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救援
目を開けると目の前には、
黒い犬の仮面を被っている男がいた。
「大丈夫か?」
「へ、は、大丈夫です 、、」
あまりの事に呂律が回らない。
「お前怪我してるぞ。血が吹き出てる」男が足元を指差す。
「え、、」
足元を見るとそこには血の水溜まりがあった。
「このままだと死ぬね。大量出血で。」
冷静な声で喋る。
血を見慣れているのか凄く落ち着いている。
「助けてほしい?」
男が目を見開いて訪ねてくる。
「は、はい。助けてください。」
声が震えて視界が曇ってみえる。
「わかった。じゃあ名前は?」
「金月 レイ です。」
「OK じゃあ いくよ レイ」
「はい」
すると犬の仮面の男はレイをお姫様抱っこして
空に高く跳んだ。
「ど、何処に行くんですか」
「ん?あぁ、家だよ。そこに俺の仲間もいる。」
男は木と木を飛び移りながらそう答えた―