表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/47

選ぶ道

相変わらず見切り発車です。

どうしたものか。

1.のダンジョンを弱体0.8はかなり有用だろう。

低中LVではどうということも無いが、高LVになるとダンジョンの

難易度は跳ね上がる。それを直接弱体できる。しかも、0.8倍だ。

そして、LV10で上がったということはLV20でスキルのLVが上がる

可能性が高い。これを持っているだけでおそらくSランクの冒険者から

お呼びがかかるだろう。Sランクからお呼びがかかれば、LVもサクサク

上がってダンジョンスキルも上がっていくだろう。

結構な壊れスキルだと思う。


一方、2.のダンジョン生成ってなんだろう?っても、ダンジョン生成は

ダンジョン生成だよな。それ以外無いよな。


最大の問題はどちらかしか選べないということか。

1.を選べば人生安泰だろう。しかし、ダンジョン生成って夢がある。

俺は仮にも冒険者!夢を追いかけなくて何を追いかけると言うのだろう。


いつもの俺なら間違いなく1.を選んだと思う。

しかし、パーティーを追放されて間も無い俺は少し自暴自棄に

なっていた。


「よし!ダンジョン生成に決めた!」


2.を選択を確認しました

1.を破棄します


アンク

 LV10

スキル:ダンジョン生成

  称号:ダンジョンを作りし魔王


「は?作りし魔王?」

え?何これやばくない?

体中から変な汗がでる。

「やっちゃったか、、、。」

「人類の敵になってしまった。死のう、、。」


いやまて、冥土に行く前にダンジョン位作ってみるか。

えーと、もうここでいいや。場所はもろ街の門の前。

どうせこのあと死んじゃう予定だし、俺の知ったこっちゃない。


俺はダンジョン生成を発現する。

すると大きな門が現れた。

そして、何も起こらない。

「え?これで終わり?取り敢えず入ってみるか。」


門を入るとスキルメッセージが頭の中に流れてきた。


万能感知を発動します

森羅万象が発動します

ダンジョン1階層生成

オート迷宮作成

モンスター生成が出来るようになりました

モンスター消去が出来るようになりました

モンスター配置が出来るようになりました

ダンジョン1階層クリア条件を設定出来ます

宝箱を設置出来ます

宝箱の中身を設定出来ます

罠を設置出来ます


なるほど、まさしくダンジョンを作れるわけだ。

そして、万能感知により俺が作ったダンジョンの中の様子が手に

取るように分かる。


「これは面白いかもしれない」


どどど、どうしよう。まずはオート迷宮作成。これで自動的に

迷路が出来上がっている。とりあえず、50メートル四方にしてみよう。

そして、モンスター作成を見てみる。


モンスター作成:1.スライム

        2.スライム3体によるパーティ

        3.スライム6体によるパーティ


「おお!モンスターを作成できる!」


取り敢えずスライム1体を作成。

俺の目の前にスライムが現れる。大人しい、、。おれはダンジョンの

主だから襲われないのだろう。触ってみよう。さわさわ。

「カワイイ、、。スライムがこんなに可愛かったとは。

 そうだ名前をつけよう。お前は今日からスランだ。」

「キュー!」

「あはは。カワイイ奴め。じゃあお前の配置はここな」

「キュキュー!」

よし!そじゃあ、スライムパーティーも作って適当に配置しとくか。


次にクリア条件はスライムの殲滅として。ん?待てよ。ってことは

スランはどうなる?すると森羅万象が発動した。

倒されても5分後に自動復活か。安心だ。しかし、延々と倒される

のは苦痛ではないか?

「スランすまん。お前には消えてもらう。」

「キュー?」

「く?!俺が名前をつけたばかりに自我を芽生えさせてしまって

 すまん。さらばだ。」

「キュー、、。」

スランが消えていく。すまんスランお前のことは忘れない。


俺は涙を拭いた。

「次行くか!」

強引だが次に進めよう。


宝箱を設置か。中身は何にしよう。


宝箱の中身設定:A.1000デラ(パーティメンバーそれぞれに)

        B.1000経験値獲得パーティメンバーそれぞれに

        C.星降る剣/稀に3回攻撃(パーティで1個)

        A.B.C.の中からランダム


結構豪華だな。適当にランダムにしよう。あと30分に1個出現に

してみよう。


あとは罠だが、まだ1階層だから無しにして。


こんなものか。


スキルメッセージより連絡します。


1組のパーティーがダンジョンに入ろうとしています。

なお、魔王様の姿はあちらから見えません。管制室に移動しますか?


YESだ。


ブーン。


ここが管制室か。なんか宿屋と一緒だな。

とりあえず、パーティーのお手並み拝見といくか。

あと、門の前に立て札立てとこう。

ようこそダンジョン(作成途中)へ!でいいや。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ