続・吟遊詩人のミックスボイス
久しぶりに、見切り発車です。
私はイレーザ。しがない吟遊詩人だ。
今日は先日お世話になった吟遊詩人のサーナさんに、
本格的にミックスボイスを教えてもらえるとあって、
張り切っている。
「サーナさん!今日は宜しくお願いします!!」
『ええ、宜しくね!』
「もう、私なんかがサーナさんに教えて
もらえるなんて感激ですよ!」
『あはは、あまり気負わないでね?』
『それじゃあ、早速始めましょうか?』
「はい!宜しくお願いします!!」
『ええと?それでは、まず初めに変なことするけど、
戸惑わないでね?』
「あれ?その両手に持っているのは、歌の再生機
ですか?」
『そうよ、まずこの2台の再生機をハモらすから
おとなしく聴いててね?』
「は?はい?」
♪♬♫〜
『じゃあ今聴いた曲を歌ってみて?』
「あ、はい。」
♪♬♫〜
「あれ、何か何時もと全然感覚が違う?」
『これはちょっとした裏技なんだけど、こうやって
ハモらして聴くと、音感が著しく向上して、
実際の歌にも影響するのよ?
まあ、これはミックスボイスとは関係ない
けど、やってて損は無いわ。』
「は、はい、、。」
『それじゃあイレーザさん?本題のミックスボイスの
練習に移るわね。』
「はえ!!はい!」
『軽く10個位の手順を踏むから、覚悟してね?』
「お、お手柔らかに。サーナさん。」
『ふふ、まずは換声点の克服からね。
地声と裏声を繋げる練習よ。
低い地声から徐々に音階を上げていって
高い裏声に繋げるんだけど、その際急に裏返らない
ようにして、音階を徐々に上げっていってね?』
「はい!やってみます!!」
♬♫♪ ⤴
「出来ました!!」
『あら?!一発で出来るなんてかなり筋がいいわね?
じゃあ、今度は、高い裏声から低い地声に移行
していってね?もちろん急に声がひっくり返らない
ように徐々にね!』
「はい!!」
♪♫♬ ⤵
『あら?!素敵!出来たわね!
じゃあ、次のステップね!
メッサデボーチェといって、
音の高さを変えずに、裏声→地声→裏声と
一息てつなげるの。やりやすい音の高さで
いいわ。』
「は!はい!!」
♬〜♪〜♬〜
『いいわよ!!これが出来たらヘッドボイス
あたりがなんとなく出せるようになってるはずよ。
それでは次のステップね!
エッジボイスといって(あ"あ"あ"あ")っていう
濁った声を出すの。やり方は、(あ)で発声して
段々声を低くしていくか、息を吐ききって
そこで(あ)って発声すればいいわ。』
(あ"あ"あ"あ"〜〜)
『よし!それじゃあ一番難しいことを言うわね?』
「ははは、はい!」
『今のエッジボイスを裏声で出すの!
コツは地声のブレスと裏声のブレスって
違うんだけど、さっきのエッジボイスは
地声のブレスでしてるから、
今度は裏声のブレスにエッジボイスを入れるの。
どう?できる?』
「や!やってみます?!」
(あ""あ""あ""あ""〜〜)
「なんか、軽〜いエッジボイスが出ました!」
『合格!!最初はそんなものよ!
じゃあ、次よ!次!!今度は地声のブレスの
エッジボイスをまず下(鎖骨)方向に
引っ張ってみて?それを20回×3セット!!』
(あ"あ"あ"あ"〜〜) ↓ ×20回×3セット
『今度は地声のブレスのエッジボイスを
後ろ方向に引っ張ってみて!!』
(あ"あ"あ"あ"〜〜) → ×20回×3セット
『次は、裏声の低音域を広げる筋肉を鍛えるわ!!
裏声が地声にひっくり返らないように音階を
下げていって、限界になったら、地声の
ウィスパーボイスを使って、限界からさらに
3音階下げてみて。』
♬♫♪⤵♬♫♪⤵ ×20回×3セット
「うわー!!変な感じー!!」
『うふふ、それじゃあさっきの裏声のブレスの
エッジボイスを出してみて。多分、軽いエッジが
、少し重くなってると思うわ!』
(あ"'あ"'あ"'あ"'〜〜)
「ほんとだ!?」
『さあ!!仕上げよ!今の段階で裏声系のミックス
ボイスは出てるから、この最後の仕上げで
地声系のミックスボイスにするの!
ここまでやったら最後は簡単!!
軽めの裏声を出して、、、』
(ぁぁぁぁ〜〜)
『そこに地声を入れる(混ぜる、ミックス)!!』
(ぁぁぁぁァァァァアアアア〜〜!!!!?!?!)
『成功よ!!どう?イレーザこれがミックスよ!?』
「はい!確かに!!」
『では、確認ね?今まで裏声にひっくり返ってた
高音域の曲をアカペラで歌って?』
「はい!!(ドキドキ、、、)」
♪♫♬♪♫♬♪♫♬〜〜??!!!!?!?!
「あ?!なんか!裏返ってるけどちゃんと地声の
範囲で裏返るっていうか、違う!!」
『ふふ、本当は年単位で練習していくものだけど
、一日で出来るなんて、イレーザは天才ね!?』
「そんな?!サーナさんがいないと何をしていいか
なんてわからなくて、きっと無駄な情報に
振り回されてましたよ!!?」
『ありがと。じゃあ、出来たことだし、早速
パーティーの皆に聴かせてあげたら?!』
「はい!!ありがとうございました!!
(はあー!サーナさん!!素敵すぎる!!!)」
「(早速皆にミックスボイスの強化歌を掛けて
驚かせてあげよ!!☆)」
補足
喉を開く:ハミング(鼻腔共鳴)をした時に、鼻腔の音を口を開いて口腔で響かせる
のが、喉を開けるというやつで、
よく動画で見かける、低い地声から高いミックス(裏声)に
一気に上げるやつがありますが、その高いミックス(裏声)を
出している時は、先程のようにほぼハミング(鼻腔共鳴)になっている
状態なので、ここでハミング(鼻腔共鳴)のテンションを
維持したまま、先程の(口を開いて)口腔に響きを持っていくと
、喉を開くというのがどういうことか解ると思います。
鼻腔共鳴と腹式呼吸(ブレスの支え)は、素で出来ている人が、意識して
やると、やり過ぎになるかもです。




