表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/47

ダンジョン人狼 〜 第3階層 〜 小悪魔ソフィア

やっと第4階層が見えてきました。


ダンジョン人狼 〜 第3階層 〜 


ブーーーーーン

シュワワワワワワワン


 俺は階層転送の合間にさっきの事を考えていた。

 

クラーレス視点


 ソフィアというは非常に頭が回る。

 IQが高いとかではなくもっと老獪な、

 ソフィア自身がこう動けば

 、相手は自然とこう動いてくれるということを

 念頭に置いて動くだ。


 例えば、相手にいい格好をさせて持ち上げたら、

 勝手に矢面に立ってくれることがある。


 その矢面に立っている人の影で、上手く立ち回る

 のが、ソフィアというを表していると

 思う。


 なら、さっきの状況はどうだろうか?


 間違いなくマリアンヌが矢面に立っていた。

 マリアンヌが皆の注目を浴びているのを、

 利用したのは誰か?


 一番その立場に近いのは俺か、ソフィアだろう。


 もちろん、俺は狼では無い。


 しかし、ソフィアはどうだろうか………?


 「ソフィアが怪しい!」


__________________


ブーーーーーン

シュワワワワワワワン


 グロール視点


階層転移のじかんだ。

その間に、今まで起こったことを考える。


第一階層で抱いた不信についてだ。


マリアンヌが疑われる中、クラーレスまで狼だったら

どうしようという不安がよぎった。


俺はその時、不安を打ち消すように否定したが、

無くもないんではなかろうかと、思えてきた。


誰かが言っていた。


 「ていうか、○○がやけに饒舌なのが気になる?

 狼になった人って、話すテンポがやけに速くなるん

 だよね。」、


と。


これは、そっくりそのままクラーレスに当てはまるんじゃ

ないか?

今までで一番喋っているのはクラーレスだ。


もしだ。もし、マリアンヌとクラーレスが狼で

マリアンヌを犠牲にしてクラーレスは狼の疑惑から

逃げる。


つまり、クラーレスはマリアンヌを囮にして?!?!


「そうか?!そうだったのか!クラーレス!?

 なんて事を?!

 くそう!!仇はとってやるからな!!マリアンヌ!!」


________________


ブーーーーーン

シュワワワワワワワン


 第3階層


俺ことグロールは転送されるやいなや、クラーレスを

探しに走った。


少し走るとクラーレスが俺の方に走って来ていた。

俺はクラーレスに言ってやった。


「クラーレス!!お前が狼だったんだな!?」


「は?え?なに?!」


「とぼけても無駄だ!お前がマリアンヌを盾にして

 自分は狼では無いアピールをしていたのは

 お見通しだ!」


「ちょちょちょちょーーっと待て!どうしてそうなる!」


「いや、分かっている。お前がいつもより饒舌なのも

 。誰かが言っていたじゃないか?狼はいつにも

 ましてよく喋ると?」


「いや、違うから?!ソフィアだから!怪しいのは

 ソフィア!!」


「何をいっている!!あのソフィアにそんなことが

 できるわけ無いだろ!」


「騙されてるって?!(あかん、ソフィアの表面しか

 見てないか、グロールは。裏の顔は誰もあまり

 知らなきからな。くそ!何をいっても

 無駄っぽい?!)」


「謎は解けた!さあ、観念するんだ。俺は仇をうつ!!

 マリアンヌの名にかけて!!」


「まてまてまて、色々混ざってるから!!

 何勝手に盛り上がってやがるんだ!!!!」


「うおおおぉぉぁ!!!砕け散れクラーレス!!!

 『断罪』!!!!!」


ザシュ!!!


「ぐ、あ、そんな、、、。」


「仇はとったぞマリアンヌ…。」


ダンジョンメッセージより


 スキル断罪を確認しました


 これより第4階層に移ります


ブーーーーーン

シュワワワワワワワン


________________


とある死人達の部屋


 コンコン


「どうぞーーー!」

「失礼しまーす。」

「やっほー!いらっしゃい、クラーレス。」

「やあ、みんな久方ぶり。」

「見てたよー、グロールの盛大な勘違い!」

「ありゃあかんわ、何を言っても聞きゃしない。

 で、マリアンヌが狼として残りの狼は誰なの?

 マリアンヌ?」

「クラーレスの読み通りソフィアよ。

 あのこうゆうことやらせたら本当上手い

 わよね。」

「やっぱりそうか…はぁ、どっと疲れたよ。」

「まあ、こっちはこっちで死人部屋だけど、

 面白かったわよ?

 ぶっちゃけ、死人部屋で狼達の様子見る方が

 私は面白いし!」

「言えてるよ…。」

「でも、ゼラムもゾラも最難だったな?」

「ああ、ゲームだから割り切ってるけど、

 あの終わり方は消化不良もいいとこだな…。」

「本当マリアンヌにやられたのか、グロールが

 ポンコツなのか…。」

「まあまあ、そう言いながら、さっきまでここの

 死人部屋で楽しそうにしてたじゃない?」

「まあ、俺等も死人部屋は楽しいからな?」

「死んでからが本番な?」

「はは、まあ、それはそれとして、グロールが盛大に

 勘違いして、感情移入の最大値が振り切れまくって

 るから、この先どうなるんだろうな?」

「どうなるんだろうねー?」

「「 本当になあ? 」」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ