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娘をダメにするスライム  作者: 紅花翁草
23/41

フルララ、祭りを楽しむ。

 んぅ~?


 私は体が揺れる感覚で目を覚ましました。


「ふるららぁ、おきてぇ~。おまつりぃ~」

 リリアナちゃんが、私に抱き付きながら揺すっていました。

「リリアナちゃん、おはよう。うん! お祭りだね。」

 私はリリアナちゃんを抱き寄せて、ディムさんの上で上半身を起こします。

 今日はスッキリとした目覚めです。


《二人とも早いな。》

「ん! パパ、おはよ! おまつり!」

「ディムさん、おはようございます。」

 ディムさんの言葉で、私は時計の針を確認しました。

「えっ? 朝の6時?」 

《ああ、よく寝れたのか?》

「ねれたぁー!」

「はい。気分良く、目が覚めました。」

《そうか。ナトレーを起こすにはまだ早いからな。この部屋で静かにしているんだぞ。

 フルララは紅茶で、リリアナはジュースで良いか?》

「はい。」「ミカンがいぃ。」


 私とリリアナちゃんは、ディムさんから降りて着替えを始めます。

 ディムさんはソファテーブルで紅茶とジュースを作り始めました。 


 リリアナちゃんの着替えを手伝ってソファに座ると、丁度良く蒸らされた紅茶がカップに注がれ、リリアナちゃんの前には、絞りたてのミカンジュースが置かれました。


 ディムさんって、こういう些細な事でも手際がいいのですよね。


 ソファに座って、嬉しそうにジュースを飲むリリアナちゃん。

 私は蜂蜜をたっぷりと入れてかき混ぜ中です。


《朝食まで時間があるから、お腹が空いているならお菓子を少しだけ食べてもいいぞ。》

 ディムさんが、ティータイム時にいつも出しているお菓子を詰め込んだ皿をテーブルに出しました。

「ん。たべる。フルララもたべる?」

「はい。わたしも食べますよ。」

「ん! じゃあこれ!」

 自分が掴んでいたクッキーを私に渡してくれるリリアナちゃんに、私は口を開けてみました。

「あー。」

「… … ん!」

 ちょっと驚いた顔を見せたリリアナちゃんでしたが、私の口にクッキーを入れてくれました。

 もぐもぐと、食べ終わるのをジッと見るリリアナちゃんに、私は笑顔を返します。

「ふふっ、リリアナちゃんありがとう。」


「パパにもぉ!」

 そう言って、今度は上手にクッキーを摘んで、対面に座っているディムさんに突き付けるように手を伸ばしました。

《そうか。ありがとな、リリアナ》

 ちゃんとテーブルの上に移動して、口になっている所にクッキーを入れて貰っているディムさん。


 微笑ましいです。


《サーカスは10時からだからな。二人とも、今からその調子だと疲れてしまうぞ。》

「大丈夫ですよ、ディムさん。ねっ、リリアナちゃん。」

「ん! だいじょうぶ。リリアナげんきいっぱい!」

《ならいいが。今日は、良い天気になりそうだ。》

 ディムさんが重力魔術でカーテンを開けて、朝日が差し込む窓の外を、私とリリアナちゃんはソファから眺めました。



 朝食を済ませて、今日は家族全員で出掛けます。

 ルヴィア様も一緒に出掛けるのは、この街に来てから初めてのことでした。

 そして、最初に向かうのはメルヴィール書店です。


「アンジェちゃん達と一緒に行けて良かったね。」

「ん! いっしょがたのしい。」


「リリアナァ~!」

 書店前で私達を待っていたのはアンジェちゃんとティエスちゃんの二人。

 どうやらドアを開けたまま店先に出て、私達を来るのを待っていたようで、アンジェちゃんの声の後にルーテアさんとリオラさんが出てきました。


「今日はご招待頂き、ありがとうございます。娘達が大変喜んでいまして、いつもより騒がしくなると思いますが、どうぞよろしくお願いします。」

 深く頭を下げようとするルーテアさんに、お母様が手を差し出します。

「それは子供達の特権ですからね。気にすることは何もありませんよ。ですけど、子供達が私達以外に迷惑を掛けないように見守って、今日は一緒に楽しみましょう。」


「私も見てますからね。大丈夫です。」

「子供達の中には、フルララも含まれているのですけどね。」

 そう口に出したお母様が、私を見て微笑んでいました。

「そんな! 私は、はしゃいだりとかしません。」

 そんな私とお母様の会話に、ルーテアさん達は笑みを溢していました。

 アンジェちゃんとティエスちゃんも一緒になって笑ってます。


 お母様の事は、私の母で、リリアナちゃんの伯母という話になりました。

 なので、私とリリアナちゃんは従姉妹ってことになります。

 祖母のルヴィア様が、冒険者を雇ってのトレジャーハンターでこの街に来る事になったので、私とリリアナちゃんが一緒に付いて来て、お母様が遅れて合流した。ということになったのです。



 商店街には小さな屋台が店先に並び、まだ初日だというのに結構な数の人達が歩いています。

 サーカステントがある広場までの道程は、商店街を抜けて坂を上った先にあって、ここ最近は毎日通った道です。


「リリアナちゃん! いってらっしゃい。」

「良い天気になって良かったわね。サーカス楽しんできてね。」

「美味しく出来てるから、また後で食べに来てね。」

「皆で行けて、良かったわね。」

 商店街の人々から、声を掛けられるリリアナちゃんは、その都度、「ん!」っと挨拶を返していきます。


 既に、サーカスを楽しみしている事は周知されているリリアナちゃんと私。

 帰りに商店街の屋台に顔を出すことも約束しているから、他の通行人に向けた商売挨拶などは一切ありません。


 商店街を抜けて住宅街の通りに入ると、今度は立ち並ぶ屋台から威勢の良い掛け声が聞こえてきます。

 ここの屋台は、商業ギルドが担当する地区だということで、呼び込みの声に力が入っているみたいです。

 そんな中を、リリアナちゃん達は見向きもせずに目的地を真っ直ぐに目指します。

 その姿から、サーカステントの中に早く入ってみたいという強い気持ちが溢れているのが見て取れました。

 もちろん、私もその一人なんですけどね。


 私達の後ろで、ルーテアさんの声が聞こえました。

「リリアナちゃんって、商店街の皆さんに慕われているのですね。ちょっとビックリしました。」

 ルーテアさんの優しい微笑みがリリアナちゃんに向けられています。

「商店街に毎日通ってますからね。それに、リリアナちゃんの笑顔には勝てませんから。」

 お母様の言葉に、私は心の中で頷きました。


 リリアナちゃんの笑顔は最強です。



 坂を上がると、色とりどりの布で飾られたサーカステントの前で、変わった服装の人達が沢山いました。

「フルララぁ、あれなに?」

「なんでしょうか? あれがサーカスの衣装なのかな?」

 リリアナちゃんと私が首を傾げていると、アンジェちゃんが「うん。そう!」と、笑顔で答えてくれました。

 アンジェちゃんはお爺さんと毎年見に来ていたので、私達の中では一番の物知りです。

 ティエスちゃんはまだ幼くてルーテアさんとお留守番だったので、リリアナちゃんと同じく今日が初めて。

 リオラさんは、冒険者の仕事でサーカスを見るのは数年ぶりなのだと。

 なのでアンジェちゃん達も、初めて家族揃ってのサーカス観覧なのでした。



 サーカステントの入り口に向かうと、ロチアさんが私達に手を振っていました。

「皆さ~ん。お待ちしていました。今から皆様を席までご案内いたしますが、宜しいでしょうか?。」

 私とリリアナちゃんが先頭だったので、私は後ろを振り返ると、お母様達から無言の頷きを向けられました。

「はい、お願いします。」

「では、チケットをこちらの受付にお渡し下さい。」


 受付嬢にチケットを渡した後、ロチアさんがサーカステントの入り口へと案内してくれて、通路の段差や暗さなどの注意事項を教えてくれました。

 それから、指定の席に向かう間も売店のお勧め商品や、開演中のマナーや楽しみ方などを、一生懸命に話してくれました。


 客席の後方に位置する予約席は舞台から少し離れてはいましたけど、視界を遮る物が無く、全体を観るのに丁度良い場所で、椅子も他と違って座り心地の良い一人掛けのソファになっていました。

 横4列に縦3列の12席の一番前の列は、当然子供達の席になります。

 

 まあ、私は子供じゃないですから後ろでも良かったのですけどね。

 リリアナちゃんの面倒を見るなら隣が良いですし、丁度1席空いてましたからね。

 ディムさんとお母様達からも、頼まれましたから。


「フルララぁ~もうすぐ? もうすぐはじまる?」

「えっと…あと10分くらいだから、もうちょっとかな。」

「ん! わかったぁ!」

 目をキラキラさせて、舞台をジッと見るリリアナちゃんでした。



 カラン♪ カラン♪ カラン♪


 鈴を鳴らしながら舞台現れたのは、奇抜で可愛くも見える服を着ているピエロさん。

 それは、絵本から飛び出してきたかのようでした。

「さあ、始まるよ? 始まりだよ? 僕はこのサーカス団で一番偉いんだよ?

 だから始めるよ? いいかい? これから面白いものを見せてあげるよぉ!」

 ピエロが両手を広げると、後ろの幕が上がり、綺麗な衣装を着た女性達と黒いスーツを着た男性達が、ワッと舞台に出てきました。

「うわぁ、あっあ!  それじゃあみんなぁ! また後でねぇ!  テリオットサーカス! 開演だよぉ!」


 心躍る音楽と共に始まったのはダンスでした。

 それは、女性が男性を台にして高く飛び上がりくるくると回ったり、男性の腕力で投げ飛ばされたり、受け止められたりと、目が回りそうです。


 それから、ゴムのような床を使って、さらに高くまで跳ね上がるダンサーさん達。

 テントの屋根まで届きそうな所まで跳んでいます。


「僕も混ぜてぇ~!」

 突如現れたピエロさんが、ダンサーさん達を押し退けるように邪魔を始めると、ダンサーさん達は飛び跳ねるピエロさんに向けてボールを投げ始めます。

 だけど当たりません。 

 跳んでいる最中なのに、体を捻って避けているのです。

「当たんないよぉ~! 君達まだまだだねぇ~!」

 ピエロさんの挑発に、男のダンサーさん達が床に飛び乗って一緒になって跳ね上がりますが、全然捕まりません。


 会場から湧き上がる笑い声。私もその一人になっていました。

「リリアナちゃん、楽しいね。」

 隣の席で、笑顔で楽しんでいるリリアナちゃん。だけど少し様子が変です。

 口が閉じたままで、笑い声が聞こえないのでした。


 あー! ディムさんと念話してる。

 私もディムさんと話がしたいのにー!


 でも一人用のソファから、コソコソと隣のリリアナちゃんの頭に話しかけるのは不自然なのです。

《どうしたフルララ?》 

 私の視線に気付いたディムさんからの念話ですが、私は返事をすることが出来ません。

 自然と頬が膨らんでしまいました。

《ああ、そうか。リリアナを膝の上に乗せたらどうだ?》 

《フルララぁ、こっち。》

 リリアナちゃんもディムさんとの会話が聞こえていたみたいで、ポンポンとソファを叩きました。


 私は無言で頷き、リリアナちゃんを膝の上に乗せて座りました。

「んふっ。リリアナちゃんありがとうね。」

「ん! いっしょにみるのがいい。」

《そうだな。》

 私はリリアナちゃんを優しく抱きしめると、帽子になっているディムさんに丁度、頬が触れるのです。

「ディムさんも、ありがとうございます。」

《なに。こっちの方が自然だと思ったからな。》


「いいなぁ~ ティエもママといっしょがいい。」

 リリアナちゃんの隣の席はティエスちゃんが座っていました。

「はい。一緒に見ましょうね。アンジェはパパと一緒に見る?」

 ティエスちゃんがソファから乗り出すように後ろへと顔を向けると、ルーテアさんが既に立ち上がっていました。

「うん。パパと見る。」

 アンジェちゃんの言葉にリオラさんは笑顔で頷き、二人は子供達を膝の上に乗せて見ることになりました。


「じゃあ、私は二人の横に座りますね。」

 そう言ったお母様が、私が座っていた席に座りました。


 嬉しそうな笑顔を見せるアンジェちゃんとディエスちゃん。それに、照れてはいるけど笑顔になっているリオラさん。

 お母様も楽しそうに笑っています。

「最初から、こうすれば良かったのかな?」

「そうかもしれませんが、一緒に見たいと思った後だからこそ、得られた気持ちもあるのですよ。」


 確かにそうです。

 今感じている幸せは、寂しいと感じた後に生まれた気持ちなのですから。


 それから休憩を挟んでの公演は12時まで続き、最後はピエロさんの檻からの脱出劇で幕を閉じました。

「みんなぁ~! 僕はまだまだ遊ぶから! また見に来てよねぇ~!」


 盛大な拍手で終わったサーカス公演。

 興奮が冷めないまま、余韻に浸るようにソファに座ったままの私。

 リリアナちゃんがピョンと膝から飛び降りると、ティエスちゃんとアンジェちゃんに駆け寄ります。

「ピエロさんすごかった。」

「うん。いっぱいにげてた。」

 楽しそうに笑顔を見せ合う3人の姿に、私はまた心が温かくなりました。



 サーカステントを出た私達は、商店街へと戻る道を歩き始めます。

 丁度昼時ということもあり、坂道にある屋台の前には沢山の人達が食事をしていました。

 『牙ウサギ』に『黒トカゲ』、『灰色ヤギ』に『針ヒツジ』など。

 掲げる看板メニューにはどれも、ダンジョンでしか獲れない魔獣の名が付いています。


 ディムさん曰く、ほとんどの魔物や魔獣の肉は臭くて美味しくないとのこと。

 まあ、多少の臭みが出る程度なので、香草などで臭みを取ったり濃い味付けをすれば美味しく食べれますが、それなら普通の獣や食用肉を食べた方が美味しいだろうという話になり、

 その事をルーテアさんに尋ねると、「もちろんです。」という言葉が返ってきました。

 魔獣の独特な匂いと味が好みだという人もいるけど、肉本来の味や塩胡椒などでの食べ方には不向きで、毎日食べるような物ではないとの話まで聞けました。


 魔獣の中には、岩鳥のように食用肉よりも美味しいものもいますが、揃って捕まえるのが難しい魔獣だそうで、更にダンジョンで生きたまま捕獲して運ぶ事も含まれるので、高級食材として取引されていました。


 並んでいる屋台はあくまでも、クラリムの祭りの企画として、ダンジョン産の食材を安く食べて貰うという趣旨で行っているので、観光客の方達の会話も、そういう話で盛り上がっているのが聞こえていました。



 私達は、商店街の人達が出している屋台を順番に回ります。

 もちろんダンジョン産の食材を使っていますが、普段売られていな料理が並んでいるのです。

「サーカスは楽しかったかい。」

「はいこれ。皆さんで食べてください。」

「焼きたてだから気をつけてね。」

「ナトレーさんに教わった料理、大好評ですよ。」

「うちは、揚げ香草とダンジョンフルーツのミックスジュースだよ。」

 商店街の人達から次々に渡される料理を、私達は受け取ります。

 食べ歩きが出来るように工夫されている料理が殆どですが、

 小さな荷馬車などが普段通る幅4メートル程の商店街の道に、木のテーブルと椅子が並んでいるので、私達はそこに座って食事をすることにしました。


「ふぅ、ふう。ふぅー!」

 出来たてで少し熱い串揚げを、リリアナちゃんは上手に冷ましながら、頬張るように食べています。 私も串揚げから食べてみました。

「はふっ。 あっふ。」

 サクっとした衣に、ふんわりした挽肉と肉汁が口の中に広がりました。

「美味しい。」

 自然に笑顔が零れる美味しさです。

 そして私は、次々にと料理に手を伸ばしたのでした。


 

 楽しそうに食べるリリアナちゃんやお母様達の笑顔を見ながら、賑やかな雑音が聞こえる商店街の中で食べる昼食は、想像以上に楽しい食事になりました。

「今日はサーカス観賞にお付き合いくださいましてありがとうございました。」

 私はルヴィア家の代表としてのお礼の言葉を伝えます。

「こちらこそ、誘って頂いてありがとうございます。娘達も喜んでいましたし、今日の姿を見ても、楽しかったのが伝わってきましたから。」

 私達に一礼を返すルーテアさん。


 この後、ルーテアさん達はクラリムを横断する大通りの商店や、大道芸を見て回ると言っていました。

 大通りは冒険者を相手にした商店や、旅行者を相手にした施設などが立ち並ぶ場所で、普段からあまり利用しない場所ではあります。

 それに、大通りの中心地には教会がありますからね。尚更です。

 なので、ルーテアさん達と一緒に大通りを散策すると、教会を避けることが出来ません。

 だから、私達は明日以降に散策することにしています。


「アンジェぇ、ティエスぅ、またねぇ。」

 満足した笑みで手を振るリリアナちゃんに、アンジェちゃんとティエスさんも、嬉しそうに手を振り返します。

 二人にとっても、親子皆での祭りは初めてなので、まだまだ元気です。


 私も、お母様と外で遊ぶなんてことは久しぶりな事だし、祭りを一緒に楽しむのなんて事は、勿論始めての事です。

 凄く楽しいと感じています。もっと見て回りたいと思う気持ちも確かにあります。

 でも、満足している自分もここに居ました。

  

「お母様、今日は楽しかったです。」

「私もですよ。こうやって隣を歩いていることだけでも、幸せなことですからね。」


 そっか、祭りだから楽しかったんじゃないんだ。

 今が楽しくて、私は満足しているんだ。


「リリアナもたのしい!」

 アンジェちゃん達を見送ったリリアナちゃんが振り向き、私の手をギュッと握りました。

「うん。楽しいね。」


 手に伝わる温もりで心が温かくなるのを感じながら、私はリリアナちゃんと手を繋いで、屋敷へと歩き始めました。

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