ゴブリンヒール
試運転中。
「隊長!門の中から異常な魔力反応!それ以外は異常ありません!」
「分かった。カッシュどう思う?」
「は!個人的な意見としては罠です。しかし、王命である以上、、。」
「宮仕えの嫌なところだな。各人用意をしろ!10分後に突入!」
「「「「「 は! 」」」」」
_________________________
ギィーーーー
ダンジョンへようこそ
第1階層クリア条件:モンスター30体撃破(15分)
「何?!クリア条件だと?!」
「カッシュ!なんだこれは?!」
「わ、わかりません。ダンジョンが話し掛けてくるなど聞いたことがありません。」
「、、、ケルナはオートマッピングを起動!」
「もうやってますよ。」
「うむ。考えても仕方ない。郷に入れば郷に従え。まずはクリア条件の達成を目指す。」
「進行速度緩めにする。」
「ライドは後ろを見ながら進め。お前の速度に合す。」
「了解です。」
「念の為キリナはマジックライトを常時展開!」
「イエスサー!」
「行くぞ!」
「「「「「 は! 」」」」」
_________________________
ザシュ!!
「これで30か。」
ダンジョンメッセージ
第1階層クリア条件達成
クリア報酬:経験値1000
1000デラ
星降る剣(稀に3回攻撃)
「?!カッシュ?!」
「わ、わかりません!しかし、これに従うほかないかと。」
「ぐぬ、、。」
ダンジョンメッセージ
第1階層クリアが記録されました
第2階層が開放されました
パーティーリーダーに
選択を要求します:ダンジョンから退出しますか?
第2階層に転移しますか?
自分達の目的はあくまでダンジョンの調査。が、しかし星降る剣か。このレアアイテム、、。
それにスライムなら次に出てくるモンスターも弱いだろう、、。
「いいか聞け!これより第2階層へ転移する!」
「隊長?!危険です!」
「これは決定事項だ!各人用意しろ。」
「わ、わかりました。(いけないないくら隊長でもレアアイテムを見せられて欲が出たか)」
_______________________
第2階層へようこそ
第2階層クリア条件:モンスター5パーティー撃破(1時間)
「各人第1階層と同じ手はずでいく。」
「「「「「 は! 」」」」」
_______________________
「モンスター発見」
「ゴブリンヒールだと?!」
「隊長わが隊の準備では5パーティーはギリギリかと。」
「、、勾配を使おう。ゴブリンパーティーを坂の下におびき出して、転移魔法陣で
自分がゴブリンヒールの後ろに転移して襲いかかる。それを確認したら
総員で突撃!」
「分かりました!」
「ラナッシュ!モンスターのプルを!」
「了解!!」
__________________________
「上手くプル出来たな。これより転移する。カッシュを臨時の隊長代理とする!」
「オーケーです!準備完了!!」
ブーーーン
「うおりゃ!喰らえゴブリンヒール!」
「隊長の攻撃を確認!突撃!」
「ゴブリンスレイヤー撃破!次マージ!!」
「いかん範囲魔法反応!」
「ケケケ!ファイアプリズン!」
ゴ!!!
「ぐあ!このマージめ!みんな大丈夫か!!」
「ケルナ動かん!?」
「くそこれでも喰らえ!」
ザシュ!!
「隊長ケ、ケルナが?!」
「く?!ケルナすまん自分が欲に眩んだばかりに。」
バキッ!!
「そうだよアンタのせいだよ!レアアイテムなんかに目が眩んで!畜生!早く宮廷神官に
見せないと!」
ダンジョンメッセージ
第2階層クリアが確認されました
第2階層クリア報酬:経験値3000
3000デル
挑発の盾(モンスターの視線を独占する)
第3はまだ未実装の為これより強制退出を行います
なお退出と同時に怪我の回復、戦闘不能からの回復を行います
ご利用ありがとうございました
ブーーーン
________________
「ん?んん?あれ?私無事?」
「ケルナ?!無事なのか?!」
「うん、そうみたい」
「まじか?生き返った、、。」
「ケルナよかった。お前がいなくなったら俺は、、。」
「カッシュ、、感謝するけどゴメン!」
「フンギャ!?!」
「と、兎に角王にご報告だ」
「「「「「 は! 」」」」」