表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/47

ジュークがんばる

徐行運転中です。見切り発車とも言います。

俺はこのダンジョンの主のアンク。

昨日、冒険者ギルドでジュークが話していたとおり、早速俺のダンジョンに挑戦してきた。

最初は困惑していたが、危なげなく第2階層をクリア。どうやら昨日の王国騎士団は

やはり弱かったらしい。少し安心した。やはり、知り合いが俺のダンジョンを

攻略するのは他人とは違った味わいがある。

ジューク達は第3階層のボスの前で戦いの準備を行っている。

どれ!お手並み拝見といこう!


________________________


「マルレ!ゴブリンが騎乗しているウルフの属性はなんだ(一応分かるが皆の意思統一の

 為に聞いておこう)」

「ウィンドウルフです。(自分で言えばいいと思うけど、他の人との掛け合いの方が

 皆が話に耳を傾けてくれるから、話に乗るか)風魔法の自己強化で速さは俺達より速いです。

 後、風圧(小)を常時展開している為、軽いノックバック効果があります。」

「分かった。2人一組になって、一人が防御した隙にもう一人がウィンドウルフに

 攻撃だ。ノックバックがあるからお前等踏ん張れよ!」

「「 おう!! 」」

「「 あい!! 」」

「 合点!! 」


「突っ込むぞ!」


_________________



「ジューク!予想以上に速い?!」

「落ち着け!俺らが十分反応出来る速さだ!追おうとするな、待ってりゃアッチから

 来てくれるんだ!迎え撃て!ちゃんと踏ん張っとけよ!!」

「そうだな!!」


「キクアの組を挟むようにしろ!回復がやられちゃ話しにならん?!」

「オケ!!」


________________


ん?ゴブリンライダーの目が光りだしたぞ?


「ジューク!そろそろゴブリンライダーの体力が半分位だと思う!」

「おう!このまま作戦を維持、、、?!だ??!」

「明かりが消えて暗闇になった?!やばいマジックライトっっ!!!急げ!!!?!」


ポワ!!


「クソ?!味な真似をしてくれる!?こんな単純な罠に引っ掛かるとは?!

 皆無事かっ??」


「「 ああ!! 」」

「「 大丈夫! 」」

「 オッケ! 」


「よし!削り切ろう!魔法は当たらないから温存しとけ!」


キィィン!!


ザシュ!!


「よしカウンターがクリティカルヒットしたか!」

今度はウィンドウルフの目が光りだしたか?また罠か!?


「ジューク!やっこさん本気になるぞ!恐らくスピードが上がる!!」

「キクア!回復厚めにしとけ!!」

「アインス!一応確認だ!ゴブリンライダーのムーブスロウがそろそろ切れる頃だ、

 重ねがけしとけ!」

「分かった。」

「落ち着いて対処したらいいはずだが、一応マージン(余裕)を残しながら動け!!」


__________________


ザシュウ!!


「やったか?!」


第3階層クリア条件達成を確認しました

 第3階層クリア報酬:経験値5000

5000デラ

          ウィンドウルフの呼子(騎乗用アイテム)


「おいアルク!?言っただろ、レアアイテムだ!」

「まじでジュークの言ったとおりレアアイテムだ、、。」

「まさか俺らがレアアイテムにお目にかかれるとは、、、。」

「経験値とデラもそこそこ美味えぞ。」

「レツニゥア、カケは俺の勝ちだな!」

「あたいたち、夢じゃ無いよね?」

「ああ!」

「よし!取り敢えず街に戻って乾杯しながら作戦会議だ!」

「「「「「 おっし!! 」」」」」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ