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第四話「ちきゅう」


 さて、私は宇宙を完成させて満足を覚えた

 綺麗に輝く星たちと

 独特な形、色をしている惑星たち

 そして流れるような鮮やかな色


 文句はなかった

 私が見たかった世界だ


 しかし、次第に私はその世界に飽きが来るようになった

 でも世界の出来に満足はしていた


 どうしようか考えた

 すると私の頭の中に突然映像が流れてきた


 そうだ私が見たいのはこれだけじゃなかった


 有の世界には無の世界にない様々な物がある

 私の頭の中に浮かんだ形たち

 それは後に”にんげん”と呼ばれる

 私が見たいのは人間の幸せな”かたち”


 早速私は作業に取り掛かった

 映像に浮かんだ通りに意識する

 海は青かった


 そこで私は一つの惑星に目を付けた

 青く塗られた惑星だ

 この惑星を人間が暮らせるようにしなければならない


 そのためには私が人間に近くならないといけない

 私は自分を人間として作り上げる

 手、足、顔などの体

 それに内蔵など

 私は自分を人間に置き換えた


 しばらくすると腹が減った

 そこで私はある食べ物を作った

 それは後に”りんご”と呼ばれる


 そして私は喉が渇いた

 そこである飲み物を作った

 それは後に”みず”と呼ばれる


「よし、これだけあれば生きていけるだろう」


 そして私は人間が暮らせる環境を作ることにした

 だがその前に

 人間が私に反逆してくることがないよう

 青い惑星に重力というものを作った

 これで人間は私へ近づくことが出来なくなる

 そして私は陸を作った

 理由はその方が見栄えが良かったからだ

 


 そして私は他の人間を作ることにした

 しかし作るのが大変だった

 そこであるシステムを改築した

 人間を男と女に分けて生殖行為が出来るシステム

 そうすれば人間は自然と増えていく

 そう踏んだのだ


 人間を作ってる合間に私は青い惑星にいろいろ配置した

 まずは木を配置しそれに無数のりんごをならせた

 生活にも困らないよう家や日用品も作った

 そして人間が喜ぶよう鳥などの動物たちを無数に配置した

 動物はなぜか作るのが簡単だった

 

 その惑星は後に”ちきゅう”と呼ばれる

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