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ちぇんじ☆めもりー  作者: 花*.
4/5

3.先生に頼みごとされました

久しぶりの投稿です!なかなか書けず・・・・遅くなってすみませんでした!

キーンコーンカーンコーン・・・・・


「気を付け、礼!」『ありがとうございました!』


よっし!今日もこれにて終了でーす!今日も頑張ったぁ!!


「由菜ー!!行こっ!早くっ!!」


「はーい、ちょっと待ってー!」


いつも帰るときは私が由菜を待たせちゃってるけど、今日は特 別なんです!


なんと!!

今日、私、坂田伊織は、人生初もんじゃを食べるのです!


今日は楽しみすぎて時間がいつもの2倍は長く感じられまし た・・・・・


フフッ・・・でも、それももう終わり・・・いよいよ、いよいよです! 今大人気の明太チーズもんじゃを食べるのです!!さぁ、売り切れになる前に行かなくてはっ!


「いざ、しゅっぱー ・・「おい、坂田!」


・・・・・げっ!山本先生・・・・

時間ないのにー!


「・・・どうしたんですか?山本先生、何かありました?」 「はは、そう怒るなよ、いやちょっと頼みたいことがあるんだ。」


そう言う山本先生の手には、そこそこ大きめの段ボールが。

中にはぎっしり問題集が入っている。

・・・これってまさか・・・


「坂田にはこれを運んで欲しいんだ。」


やっぱりー!!!だと思いましたよ!


「どこまでですか?」

「第1理科室までかな?」


はっ?え?ウソでしょ・・・?


うちの学校は、校舎が3棟あって、第1校舎、第2、第3とある。

私が今いる教室は、第3校舎3階なのだが、第1理科室は、第1校舎1階にあるのだ。つまり、ここからかなりの距離ある。なかなかに広い学校なので、普通に歩いても10分はかかるのだ。それにこの重たそうな問題集を持って歩くなんて・・・・20分はかるーくかかるだろう。


「なんで私がそんなことしなきゃいけないんですか!?

理科の教科係もいるはずですよね?」


私の明太チーズもんじゃがなくなってしまう!絶対やりたくない!


「・・・なぜ、と言われてもなぁ。まぁ、お前がそこにいたから?」


なんだ、その理由。


「とっ、とにかくイヤです!!私は急いで帰らないといけないんです!」


すると、山本先生は、

「いつも・・・理科室貸してあげているのは誰だっけ・・?」

とにやりとしながら言った。


・・・・そうでした・・・いつでも実験がしたくなる私は、先生に頼んで理科室を貸してもらっているんでした・・・

くぅ、これでは何も言えない・・・・

卑怯なっ・・・!


「分かりました・・・・持っていきます・・・・」


はぁ・・・・私の明太チーズもんじゃ・・・・・


「仕方ないけど、今日はもう諦めるしかないわね。アレ人気だから、もう売り切れちゃうだろうし。」


「ごめんねー、由菜も楽しみにしてたのに・・・」


私も由菜も楽しみにしてた、愛しのもんじゃ。

あぁ、食べられないだなんて・・・・・


くぅぅぅ!コレも山本先生、いやもう山本でいい、山本のせいだ!



【呪ってやるぅー!!】



私は歩いてゆく山本の後ろ姿をにらみ続けるのだった。

今日はあと1回くらいは投稿できるとおもいます!良かったらまた読んでやってくださいませ┏●

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