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姪に色ボケした権力持ちロリコン老害とか産廃以下な件(2回目)




「か、解雇ですと!!」

「何を驚いているんだ貴様は?当たり前だろう?

そもそもお前のようなゴミクズが今までその椅子に座っていたことが問題だ」



やあ。

本日は生徒ではなく、王族として学園長室に来ている…というか突入してるエルグランドだよ



ポンコツ父上を俺と兄上とアリネーラ様でせっついて書かせた一連の書状をクソ老害に叩きつけたところです



ティナとソフィー、その後ろには近衛騎士も20名程引き連れてますがね…東京地検特捜部だ!なんつって(笑)



どっちみちクビは決定なんだけど、ムサシさんの事前調査で叩けば埃出るのが判明したからガサ入れも一応やっとくってわけですわ

プリシラに貢ぐために横領とかマジでこのクソ老害はこの国にとって害悪でしかねぇ



「な、納得できませぬ!!」



「…はぁ?

何が、納得、出来んのだ」



「儂はっ!解雇されるようなことはしておらんっ!!こんなの横暴だっ!!」



なんだこいつ…いい加減イラつくわ





「貴様は明らかに学園を私物化している!!

しかもなんだ、青臭い平等を謳っているにも関わらず、貴族令嬢より場末の娼婦がお似合いな貴様の薄汚い姪はやりたい放題で、平民の少女を見下して脅しても貴様は叱責ひとつしないではないか!



あのような愚か者を野放しなのだぞ?管理責任を問われるのは当然であろう!!




特に今年の新入生には将来の国王である兄上や外交上慎重な扱いが求められるジナイーダ様も留学しているのだぞ!

それなのに自分達の責任と義務も理解せず、あのようなクソ女を野放しにするような経営陣は不要だ!!」



「…そ、そんな言い方…!!」




「…正直なところ、我が国は人柄の審査をする仕組みというものが他国に比べてかなり劣っているのが現状ですの


このことをエル様をはじめ王太子であるクリストファー様、王宮の皆様は改善を強く推し進める方針で一致していますわ



他の国であればエミリー男爵令嬢やプリシラ伯爵令嬢のような方はそもそも学園に絶対に入学できませんもの」




「…ぐぬ…」



「学園の独自性が強く、治外法権気味である理由は何だったか?」



「それは!

以前有力者の子息が特権クラブを作って私法を敷き学園が崩壊しかけたからです!殿下もご存知の筈です!!」



はい秘書ババア正解な



「そうであったな



…で?

貴様らの現状はその阿呆共と何も変わりないのが何故わからん!!

私物化しているのは貴様らも一緒であろうが!!



王家(我々)が推し進める改革というのは、公平性と公共性を最大限尊重する組織に改革することであって特権クラブ時代に戻すなどと誰も言っていないのだが?」




サーッと顔色が無くなる馬鹿二人



いや自覚無いんかい!!

まー特権クラブ時代の反動で自分達が正義みたいに思い込んでたんだろうよ




あ、因みに新しい経営陣の青写真はもう出来てるんだなこれが

アリネーラ様マジで有能過ぎるわ。それと母上の実家の系列からも何人か来るようだ



思えば学園の気風が身の程知らずビッチが社交界に放たれる温床になってるのは間違いないから元から絶たなきゃなあ?




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