与えてくれたこの教え子は、格好良くてまるでロビンマスクのようであったからである。私の観に行った二日目には、教え子が観戦に来ると聞いていたので、その子にはウォーズマンのフィギュアをプレゼントした。ロビンマスクとウォーズマンは超人師弟コンビであるからだ。高校卒業後も繋がっている二人は良いコンビだと思ったからである。

 私は自分の車に積んであるグローブのことを思い出した。優勝チームのサイン入りグローブにしようと閃いて、チームの一人に声をかけた。快く受けてくれた。その時にお願いしたのはグローブを開いた中心に教え子のサインをくださいということであった。しばらくしてからチームのサイン入りグローブが私の元へ戻ってきた。想像を超えたカッコ良さであった。自慢できる宝物の出来上がりである。持つべきものはかわいい教え子である。

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