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第1話 6つ子たちの町へようこそ

え〜・・・山本 幸です。この小説は、ブログで書いたものです。。。ちょっとバカらしい物語かもしれませんが、お付き合いください!

「コケコッコー」

朝だ。

ニワトリとともに、小野間町にある、一件の家からどなり声がする。

おそらく、鈴木一家だろう。

「てめぇ春乃!!クドがあさめし待ってんぞ!!」

「はぁ?!早太がやればいいじゃん。」

「うっさいわよ!!ていうかあとの4人は?!」

母が二人の会話に口を鋏む。今話していたのは、6つ子早太と春乃。

「起こしてきてよ。お母の仕事っしょ?」

「はいはーい・・・」

母は春乃に言われ、二階へ向かった。

二階には、二つの部屋がある。女子部屋と男子部屋だ。鈴木家の子供は6つ子である。

男3人、女3人の3・3兄弟だ。

まず母は男子部屋へ入った。

あいかわらず、汚い。

漫画は出しっぱなし。ゲームのカセットはそこらへんにぶんながっている。

「おきなさい!もう6時よ!!こら、優人、圭太!」

母は二人のかぶっている毛布をバサっと上にあげ、二人に言った。

二人は眠そうに下に向かっていった。母はそれを見届けると、今度は女子部屋に行った。

また母は

「夏目!!明!!おきなさい!と二人に言うと、布団をバサっとあげた。

明は、

「うっさいなぁ・・・」

と頭をかき、夏目とグチグチいいながら下へ向かっていった。




時間は6時45分。そろそろ行かなければいけない時間だ。

「すぁーいしょぉーはぐー、じゃんけんポンっ!!」

6つ子の登校中の日課、かばん持ちゲーム。

じゃんけんで負けた者が、決まった場所まで全員のかばんを持つ。

単純なゲームだ。

でも、6つ子にとっては、とても楽しい時間なのだ。

「やべぇ!!時間が!!遅れるぞ!!」

「のわぁぁぁ!!」

そう言って結局、ダッシュで学校に向かうのだ。



キーンコーンカーンコーン・・・

ガラッ

「ギリギリセーフ!!」

8時のチャイムがなっていた。

いつもいつもこう、ギリギリで学校に登校する。

「今日もかよ〜」

みんながいっている。

「はーい。せき座れ〜」

ガタっ

それぞれの席に座った。

6年1組。というか1組しかない・・

6年の担任・肝島 鰻(26歳

通称・ズリパン先公。

なんでズリパン先公かというと、いっつもズリパンになっているからだ。

みんなは思っていた。ちびのくせに、でっかいズボンはくから・・・

「今日はな、作文コンクールを出すひとを決める。」

はぁぁぁぁぁぁぁぁ?!

6つ子はいった。

みんなもいった。

「はい。私、立候補します。」

名乗り出たのは、6年の委員長・佐藤あかりだ。

「ありがとう。だが、あと一人!!」

ズリパン教師はそういいながら、優人を見つめている。

おいおいおいおいおいおいおい!!!!

6つ子は全員でそう思っていた。

なぜかというと、6つ子のだれが選ばれれば、必ず6つこ全員の作品になる。ということは、手伝わなければ、いけないからだ。

なるな!優人!なるな!なるな!(続

「えっとでは、早太くんお願いします!」

おい・・・おいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい

ちょっと待て。優人じゃないけど・・・早太じゃん!

うそぉぉぉぉ〜

ふざけんなよ!このズリパン教師!

ガっと前にでた。そういってのは夏目だ。

ズリパンって・・・

ズリパン教師は泣きながら、職員室に去った。

オーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ

ズリパン・・・教師・・・

こうして早太の作文を手伝うことになった・・・




色々な言葉をぐちりながら、6つ子は家へ帰宅した。

「ふざけんなよ〜こんのぉ〜早太ぁ〜」

春乃はにらんだ。

まあ他のやつらも同意権。

「さっそく帰ってからやるぞ!!諸君!!」

「一人でやれ!」

5人声がハモる。

「っちょっとまってよぉ〜いちおお兄ちゃんなんだから、手伝ってくれたって・・・」

「お兄ちゃんは大きいんだから、一人でやろー♪」

「そうそう♪さあ野球やりいこー」

早太は5人に手をのばした。

だが、気にするものは誰一人、いなかった。

「おーい・・・」

早太は、一人で家に帰っていった。






「ただいまー」

6時すぎ、優人たちは帰宅した。

「ちょっと!!早太が・・・!!」

ドタドタと怪獣みたいな足音たててきたのは母だった。

「どーしたのぉー?」

春乃が疲れた声で言った。

「あんたたちが手伝わないから・・・」

「何?」

「いいから早くいってよ!!」

そういって母は優人たちを二階への階段へ押し上げた。

「何が起きてんだよ・・・」

なんかめんどくさいオーラが男子部屋から漂ってくる。

キイ・・・・・


「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

一番最初に入った、圭太が大声をあげた。

「何?!なにがあった?」

明が圭太に聞いた。

「早太が・・・・」

バタ

圭太は倒れた。







おい?





なにが起きてんだ?オレ様の部屋で・・・・

ドカッ


春乃が優人をけった。

「はい。スミマセン・・・」

優人は謝った。

それより早太が気になる。



コンコン

母がドアをたたいた。

「は〜い」

そう返事したのは、春乃だ。

なぜ、男子部屋で春乃が返事をしているのだ・・・?

「ありがとう!!皆の集!!」

早太がニコニコと机のまえで笑っている。

べシン!!

いい音がする。

「馬鹿早太!!!」

そういったのは夏目。

「えっと、僕の夏休みは、僕のペットクドのえさやりをしました。おわり。」

声にだしながら作文用紙に書いているのは春乃。

「お〜い5まいですけど!!1まいもかいてないじゃん。てか春乃の作文じゃん!!」

「なに突っ込みしてんだゴラァ・・・うちらだましやがって!!」

「あれはさ、手伝ってくれると思って。」

早太がニコニコしていった。

「死んだふりじゃなくて、死ねばよかったのにぃ〜」

影でそうつぶやいている明が怖い。

「わら人形つくってるし!!」

優人がつっこんだ。

「はいはい。みんなでやればいいじゃない。」

と母が優人の肩をたたいた。

「そうだよ!みんなでやろうよ!!」

「んでうちらが手伝わなきゃいけないの?!」

夏目がぶちきれた。

「そうだよ!んでうちらが!!」

明もぶちきれた。

「ざけんなよゴラァ!」

春乃もぶちきれた。

「いいかげんにしろよ!」

優人もぶちきれた。

「だって・・・」

早太は弱まった。

「もうこれでいいじゃん!」

春乃がササッと書き加えた。

『僕はかけません。』

「よしっこれでいいべ!!」

「うっし!今回はいいべぇ〜!」

6つ子は部屋をでた。

パチン

テレビをつけた。

「まだやってたよ〜エン神!!」

「ねぇ春乃〜小島よしおのまねして!」

夏目が満面の笑みでいった。

春乃はきっぱり

「無理。」

といった。

「え〜突然ですが、ニュースです。満月学校で殺人がおこりました!!」








は?






殺人だって?!






まじ?






全員が心の中で言った。










元気な6つ子たちの応援を、どうぞよろしくお願いします。次回はどんなことが待っているのか、期待してくれたらうれしいです!!

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