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筆頭王国騎士団

試運転中、試運転中。

今日は冒険者ギルドでジュークの土産話を聞くと共に情報収集だ。

多分ジュークの奴自慢してくるだろうな。

よし行くか!


_____________________


キィィ


「おい、これだよこれ!ウィンドウルフの呼子!」

「なんだそれ?」

「これを使えば30分ウィンドウルフを呼んで騎乗出来るんだよ!」


俺が聞くまでもなくジュークが大きい声でレアアイテムの戦利品を自慢しまくっていた。

縁の方で少し聞いてみるとするか。


「お前それレアアイテムじゃないか?!何処で手に入れた?!」

「へへ、例の街の外に出たすぐにあるダンジョンさ。」

「何?!あの噂は本当だったのか?!」

「ああ、自分のパーティーはこれを後5つ取っ手全員分用意するつもりだ。

 そしたら移動が馬鹿みたいに楽になるぜ。」

「なら、自分んとこもそのダンジョンに入ってみるか。」

「それがいいかもな。でもウィンドウルフに乗ったゴブリンライダーを倒さないといけないぞ。」

「それ位余裕だろ。」

「いや、途中で暗闇になるトラップがあって、油断してたらあっという間にお陀仏だぞ。」

「なに?!?」

「オマケに体力が少なくなると本気になってきたぞ。あれは普通の個体より強化されてると見た。」

「用心に越したことはねえな。たんまり準備していくか。」


「おい筆頭王国騎士団が例のダンジョンの調査に乗り出すらしいぞ。」

「まじか?!筆頭といやあLV40位ある噂だぞ!」

「王国も本気になってるってことか、、。」


うっし!!酒の肴になる位ダンジョンの話で盛り上がってるな。

しかもウィンドウルフの呼子ともなれば低LV冒険者の憧れの的だからな。

おそらく近日中には人でごった返すだろう。

となると同時に複数パーティーを受け入れたいがいい案がないな。

ダンジョンメッセージさんに聞いてみよう。よし善は急げだ。食糧を買いだめして

帰るか。


_________________


「ダンジョンメッセージさ〜ん今帰ったよ〜!」

「おかえりなさいませ魔王さま。」

「ちょっといきなり聞くんだけどさ〜、同時に複数パーティーを受け入れたいんだけど、

 いい案がないんだよね、何か言い考えないかな?」

「それならダンジョンをコピー&ペーストしてはどうでしょうか?」

「なにそれ?」

「はい。現在展開しているダンジョンは異次元空間1に展開しています。この異次元空間を拡張して

 異次元空間2、異次元空間3を生み出して今生成しているダンジョンを3つに増やすことが

 できます。」

「なにそれ?便利すぎ!じゃあその方法で4つまで増やして入ってくるパーティーを適当に

 振り分けてくれる?」

「了解しました魔王さま。」

これでひとまず問題は解決したな。

後気になるのは筆頭王国騎士団か、、。

LV40なんて悔しいがゴブリンライダーは瞬殺だろうな、、そうだ!隠しボスなんて

どうだろう?

「えっと、ダンジョンメッセージさん?」

「はい、ここに。」

「今度、筆頭王国騎士団がこのダンジョンに来るんだけど、ゴブリンライダーでも瞬殺

 だろうからゴブリンライダーの隠し条件として、戦闘開始から30秒以内に倒したら

 隠しボスがドーンって登場みたいなのしたいんだけど?どうかな?」

「可能です。」

「おお!!じゃあ隠しボスはケルベロスにしよう。」

「承りました。設定しておきます。」

「ありがとう!!」

絶っったい!!ビックリするだろうな、筆頭王国騎士団!!

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