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英雄と《強欲》の司教①

カロンが《憤怒》とコルディアを没落させようとしていた頃。《強欲》のエメラダとレオニスは隔壁都市バイエルに来ていた。


「姉さん、こんなとこ早く滅ぼして帰ろうよ」


「たしかに、ここはつまんないしね」都市に着いた司教は準備を始める。


放送するための器具を手に入れるために都市の中央にある建物を奪うことにした。


「ボクは街中で攻撃してるから放送は姉さんがやって」


「分かったわ」姉にそう伝えるとレオニスは建物から出ていった。


さて、私たちの戦いを始めよう。


『はじめまして。楽しく生きてますかァ?今日で皆さんの人生は終わりでェす。命日。最後の晩餐。後悔しないようにィ、あと12時間生きててくださァい!アハハハハ』エメラダの不気味ともいえる笑い声が都市中に響き渡る。


「姉さん、いい趣味してるよ」建物の前でいたレオニスが姉を称えながら、攻撃態勢に入る。


「あの時の《剣聖》との戦いは刺激的だったなぁ」レオニスはあの日、剣聖にやられた時のことを思い出していた。


「封印だか分かんないけどあれは・・・ドキドキしたなぁ。でも、ボク達からすれば敵じゃない」


「始めるか」レオニスは都市を没落させるため住民に対して攻撃する。


しばらく攻撃をしているとある人間から「なんでこんなことが出来るんだよ」と言われる。


「なんで、か。そんなこと、ボクが知りたいよ」少年と討論しているとレオニスの目の前に火の玉のようなものが降ってきた。


「なんだ!?」


「悪いが君たちはもうここから出られない」


「また君か、《剣聖》」


「君は前に倒したと思っていたんだがどういうカラクリだい?」


「君は、バカなのかな。そんなこと、教えるわけないでしょ?」


「それもそうか。でも、ここで打たせてもらう。ぼくの守りたい者のために」手持ちの聖剣で戦うことにする《剣聖》。


「君だけでボク達に勝てると思ってるなら甘く見られたものだよ」


「もちろん、もう1人の方にも刺客はいってるよ」剣を構えながらそう話す《剣聖》


《剣聖》と《強欲》レオニスの戦いが始まった。

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